2008年10月09日
NY地元メディアはレッドソックス有利
熱戦が続くMLBプレーオフ。ア・リーグのリーグ優勝決定シリーズ(ALCS)はレッドソックス対レイズという同じ東地区同士の対決となった。
今シーズン、大躍進を見せ1998年の球団創設以来初となる地区優勝を飾ったレイズ。ワイルドカードで進出した昨年の覇者レッドソックスに対して10勝8敗と勝ち越している。ただそのうち8勝はホームのトロピカーナフィールドでのもの。ボストンフェンウェイパークでは2勝7敗、しかも2度連戦全敗(スイープ)を食らっているのだ。
共にホームで圧倒的有利といえるが、ALCSはレイズのホーム2連戦から始まる。果たしてレイズがシーズンそのままに最初から勢いに乗れるか、それともレッドソックスが優位な状況で本拠での決戦に持ち込めるか、初戦から注目度は高い。
そしてその初戦のレッドソックス先発に松坂大輔投手が起用されることが明らかになった。エンゼルスとの地区シリーズ第2戦では5回を8安打、3失点とピリッとしなかっただけに、ここはぜひ本領を発揮しチームを波に乗せて欲しいものである。
ちなみにここニューヨークの地元メディアもALCSにはかなりの注目を見せている。面白いのはレッドソックスが有利だろうという見方が共通して底辺にあること。
2度のワールドシリーズ優勝経験がある選手が多く、しかもデイビッド・オルティス指名打者やジェイソン・バリテック捕手などプレーオフ以降に大活躍した選手に与えられるポストシーズン・スターと呼ばれた選手も複数いることがその理由になっているようだ。やはり過去の実績ではレッドソックスが強そうに映るのかもしれない。
だが、そのうえでニューヨーク・ポストのコラムニスト、ケヴィン・カーナンは「信じろ:このボストンの連中は絶対打ち破れる」というコラムを8日付紙面に掲載している。
記事ではレッドソックスは確かにタレントがそろっており、勢いもあって強いチームだとこの記事でも認めている。が、レイズがもしシーズンのままのベースボールをできるなら、レイズが勝ち進むだろうと述べているのだ。そしてスコット・カズマイヤー投手がカギになるだとうとしている。
他の新聞やメディアでもレッドソックスをレイズが倒すには、勝ちたいというモチベーションの高さを維持できれば、といった予想が目立った。
ニューヨークにとってレッドソックスはやはりどんな時も打ち負かしたい宿敵なのだろう。ニューヨークの敵をタンパベイが討つ、そんなことを願う気分が生まれているようだ。
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