日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムのMLBページです。



ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画特集


2011年02月17日

注目5位、西岡が「イチロー・ライト」に

 いよいよ2011年MLB開幕に向けて春季トレーニング・キャンプが始まった。まずバッテリー組から練習が開始され、その後野手が参加、来週後半にはオープン戦も開始される。

 こちらのメディアでもMLBに関する報道が増えてきている。各チームの様子や選手構成などを伝えるものが多いが、15日付の全国紙USAトゥデーはスポーツ面で「あなたが知るべき25の名前」という記事を掲載していた。これは同紙のポール・ホワイト記者が今シーズン躍進が期待されている若手選手をランキング形式で紹介したもの。ちなみに電子版では100人が紹介されている。

 その中で堂々の1位に輝いたのはレッズの左腕アロルディス・チャプマン投手だ。現在22歳のチャプマンは元キューバ代表で、2009年にヨーロッパのアンドラに亡命し、昨年レッズとFA契約した。昨シーズンは当初トリプルAのルイビル・バッツで過ごし、39試合に登板、9勝6敗の成績を残した後、メジャー昇格を果たしている。レッズでは中継ぎとして起用され、15試合で2勝2敗だった。

 チャプマンの持ち味はなんといってもその球速。スピードガン導入後史上最速の時速105マイルを記録したほどだ。また、合計13・1イニングで19三振を奪っている。まさに今年の大活躍は必至といった逸材なのだ。

 この記事ではチャプマンのことを「火炎放射器」と称し、まだ先発ローテーション入りする可能性もあるが、クローザーのフランシスコ・コルデロ投手の前でセットアッパーを務めるだろうとしている。さらに今シーズンの成績次第では来シーズン、コルデロにとって代わる可能性も示唆した。

 とはいえただ絶賛するだけでなく、昨年トリプルAでの投球回あたりの与四球・被安打数合計が1・348と高かったことを不安要素として挙げている。

 一方、5位に入ったのがポスティングでツインズに入団した西岡剛内野手だ。西岡が昨年日本で首位打者を獲ったことを紹介すると共に、強烈な打者で「イチロー・ライト」と呼ばれるようになるかもしれないとしている。そしてイチローを例に日本の最高の打者は速球派の多いMLBの投手に対応できると解説。さらにカズ・マツイがそうだったように芝の違いから日本で守った遊撃ではなく二塁を守ることになるだろうと説明されていた。

 イチロー、松井稼頭央など、先に日本からMLB入りした選手達はこれからプレーする選手を評価する際に一つの基準と捉えられているのである。

 これらの新しい選手が開幕からメジャーの場で期待通りの活躍を見せてくれることに期待したい。


この記事には全0件の日記があります。


ソーシャルブックマークへ投稿

  • Yahoo!ブックマークに登録
  • はてなブックマークに追加
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿

ソーシャルブックマークとは

渡辺史敏「from New York」
渡辺史敏(わたなべ・ふみとし)
 1964年生まれ。兵庫県出身。ニューヨーク在住。明大卒業後、科学雑誌出版社勤務を経て、95年フリーランスとして渡米。  現在はMLBをはじめ、NFL、サッカーなどの米プロスポーツと、インターネット、TV、コンピュータなどのIT分野で取材・執筆活動を行っている。  独自の視点で米国メディアの報道を分析、スポーツビジネスのレポートなどに定評がある。

最近のエントリー




MLBニュースランキング



日刊スポーツの購読申し込みはこちら

  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. MLB
  3. コラム
  4. 渡辺史敏「from New York」

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/STATS LLC

ここからフッターナビゲーションです