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2009年08月06日

ヤンキースが7年連続の1位

 先月ニューヨークの調査会社ハリソン・インタラクティブがMLBの動向を追いかけるフォロワー、いわゆるファンに関する興味深い調査結果を発表した。これは6月に全米の18歳以上の大人2177人に対してオンラインでアンケートを実施したもの。

 それによると今回最も人気があったチームはヤンキース。ヤンキースは2003年以来7年連続1位を続けている。

 続いて2位に入ったのは昨年より1つ順位を上げたレッドソックスで、3位はレッドソックスに抜かれたブレーブスだった。また昨年初のワールドシリーズ出場を遂げたレイズは、28位から17位へとジャンプアップを果たしている。

 おもしろいのは「今年ワールドシリーズを勝つのは?」という質問への回答で、こちらは21%を獲得したレッドソックスがトップとなっている。2位がヤンキースの19%で、人気では4位のドジャースが18%獲得で3位だった。ブレーブスは2%しか票を獲得できていない。応援しているけど、今のチームじゃワールドシリーズまでは、というファンの正直な心理が出たのだろうか。

 またMLBの動向を追いかけているか? という質問では全体の41%が“イエス”と回答している。男性では53%が、女性では29%が“イエス”と回答、やはりファンの男女差は大きい。

 また世代別では64歳以上が45%が、45~63歳のベイビー・ブーマー世代の44%がイエス回答だったのに対し、それ以下は37%だった。MLBのメイン・ファン層は中年以上といえるかもしれない。

 さらに地域別で見ると東海岸が48%、中西部が45%だったが、南部は35%、西海岸は39%と東高西低という人気傾向も出ている。

 また同社は別の調査でアメリカ人が最も好きなスポーツ選手ランキングも発表している。こちらでMLBトップだったのは全体5位に入ったヤンキースのデレク・ジーター内野手だった。ちなみに全体トップは4年連続のプロゴルファー、タイガー・ウッズ。

 MLBの選手ではカージナルスのアルバート・プホルズ内野手が10位で初のトップ10入りを果たしている。

 “国民の娯楽”と呼ばれるMLBの人気がどんなものであるかわかる調査結果と言えるのではないだろうか。


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渡辺史敏「from New York」
渡辺史敏(わたなべ・ふみとし)
 1964年生まれ。兵庫県出身。ニューヨーク在住。明大卒業後、科学雑誌出版社勤務を経て、95年フリーランスとして渡米。  現在はMLBをはじめ、NFL、サッカーなどの米プロスポーツと、インターネット、TV、コンピュータなどのIT分野で取材・執筆活動を行っている。  独自の視点で米国メディアの報道を分析、スポーツビジネスのレポートなどに定評がある。

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