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新庄カウントダウン

甲子園出場の母校にバス差し入れ

h-sh-040810-1.jpg新庄から届けられたバスの写真と模型のキーを手にする西日本短大付ナイン

 やっぱりやることが、どデカイ!! 日本ハム新庄剛志外野手(32=SHINJO)が9日、甲子園に出場中の母校・西日本短大付(福岡)に「バス丸ごと1台」という前代未聞の差し入れを行った。今日10日に東海大甲府(山梨)との初戦を迎えた母校の神戸市内の宿舎へ、マイクロバスのキーをかたどった大型レリーフと目録を届けた。500万円相当のビッグな差し入れに後輩たちもビックリ仰天していた。

 まさに「高校野球史上最大」の差し入れといってもいいだろう。午後3時30分。西日本短大付の宿舎「寿楼」のフロントに異様な物体が届いた。袋の中は、何と金ピカの全長約1メートルのマイクロバスのカギのレリーフとパネル、目録が同封されていた。

 2時間後、何も知らされずロビーに集合した選手たちが腰を抜かす。「CONGRATULATIONS! from SHINJO」。バスの写真パネルに書かれていたアルファベットを見つけると、一気にボルテージは最高潮に。「やっぱ新庄さんや」「すごいわ、新庄さん」。金ピカのカギを手にしながら、大騒ぎになった。

 規格外の差し入れだ。通常は野球用具や飲食物などがほとんど。またOB会や学校への寄付金などが大半を占める。しかし新庄が、また常識を破ってみせた。7月29日に甲子園を決めた直後、高校時代に同期だった西村慎太郎監督(32)に「差し入れ、楽しみにしとけよ」と宣言。しかし同監督が「やっぱ新庄だよね。すごい…」と一瞬、言葉を失うほど、差し入れの域を越えた贈り物だった。

 事前調査は周到だった。新庄はすぐ「バスなんかいいよね」と第1候補に決めた。野球部は校内の強化クラブ5部の中で、唯一、専用バスがない。今回も学校所有のバスを借りて甲子園入りした。新庄の高校時代は専用バスはあったが、その後故障してしまった。そんな事情を加味し、トヨタ社製「コースター」の新車26人乗りのマイクロバス1台を学校に贈ることを決めた。納車は9月中で、車内外を新庄の意向に沿うデザインにするなど「新庄カラー」に染めた記念の1台になる。

 車体とデザイン料を含め、費用は総額500万円(推定)。新庄の今季推定年俸が8000万円なので、その16分の1にあたる。月給1カ月分に近い、高額の差し入れになる。新庄の高校3年時の学級担任でもある小川琢治部長(54)は「試合前日のピリピリした時にこんなことを…。今度、怒らんといけんですね」と苦笑い。西村監督は「新庄がこんなにしてくれるんだから、選手たちは恵まれとる」と感謝した。

 後輩たちも気分が悪いはずがない。「新庄2世」と呼ばれる主砲の竹上諒平外野手(3年)は「ホームランを打って恩返ししたい」と誓った。今日の初戦は、新庄が神戸で試合前の練習をしている時間帯。堤康博主将(3年)は「甲子園から新庄さんに聞こえるくらい大きな声で校歌を歌いたい」と約束していた。【高山通史】

2004年08月10日付 紙面から

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