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2008年04月03日

意外? なタイガース選手の高年俸

 遂にMLB2008年シーズンが開幕した。ここニューヨークでは、現ヤンキースタジアムでの最後の開幕戦が雨で1日順延となったもののヤンキースが見事初勝利を飾った。の一方、メッツでは第2戦で先発したペドロ・マルチネス投手が4回途中に左ハムストリングを痛め、途中降板し皆をやきもきさせている。まさに一喜一憂のスタートといったところだ。


 また開幕にあたり、毎年恒例の興味深いデータ発表もあった。AP通信や全国紙USAトゥデーによる今シーズンの選手年俸リストである。

 それによると開幕ロースター入りした855選手の平均年俸は315万4845ドルで、史上初めて300万ドルを突破したとのことだ。

 球団別年俸総額ではやはりヤンキースがダントツのトップで、約2億908万ドルだった。選手別でもヤンキースは図抜けた存在で、トップのアレックス・ロドリゲス内野手(2800万ドル)、2位ジェイソン・ジアンビ内野手(2340万ドル)、3位デレク・ジーター内野手(2160万ドル)とトップ3を独占。さらに先発、抑え、DHを含む11のポジション別でも6つのポジションでヤンキースの選手がトップとなっている。やはり恐ろしいほどのスター軍団なのだ。

 球団別2位はメッツで約1億3779万ドル。ポジション別トップにトレードで獲得した先発のヨハン・サンタナ投手(1700万ドル)とカルロス・ベルトラン中堅手(1860万ドル)が入っている。

 ちょっと驚かされたのが球団別3位で、タイガースが約1億3769万ドルとメッツに迫るものだった。ポジション別トップはいないが、マグリオ・オルドネス外野手(1577万ドル)を筆頭に、年俸1000万ドル以上の選手が6人いるためだ。大物選手を集める動きが活発化しているなか、昨シーズン、ア・リーグ中地区2位だったタイガースが、果たして躍進を果たすことができるか注目されるところである。

 ちなみに日本人選手の最高はマリナーズのイチロー外野手(1710万ドル)で全体の6位に入っている。ヤンキースの松井秀喜外野手は1300万ドルで、チーム内では9位、全体では41位だった。

  彼らのシーズンを通しての活躍にも期待したいところである。


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渡辺史敏「from New York」
渡辺史敏(わたなべ・ふみとし)
 1964年生まれ。兵庫県出身。ニューヨーク在住。明大卒業後、科学雑誌出版社勤務を経て、95年フリーランスとして渡米。  現在はMLBをはじめ、NFL、サッカーなどの米プロスポーツと、インターネット、TV、コンピュータなどのIT分野で取材・執筆活動を行っている。  独自の視点で米国メディアの報道を分析、スポーツビジネスのレポートなどに定評がある。

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