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新庄カウントダウン

オープン戦ジャイアンツ 待望の1号先頭打者弾

h-sh-020321-1.jpgホワイトソックス戦の1回、ジャイアンツ新庄が今季オープン戦初本塁打を左越えに放つ(共同)

 【ツーソン(米アリゾナ州)19日(日本時間20日)=木村有三】ジャイアンツ新庄剛志外野手(30)が、オープン戦1号となる先頭打者本塁打を放った。ホワイトソックス戦の初回、ロウチの90マイル(約144キロ)直球を左翼へ運んだ。5・8メートルの逆風の中、高々とボールを飛ばしたパワーに、開幕戦(4月2日)で対戦するドジャース偵察隊も警戒を強めた。

 高く、力強く舞い上がった。左から右へ吹く、5・8メートルの逆風も関係ない。長い滞空時間を終えたボールは、左翼フェンスを越え、ジ軍ブルペンに落ちた。その瞬間、敵地ツーソン・エレクトリックパーク球場から聞こえたのは「シンジョー、シンジョー」の大コール。オープン戦38打席目にして出た待望の1発。心地よい声援の中、新庄はその味をかみ締めるようにゆっくりダイヤモンドを1周した。

 プレーボール直後の初回だった。23歳右腕ロウチにカウント2―1と追い込まれるが、焦らない。際どい外角低めスライダーをボールと見極めた直後の5球目だ。真ん中高め90マイル(約144キロ)速球をたたいた。

 「センター返しをしようと意識したことが、結果につながった。すごく逆風が強かったので、まさか入るとは思わなかった」。新庄は小島通訳を通じて今季初アーチのコメントを発表。2打席目以降チャンスに凡退したこともあり会見はなかった。だが、機嫌が悪いはずもない。試合終了後、球場の女性職員から握手を求められると、笑顔を振りまき右手を握り返した。

 風に負けない豪快弾に、驚きの声を上げたのが、ネット裏の偵察隊だ。4月2日の開幕戦で激突するドジャースのウィドマイヤー・スカウトは「去年の本塁打は10本だって? 今年は15から20本は打つんじゃないか」と要警戒。パドレスのクローン・スカウトも「体は細いのに、スイングは力強い」と目を光らせた。

 いきなり飛び出したリードオフマンの一撃でチームは勢いに乗り、17安打11得点でホワイトソックスを圧倒。勝利打点は今オープン戦初めて新庄についた。「今日は点がよく入ったね。新庄にもいい日になったな」と、ベイカー監督。チーム内外にパワー健在を見せつけ、いよいよ新庄が臨戦態勢を整えた。

2002年03月21日付 紙面から

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