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新庄カウントダウン

「不敗神話」崩壊、猛打賞も西武に連敗

h-sh-060504-1.jpg二塁へ滑り込んだ新庄は中島と接触し押しつぶされる(撮影・黒川智章)

<西武6-1日本ハム>◇5月3日◇札幌ドーム

 新庄の「不敗神話」が、また1つ崩れた。日本ハム新庄剛志外野手(34=SHINJO)が3安打で今季2度目の猛打賞も、西武に連敗した。札幌ドームで猛打賞を記録した試合はこれまで5戦全勝。日本ハム移籍後、他球場を含めても15勝3敗と驚異的な勝率を誇ってきた。その神通力でも不調の打線を目覚めさせることはなかった。チームは3連敗で、4月15日以来の借金生活に突入した。

 「新庄劇場」の幕が上がったのに…、団員は1人きりだった。新庄が2回1死からチーム初安打を中前へ、4回には二塁内野安打、7回にはフェンス直撃の中越え二塁打と、第3打席までに猛打賞と気を吐いた。だが、いずれも走者なし。後続の1本が出ず、本塁は遠かった。

 ダルビッシュを助けようと、守備でも必死だった。3回には2死一、二塁で右中間への西武和田の打球にダイビングキャッチにいった。着地時にグラブからこぼれたが、ヒルマン監督も「懸命な姿はチームにエネルギーを注入する」と絶賛するプレーだった。

 左ひざの打撲が完治せず、足を引きずるシーンもある。それでも快足を飛ばした。4回の内野安打では、相手失策に乗じ二塁に向かう途中、一塁塁審の柳田審判員と接触。審判を振り切って全力疾走した。偶然にも、襟付きシャツが問題になった4月30日のソフトバンク戦で、試合前に着用の可否を確認したのが、球審だった柳田審判員。「襟問題」も振り切るプレーも、勝利にはつながらなかった。

 日本ハム移籍後、猛打賞を記録した試合は15勝3敗。札幌ドームでは5戦全勝と負け知らずだった。この日、札幌ドーム初黒星に加え、19試合で初めてホームに生還できなかった。沈黙を続ける打線、新庄の神通力も効かなかった。

 引退表明後もナインを気遣ってきた。先月30日、慣れないバント練習で手のひらに痛みを感じていたダルビッシュに「クッションが付いていて、そんなに痛くないよ」と、新庄モデルの打撃用手袋をそっと手渡した。そんな気配りが選手からも愛される。「劇団ひとり」のままでは終われない。【上野耕太郎】

2006年05月04日付 紙面から

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