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新庄カウントダウン

スパイダーマンになって勝利に貢献

h-sh-040726-1.jpg試合前スパイダーマンのマスクをかぶってご機嫌の新庄に、ベンチも大受け(撮影・山口貢)

<日本ハム8-5オリックス>◇25日◇東京ドーム

 スパイダーマン「SHINJO」が、勝利をもたらした。日本ハム新庄剛志外野手(32)が試合前のシートノックで、スパイダーマンのかぶり物をして登場しファンを歓喜させた。盛り上げ効果でチームも快勝。6月23日ダイエー戦でのカエルに続き、かぶり物をした試合は2戦2勝。パフォーマンスだけでなく、自身5度目の猛打賞を記録し、こちらも5戦全勝と不敗神話を継続した。へんとう腺のはれが完治しない中でもこの存在感。プレーオフ進出へ、やっぱりこの男は欠かせない。

 東京ドームがどよめきに包まれた。試合前のシートノック。一塁側ベンチから異様な物体が飛び出した。背番号1のユニホームを着てはいるが顔が見えない。中堅の位置にたどり着き、帽子を取った瞬間、大型ビジョンに驚きの映像が映し出された。そこにいたのはスパイダーマン。度肝を抜かれたファンをよそに、新庄は華麗に守備練習をこなした。

 かぶり物をしたのは今季2度目。前夜に延長サヨナラ負けしていた6月23日には「明るくしようかなと」カエルのかぶり物をかぶり、チーム初の完封勝ちを呼び込んだ。今回はだじゃれで攻めた。採用理由は「スパイダーマン2のツーにかけた。自分もツー(剛志)と呼ばれているから」。これが効き、かぶり物試合は2戦2勝と、妙な不敗神話を築いた。

 パフォーマンスだけじゃない。好守にわたって魅せた。1回、ブラウンの放った安打が中堅右に飛んだ。フェンス手前で捕球した瞬間、体勢を崩しながら二塁へ。55メートルのダイレクト送球でアウトにした。打では今季5度目の猛打賞を記録。こちらもすべて勝利と、ダブルの不敗神話を樹立した。ヒルマン監督は「チームに元気を与えてくれて、野球でもしっかり仕事をしてくれている」と手放しで称賛した。

 公約を守った。3月2日、札幌ドームの初練習。5・75メートルの外野フェンスを見た新庄は「スパイダーマンになります。登りたい」と宣言していた。そのときはプレーの意味での発言だったが、今回は正真正銘、姿形からスパイダーマンになった。

 コメントも意気だった。「スパイダーマンはしゃべらないので」と一言だけ残し、大阪遠征に向かった。19日に発症したへんとう腺のはれは完治していない。そんな中で見せたオールラウンドの活躍。攻走守に加えて芸もある、世界屈指の選手がいるのだから、残り46試合、日本ハムの試合から目が離せない。【砂田秀人】

2004年07月26日付 紙面から

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