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新庄カウントダウン

オープン戦で初の猛打賞、打率もイチロー上回る

h-sh-010315-1.jpg8回表メッツ無死一、二塁、新庄は左翼線へ2点適時二塁打を放ち猛打賞

 【ジュピター(米フロリダ州)13日(日本時間14日)=寺尾博和】メッツ新庄剛志外野手(29)が、カージナルス戦で初の猛打賞をマークした。内野安打を含む5打数3安打。オープン戦通算打率も現時点ではマリナーズ・イチローを上回る3割7分5厘(24打数9安打)と急上昇した。この日は試合前からマグワイアの迫力ある打撃に「すごい!」と連発。メジャーの大砲に影響されたかのようにハッスルし、開幕ベンチ入りへ大きく前進した。

 新庄が、開幕メジャーをたぐり寄せるパフォーマンスをみせた。初の猛打賞。その結果に、バレンタイン監督も誇らしげだった。「メッツが彼を獲得したのは、まだ頂点に達していないプレーヤーだから。われわれは、まだまだ成長が見込めると判断した」。指揮官も胸を張る新庄の底知れぬ力が、課題の打撃でスパークしたのだ。

 まずは2回1死一塁。昨季11勝7敗の左腕アンキールの初球ストレートを中前打。4回は、ステックシュルト投手の頭を越えた遊ゴロに、快足を飛ばして一塁に駆け込み安打とした。さらに8回無死一、二塁では、昨季29セーブのベラスのSFF(スプリット・フィンガー・ファスト)球を、左翼線へ2点二塁打。5打数3安打の大当たりは、ここにきて自信を深めている証拠だった。「結果より内容。打席で余裕がでてきたのは自分でもわかる。最初ボールが全然見えなかった。結果は後からついてくるもんです」。

 この日は、試合前から特別だった。メジャーを代表する大砲マグワイアの打撃練習を徹底マーク。両翼98メートルのロジャー・ディーン・スタジアムの左翼後方にはクラブハウスがある。グラウンドに面する2階の窓を指して「ピアザとどっちが距離出るんだろ。あの窓、打球が当たって割れないの?」と気にしていたが、その心配は杞憂(きゆう)に終わった。何と打球は、窓のはるか上の屋根を直撃するからだ。「すごい。オレももっとパワーつけなくちゃ!」。気合を入れ直したことが結果となって表れた。

 メジャーへの生き残りレースも、これからが本番だ。バレンタイン監督は「ピッツバーグの最後のオープン戦(3月31日、4月1日)には28人を連れていく」と明言した。開幕25人枠への絞り込みを意識させる言葉も出てきた。だが、このままいけば、新庄が生き残る可能性は極めて高くなった。

2001年03月15日付 紙面から

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