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2009年07月02日

メッツの負傷者続出はWBCのせい?

 今シーズン2度目の故障者リスト入りをしたレッドソックスの松坂大輔投手や、現在は絶好調ながら開幕時に胃潰瘍で出遅れたマリナーズのイチローなど、“WBC後遺症”についてはこれまで主に日本人選手を対象として話題にされてきた。

 が、ここに来てチームの不振はWBCの影響では、という議論がニューヨークで巻き起こっている。現在ナ・リーグ東地区で3位のメッツについてだ。フィリーズに次ぐ2位で6月に突入したものの、以前お伝えしたように負傷者が続出、結局6月の成績は9勝18敗と大幅に負け越す結果となった。さらに27日から行われたヤンキースとのサブウェイ・シリーズでは3戦全敗を喫し、先月30日まで5連敗中とまさにどん底にある。

 その原因がWBCにあるかもしれない、とニューヨーク・ポスト紙のブログで取り上げたのがスポーツライターのマイク・ヴァッカロ氏。先月30日付のエントリーで、メッツでWBCに出場した選手は15人にのぼり、これはMLB全チームで一番多いことを紹介。そしてそのうち5人が現在故障者リスト入りしており、さらに6人が今シーズン故障者リストに入った経験を持つことからWBCによる悪影響が現在の不振につながった可能性を指摘しているのだ。

 相次いで故障したのはカルロス・ベルトラン外野手やカルロス・デルガド内野手、ホセ・レイエス遊撃手、オリバー・ペレス投手などWBCに選ばれるだけあってチームを支える中心選手ばかりだから、WBCに責任を求めたくなるのも当然かもしれない。ただヴァッカロ氏自身はこのエントリーであくまでもその可能性があるとだけ書いており、直接的なWBC批判を行っているわけではない。

 一方このエントリーに対して多数寄せられているコメントには、「メッツの負傷者はすべてWBCのせい」というものもあれば、「チームの不振とWBCは関係ない」というものもあって、ファンの間でも意見は様々なようだ。

 いずれにせよ選手陣が揃わなければ現在の不調から抜け出すのは難しいと言わざるを得ない。とりあえず今は負傷者続出の原因究明よりも、一日も早い陣容建て直しが必要である。14日に開催されるオールスター戦後のシーズン後半に向けて、チームがどう耐え、どう巻き返しを図るか、ファンもメディアも注目を続けている。


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渡辺史敏「from New York」
渡辺史敏(わたなべ・ふみとし)
 1964年生まれ。兵庫県出身。ニューヨーク在住。明大卒業後、科学雑誌出版社勤務を経て、95年フリーランスとして渡米。  現在はMLBをはじめ、NFL、サッカーなどの米プロスポーツと、インターネット、TV、コンピュータなどのIT分野で取材・執筆活動を行っている。  独自の視点で米国メディアの報道を分析、スポーツビジネスのレポートなどに定評がある。

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