このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 野球 > プロ野球 > 新庄カウントダウン > 06'シーズン > 記事ページ



新庄カウントダウン

襟付きシャツが“敗訴”、審判部から却下

h-sh-060502-1.jpg4月30日のソフトバンク戦で襟付きのアンダーシャツで登場した新庄。惜しむ声もあったが1日限りで見納めになった(撮影・黒川智章)

 「SHINJOファッション」がダメ出しされた。4月30日のソフトバンク8回戦で日本ハム新庄剛志外野手(34)が着用した襟付きシャツが5月1日、パ・リーグ審判部から却下された。パ・リーグの前川審判部長が「マナーの問題」として今後の着用を認めないと判断し、日本ハム側に通達した。前日は、事前に着用許可を得て出場したが、試合中にソフトバンク王監督から異議が唱えられていた。思わぬ問題に発展したことで、珍しい「襟付きシャツ」はわずか1試合でお蔵入り? となった。

 許可を受けたはずが一転、ダメ出しとなってしまった。30日のソフトバンク戦、ユニホームの下に黒い襟付きシャツという、公式戦では「世界初」とも思われる装いで登場した余波が思わぬ形で新庄に降り掛かった。試合前に柳田球審に許可を取り、確認の上でのプレーだったが1日で「逆転敗訴」の判決が下った。

 前川審判部長はこの日、「映像などで確認したが、だれが見てもほかのチームメートと同一のものではない。各審判からも意見を聞いたところ『違和感ある』という答えだった。これを許可すると、いろいろなケースが出てくるので、これは駄目だと判断した」との見解を示した。今日2日にも審判団から新庄本人に説明するという。8日に行われるパ・リーグ理事会でも議題として提出される可能性もあったが「これは理事会に諮る問題ではない。あくまで審判部が判断するマナーの問題です」と結論付けた。

 前川部長からは、この日のうちに球団側にも連絡が入った。説明を受けた日本ハムの島田チーム統轄本部長は「昨日本人とも話し合って、もうやらないという方向になっています。今後、どうこうといった問題はありません」とコメントした。島田チーム統轄本部長が冗談で「ユニホーム、全員統一で襟付きにする?」と新庄本人に聞いたところ「いや、もういいです」と話していたという。球団関係者から「格好良かったんですけどね」と惜しむ声も上がった「襟付きファッション」は、1日限りで見納めとなった。

 新庄が「暴走」したわけではない。周到に手続きを取った。前日、柳田球審は「試合前に新庄選手から申し出があり、審判部長にも相談した。前川部長は『今後の検討材料にする』ということで、許可しました」と話していた。昨年7月の球宴で「FIGHTERS」ではなく「SHINJO」と書かれたユニホームで出場しようとしたが、審判団から待ったがかかったこともある。それだけに事前申請を怠らなかった。ただ、王監督が試合途中で「あれはいいのか? 確認したほうがいい」と審判団へ確認に動くなど、問題が広がった。

 ファッションにクレームが付くのも影響力があるからこそ。4月18日の突然の引退表明以降、9試合で打率3割1分3厘、10打点の4本塁打と調子も取り戻してきた。服装でこれだけ注目されるのもスーパースターの証しか。引退するその日まで、やはりこの男から目が離せない。【上野耕太郎】

2006年05月02日付 紙面から

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nikkansports.com/mt/mt-tb.cgi/4762


06'シーズンの最新記事

全記事バックナンバー



このページの先頭へ