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新庄カウントダウン

待望の今季第1号「オーストラリア打法」

h-sh-060406-1.jpg3回裏日本ハム2死一塁、左越え本塁打を放ち二塁を回る新庄(撮影・野上伸悟)

<日本ハム8-5ソフトバンク>◇4月5日◇東京ドーム

 待望の1発の感触は、本人のみぞ知る。日本ハム新庄剛志外野手(34=SHINJO)が、今季第1号本塁打を放った。ソフトバンク戦で3回2死一塁、カラスコからバックスクリーン左へ2ラン。開幕からの打順6番から、この日7番に降格した。悔しさ? うれしさ? の入り交じる第1号に、恒例の打法命名は「オレにしか分からないオーストラリア打法!」と解読不能にネーミングした。それでも、小笠原とのアベック弾で確実にチームを勢いに乗せた。

 目指した先は、はるかかなたのオーストラリア大陸だったのか。新庄の打球にようやく羽が生えた。東京ドームの空を優雅に遊覧飛行した。3回2死一塁、カウントは0-1。ソフトバンク・カラスコの真ん中やや内寄りに甘く入った136キロシュート。快音が出発の合図代わりだ。空中に描かれた放物線が、到着した先はバックスクリーン席の左だった。待望の今季1号。ようやく06年シーズンへ、新庄がテーク・オフした。

 開幕から出場9試合、35打席目での1発。本塁打時の恒例の打法命名は、なぜかトップシークレットだった。「オレにしか分からないオーストラリア打法!」。試合後の会見はなく、事情説明もなし。広報発表のこのネーミングのみと、謎に包まれたままだった。真意を知っているのは新庄本人だけ。打球だけでなく“オーストラリア”というキーワードからさまざまな仮説、憶測が飛び交った。

 ◆仮説1「新年の誓い」 今年1月にハワイでの自主トレを公開。その会見の中で正月をどのように過ごしたか-という問いに「オーストラリアに行っていました。日本と違って毎日がエキサイティングでした」と話した。今季への英気を養い、活躍を誓った思いが込められているか。

 ◆仮説2「ワニ革グラブ」 ワニ革で製作したグラブを練習用で使用している。主人公とワニが壮絶な戦いを繰り広げるハリウッド映画「クロコダイル・ダンディー」の舞台が、何とオーストラリア。ワニに感謝? の思いを込めてか。

 ◆仮説3「仲間との約束」 前夜、日本人の父とオーストラリア人の母を持つ守護神マイケルが8回に逆転3ランを浴び黒星。試合前に2人だけで約束をし、それを守ったのか。

 何はともあれミステリアスな1日は終わった。湿っていたバットは一気に開花宣言。この試合まで打率2割7厘だったが今季2度目のマルチ安打に初回には押し出し四球も選び、白星に貢献した。打順を7番に下げたヒルマン監督も「ボールがよく見えていた」と、ひとまずはホッというところ。新庄の1年間に及ぶ長い、長い旅は始まった。【高山通史】

2006年04月06日付 紙面から

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