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新庄カウントダウン

フィリーズ戦でメジャー初となる1試合4安打

h-sh-010723-1.jpg9回表メッツ無死、新庄は4打席目も左翼線へ二塁打を放ち、この試合4打数4安打と大当たり

 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)21日(日本時間22日)=伊嶋健一郎】固め打ちだって、するんです。メッツ新庄剛志外野手(29)がフィリーズ戦で、メジャー初となる1試合4安打をマークした。ここまでチャンスでの強さが際立っていたが、この試合では4打席とも走者なしで打席に入りすべてヒット。4回には右飛で一塁から二進するなどスキのなさも発揮した。チャンスメーカーとして勝利に貢献した新庄は「いっぱい塁に出たから疲れた」とちゃめっ気たっぷりに話した。

 新庄の放った打球が、三塁ベースに当たり大きく弾んだ。先頭打者として打席に入った9回。左翼線へと転がるこの日4本目のヒットを放った瞬間、敵地フィリーズファンの大ブーイングを、ニューヨークから駆けつけていたわずかなメッツファンの歓声がかき消した。新庄にとってメジャー初の4安打、しかも4打席すべて快打の快挙。「いっぱい塁に出たから疲れた」と心地よい疲労感に浸ったが、4安打目は適時打と押し出し四球による2点追加に直結。連敗ストップにもつながった。

 16日に復帰以来、初の2試合連続スタメンとなる6番ライトでの出場だった。18日のマーリンズ戦ではサヨナラ打を放ち、その勝負強さが色あせていないことをアピールしたばかり。今度はチャンスで打席が回ってこなくても「まあ、そういうときもあるでしょ」と集中力のあるところを見せ付けた。1打席目に詰まりながらも中前へ運んで、乗った。「あれが気持ちの面で楽にさせた」と大爆発を振り返った。

 左腕キラーぶりを発揮したものでもあった。3打席目までは先発左腕ウルフから安打。対左投手の打率は3割5分6厘まで上昇した。「(左は)あまり好きじゃない。たまたま結果が出てる」と言うが、体が反応する。1、2打席目は直球を逆らわずセンターへ。3打席目はカーブを引きつけ、三遊間へ引っ張った。このベテランズスタジアムでは、2カード目ながら打率4割2分9厘と相性も抜群にいい。

 ただ、試合後の笑顔には、4安打とは別の安どが含まれていた。「結果どうこうより、足がね。今日も無事に終わったと、それが一番」と左太ももに手をやった。故障者リストからは外れたものの、まだ万全ではない。それでも「試合で100%を出す自信はある」と出場を続ける。4回には、一塁走者として次打者の右飛で右翼手のスキをつき、タッチアップして二塁を陥れる好走塁も。「普通でしょ」と素っ気なく振り返ったが、バレンタイン監督は「状況を見たナイスベースボールプレー。新庄の素晴らしい夜だった」と絶賛した。

 復帰後、ここまでは12打数1安打だったが、この固め打ちで打率も2割8分3厘へ上昇した。何かをやってのける新庄なら、5月28日以来の3割復帰も、そう遠いことではないかもしれない。

2001年07月23日付 紙面から

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