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新庄カウントダウン

プロ入り初のオープン戦初打席初本塁打

h-sh-060303-1.jpg2回表日本ハム2死、新庄は左越えに本塁打を放ちスタンドを指さす(撮影・黒川智章)

<オープン戦:日本ハム4-2ソフトバンク>◇3月2日◇福岡ヤフードーム
 
 SHINJOが「プロ初」の豪快弾の離れ業だ。日本ハム新庄剛志外野手(34)がソフトバンク戦(福岡ヤフードーム)に6番中堅で先発出場。今季のオープン戦初打席で左越え本塁打を放った。オープン戦の初打席での本塁打は、安打も含めて日米プロ17年目で初。これで紅白戦2戦を含めて実戦では「3試合連続本塁打」と大爆発中だ。今季はパフォーマンスだけでなく、バットでも何かやりそうな予感が漂ってきた。

 野球はWBCだけじゃない。新庄が、日本プロ野球、球春間近を告げる号砲代わりの1発だ。今季オープン戦初打席。2回2死だった。カウント0-1、ソフトバンク新垣の甘く入った真ん中142キロ直球に反応する。ややすくい上げるようにバットに乗せた打球は、ガラガラの左翼席で弾む。シーズン中とは大違い、少し寂しい2万3930観衆。生まれ故郷の福岡、鷹党ばかりの博多っ子も大拍手で熱狂するアーチショーをプレゼントした。

 オープン戦1号先制ソロに「プロ初」の肩書がついた。今季で日米通じてプロ17年目。オープン戦初打席での本塁打は、意外にも初めてだった。プロ初打席初安打、プロ初スタメン初打席本塁打…。数々の「初モノキラー」で鳴らしてきたが、この日の1発はこれまで手にできなかった“勲章”だ。ヒルマン監督も「久々に打席に入ってしんに当てる。簡単にできることではない」と目を丸くした。

 復調を予感させた。2月18日紅白戦(国頭)の実戦初打席で右越えソロ、その翌19日紅白戦(名護)でも左越え2ラン。だがその後は左足全体の張りで実戦は欠場しており、この日が今季「3試合目」だった。参考記録だが公式戦で4度記録、04年9月以来となる“3試合連続本塁打”に。この日はほか2打席は凡退したが紅白戦、この日と実戦で8打数4安打4打点、3本塁打と爆発中だ。

 今季を静かに見据えてきた。昨季はシーズン中盤の右手故障の影響で規定打席に到達せず、すべての打撃成績が04年を下回った。今キャンプ期間中の記者会見は1度。休日にCM契約している大手下着メーカーの新商品発表会見を「兼用」したものだった。過去2年間、ほぼクールの最終日に自らの意思で行ってきた。だが今年は雑音をシャットアウトするようにマイペースで調整してきた。

 キャンプ中、外野に初挑戦中の即戦力ルーキー川島にポジショニングなどについて積極的に助言。周囲へ気配りしながら、さらに2月上旬には「自分で体をいじめていますね」と話し、追い込んできた。今オフは芸能活動の量も減らし、心身ともに充電。自身初のオープン戦初打席アーチにも「コメントをするときは言いますから」とだけ話し球場を後にした。新庄の本気度は、オープン戦とはいえ豪快な1発の中に込められていた。【高山通史】

2006年03月03日付 紙面から

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