このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 野球 > プロ野球 > 新庄カウントダウン > 〜05'日本ハム > 記事ページ



新庄カウントダウン

日本球界復帰後初勝利

h-sh-040401-1.jpg初勝利を決め、笑顔でガッツポーズする新庄(撮影・黒川智章)

<日本ハム8-7オリックス>◇31日◇ヤフーBB

 SHINJOに、笑顔が戻った。日本ハム新庄剛志外野手(32)が、開幕4戦目でついに日本復帰初白星をつかんだ。失敗はしたが劣勢の場面で盗塁を試みるなど気迫のプレーで「後方支援」した。勝利に直結はせず”主役”の座は逃したものの「こんな面白い試合は久々」と、とびきりのスマイルが飛び出した。新庄らしい? ハラハラドキドキの1勝を起爆剤に、明日2日からの本拠地開幕シリーズでさらに本領を発揮する。

 子どものようにはしゃいでいた。新庄が小躍りしながら、歓喜の輪に加わった。日本のグラウンドに戻って来て4試合目、合計13時間30分。ようやく訪れたその瞬間、だれもが幸せになってしまいそうな、あの「国民的スマイル」を連発した。背伸びするように何度もハイタッチ。1番先にベンチへ戻ると右手で胸を2度たたき、なで下ろした。

 新天地での初勝利。日本では自身のサヨナラ2ランで決めた、阪神時代の00年9月30日広島戦(甲子園)以来1278日ぶりの感覚だった。すべてが一筋縄ではいかない、新庄らしくドタバタの試合展開。ロッカールームへ戻る途中には「もういい。もういい」と苦笑いした。開幕後、初の記者会見。「こんな面白い試合は久々」。第一声がすべてを象徴していた。

 逆転劇を誘発したのが、新庄の姿勢だった。2点を追う6回1死から「何とかセーフになるという気持ち」の内野安打で出塁。続く打者は小笠原にもかかわらず、自分の判断で盗塁を試みた。失敗したが、その後4連打が飛び出して逆転。盗塁死は「テンションが下がる話はしないで。でもあのアウトがあったからみんな頑張れた」。ジョーク交じりだったが、勢いづける「好走塁」だった。

 3月28日近鉄戦は9回に勝ち越し3ランを放ったがサヨナラ負け。開幕戦、3戦目は2安打を記録したが勝てなかった。打率3割7分5厘、出塁率4割4分4厘。数字が結果に結び付かない。失策も出る、勝ち試合を落とす…。「こんなにガッツポーズが出るチームはめったにないよ。打球を追っていても笑(わら)けて追えないんだから」。そして続けた。「北海道のファンが応援してくれていたから、勝って帰りたかった」。笑った。ついに出た。とびきりの新庄スマイルが、日本ハム開幕の号砲になる。【高山通史】

2004年04月01日付 紙面から

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nikkansports.com/mt/mt-tb.cgi/4792


〜05'日本ハムの最新記事

全記事バックナンバー



このページの先頭へ