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新庄カウントダウン

日本人メジャー初4番スタメンも4の0

h-sh-010805-1.jpgメッツ新庄が4番に入ったスタメン

 【フェニックス(米アリゾナ州)3日(日本時間4日)=伊嶋健一郎】メジャーの4番に座った。ニューヨーク・メッツ新庄剛志外野手(29)が敵地でのダイヤモンドバックス戦で、日本人メジャーでは初の先発4番の大役を担った。しかも相手はメジャーNO・1左腕ランディ・ジョンソン(37)。「自分が一番、ビックリした」と緊張の1打席目は三振しながら振り逃げで出塁する“らしさ”も見せたが結局、無安打でチームも零封負けと、ホロ苦いデビューとなった。

 日本人では初の「4番」の誕生だ。これまで3番と5番に名前を連ねたことはあった。だが、やっぱり重みが違う。しかも相手ダイヤモンドバックスの先発は、あの「ビッグ・ユニット(巨大な物体)」ランディ・ジョンソンがいた。

 初打席は2回表だった。1球目は141キロの外角シュート。2球目外角高めの149キロストレートを空振り。3球目はファウル。タイミングが合わない。そして4球目、内角138キロの高速スライダーに新庄のバットは空を切った。

 しかし、これが捕逸を呼ぶ。記念すべき4番初打席の記録は三振となったが、振り逃げで出塁する。左腕対策はもちろん、首脳陣が勝負強さを買っての大役抜てきだった。試合前から気合が入らないわけはなかった。ロッカールームに張られたスタメン表を見て力が入った。「オレが一番、ビックリした。(メンバー表の)写真、撮っといてよ。最初で最後なんだから」と周囲を笑わせたが「チャンスで回ってきて、打てれば、もう辞めてもいい」と言う目は真剣だった。

 そのチャンスは4回に巡ってきた。1死一塁。だが気合が空回りする。三邪飛に倒れた。ジョンソンとは3度対戦し無安打2三振。試合後は「特に感想はない。期待にこたえたかった」と悔しさをかみ殺した。

 ジョンソンとは昨秋、日米野球で対戦していた。その時も3打数無安打で2三振。「速い球があるのにスライダーを意識させる。それがすばらしい。さすが」と本番で完全に封じ込められ、脱帽するしかなかった。

 ダ軍3番でこの試合、43号本塁打を放ったゴンザレスは新庄を絶賛。イチローを持ち出し「ニューヨークとシアトルではマスコミのプレッシャーが違う。よく適応してる」とたたえた。不振のメッツの4番は今季、新庄で8人目。打線が固定できないだけに再4番のチャンスはありそうだ。

2001年08月05日付 紙面から

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