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新庄カウントダウン

ハーレーで球場爆走パフォーマンス

h-sh-060326-1.jpg試合前のアトラクションでバイクに乗って登場する新庄(撮影・中村誠慈)

<日本ハム3-1楽天>◇3月25日◇札幌ドーム

 パフォーマンスでは圧勝したが、野球では…。日本ハム新庄剛志外野手(34=SHINJO)が、楽天野村監督との直接対決を不完全燃焼で終えた。予告通り試合前に、大型バイクのハーレー・ダビッドソンで球場を爆走して守備位置に就く、ビックリ仰天の演出で度肝を抜いた。だが肝心のバットでは1安打を放ったが、2併殺と「完敗」。注目の第1ラウンドは痛み分けだった。

 グラウンドが一瞬でサーキットになった。新庄が試合前から“本物”のエンジン全開だった。試合前セレモニー終了後。突如、球場の照明が落ちる。「センター 新庄」。コールが響き、いきなり右翼ライン際のフェンスが開く。何と3輪のバイクのアクセルをふかしながら、ごう音とともに飛び出してきた。右翼-本塁-左翼-とファウルゾーンを通り、ほぼ4分の3周して中堅へ。一塁ベンチで見ていた野村監督の前を、悠然と左手人さし指を立て爆走していった。

 正真正銘のサプライズだった。DHを含めほかスタメン9選手が、8台のハーレーのサイドカーに乗り込み次々と登場した。チームメートにもほとんど知らせず、いきなり実行に移した。昨年末に自分で企画し、球団側へ打診して許可を得た。前夜に選手ではたった1人でひそかに、球場を使って約1時間のリハーサルも行っていた。

 球場中の開幕ムードをあおるには十分だったが、プレーはちょっぴりオイル漏れか…。辛口な野村監督も「盛り上げてくれるのは結構なこと」と認めたが、本業のプレーはやや“エンスト”状態。2回無死一塁、8回1死一、二塁のチャンスでともに併殺打。6回に中前へ今季初安打は放った。だが阪神時代の99年9月30日広島戦以来、7年ぶりの1試合2併殺を喫してしまった。恩師の前でバットから爆音? いや快音は聞かれなかった。

 これで開幕前の儀式は終了。試合前のシートノック終了後には報道陣を避けて一塁側のベンチ裏へ出向き野村監督と“密会”。前日に話したように同監督が嫌う茶髪を黒く染め直してはいなかったが、しっかりとあいさつはした。04年の日本ハム入団時からの悲願だった、札幌ドームを満員にする夢もかなった。試合にも勝った。野球だけが試運転という状態だった。今日26日のノムさんとの第2ラウンド。新庄が気持ちを切り替えてトップギアに入れる。【高山通史】


2006年03月26日付 紙面から

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