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新庄カウントダウン

北海道上陸にファンら500人で大パニック

h-sh-031203-1.jpg歓迎の花束を手に笑顔で北海道入りの新庄

 日本ハム新庄剛志外野手(31)が北海道に「上陸」した。志保夫人(32)を伴って2日夕方、新千歳空港に到着。来道日程は極秘にされていたにもかかわらず、報道陣、ファン500人が殺到する大パニックとなった。初顔見せは時間にしてわずか2分間だったが、来季のフィーバーを予感させる鮮烈な「デビュー」となった。新庄は今日3日、札幌ドームで入団発表に臨む。

 嵐の「予感」はあった。だが想像の粋を超えていた。新庄が午後6時40分、新千歳空港の到着口に姿を現す。一般客は別出口に誘導された。ただ1人いでたちが違う男は、報道陣を含む約500人が待ち受ける前へ歩を進めてきた。2分後には、迎えの黒塗り国産高級車で姿を消してしまう「北海道デビュー」。にもかかわらず、与えたインパクトは十分だった。

 急きょファン有志によって行われた歓迎セレモニー。新庄が花束を受け取ると、われ先にファンが殺到した。通路を確保するため、2つある空港出口の1つを閉鎖し「花道」をつくった。しかしその甲斐もなかっった。「危ねえ!」「どけろ!」。怒号が飛び交う。異様な雰囲気に、新庄も約50メートルの道中、苦笑い気味に「すごい歓迎? やあ、うれしいですね」と話すのが精いっぱいだった。

 期待通りの登場だった。茶色のつば付きニット帽を目深にかぶり、薄茶色のサングラス。茶のロングコートに襟の大きな白いシャツ、白系のパンツをエンジニアブーツの中に入れてアクセントを付けた。茶系でまとめたシックな装いで登場。厳寒の「北海道仕様」ながらも完ぺきなファッションで、やじ馬たちをうならせた。

 「新庄パワー」は入団決定後、さらに猛威を増している。この日、到着ロビーには空港警察、警備員10人ほどが周辺で特別待機した。しかしパニックを鎮圧することはできなかった。歓迎セレモニーで「応援よろしくお願いします」と話した新庄は、思わぬ形で北海道の「反響」を体で感じ取ったはずだ。

 今日3日の入団発表さえ、変更を余儀なくされる可能性が高くなった。直前まで非公開としていたが、札幌ドーム側がファン感情と安全性を配慮。無料で入場できる3階通路をファンが埋め尽くした場合、スタンド部分の開放も視野に入れている。新庄に期待するファンの熱意とホームスタジアムの粋な計らいが、1度は決まっていた球団の予定を変えてしまうことになりそうだ。

 1人のスターの加入で、認知度が低かったチームは急速に、道民に浸透しつつある。まだシーズンオフ。約6カ月と長く、厳しい北海道の冬も始まったばかりだが、ボルテージは上がる一方。今日3日の入団発表で北海道での「新庄狂想曲」は、さらに熱く、過激になる。【高山通史】

2003年12月03日付 紙面から

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