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2010年01月28日

進展しないヤンキースFA・デ-モン

 ヤンキ-スからFAになっているジョニ-・デ-モン外野手の落ち着き先が決まらない。松井秀喜外野手と違い36歳でもフル出場が期待できるデ-モンは今オフのFA選手の中でも大物として考えられ、特にヤンキ-スが再契約に動くだろうと考えられていた。

 それ故デ-モンが契約している代理人のスコット・ボラス氏は現状維持の年1300万ドルで4年契約という強気の条件を提示したと言われている。が、これが完全に裏目に出てしまった。ヤンキ-スは年俸総額を減らす方針を変えず、逆にブライアン・キャッシュマンGMが「残っている予算は200万ドル」と発言し、デ-モン側にとっては厳しすぎるカウンタ-・パンチを食らわせたのである。これでヤンキ-スとの交渉は暗礁に乗り上げてしまうことに。

 さらに今回のFAは買い手市場となっており、この高額な条件に対し積極的に動く球団がなかった。

 そんな中、ESPNのバスタ-・オルネイ記者はツィッタ-で26日、アスレチックスがデ-モンと交渉を続けている、と発言。さらに提示されているのは年4、500万ドルにすぎないが、それでも他の球団よりは高額とした。

 一方ニュ-ヨ-ク・ポストのジョエル・シャ-マン記者は27日付で、選手層の薄さなどを考えるとヤンキ-スは年600万ドル程度は提示すべきだろう、という持論を展開している。実際ヤンキ-スも手駒がそろっているとは言い難く、また200万ドルで期待するレベルのFA選手を獲得するのはいくら買い手市場とはいえ、難しいようにも思える。この意見にも説得力はありそうだ。

 が、同じ27日付のデイリ-ニュ-ズはヤンキ-スのジョ-・ジラルデリ監督が26日夜、デ-モンがヤンキ-スに戻ってくるとは思えない、と語った上で「絶対とは言えないが」と付け加えたことを伝える記事を掲載している。そのニュアンスからするとやはり交渉は進展していないようだ。

 さまざまな情報が飛び交い、それでいて進展しない今回のデ-モン問題。本人が引退を考え始めているという報道まで出ている。スプリング・トレ-ニングも近づいているだけにどこの球団であれ、1日も早く契約に至って欲しいものだ。


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渡辺史敏「from New York」
渡辺史敏(わたなべ・ふみとし)
 1964年生まれ。兵庫県出身。ニューヨーク在住。明大卒業後、科学雑誌出版社勤務を経て、95年フリーランスとして渡米。  現在はMLBをはじめ、NFL、サッカーなどの米プロスポーツと、インターネット、TV、コンピュータなどのIT分野で取材・執筆活動を行っている。  独自の視点で米国メディアの報道を分析、スポーツビジネスのレポートなどに定評がある。

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