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2011年01月27日

GMがジーター外野示唆撤回も厳しい目

 26日付のニューヨーク地元紙、さらには全国紙USAトゥデーのスポーツ面に以下のような見出しの記事が掲載された。「ジーターの将来はおそらく外野に」(USAトゥデー)、「ヤンキースGM、ジーターを三塁ではなく、中堅への転向をほのめかす」(ニューヨーク・ポスト)、「ブライアン・キャッシュマン、デレク・ジーターの契約終了近くでの外野転向をほのめかすが、後にコメントを撤回」(デイリー・ニューズ)。

 ジーターといえば正遊撃手の座を不動のものにし、2010年も5回目のゴールド・グラブ賞を受賞するほどの名手として知られている。なのに転向とはどういうことか?

 実はこの騒動、25日にニューヨーク・マンハッタンのレストランで開催された地元ラジオ局によるキャッシュマンGMとファンとの質疑応答イベントでの一コマが発端となった。ジーターに関する質問に対し、キャッシュマンが「もし彼が4年間ずっと遊撃手を務めていたら驚くだろう。彼は外野に転向するだろうと思う」と発言したのだ。

 4年間というのは、昨年ジーターが契約した3年5100万ドルにオプションの1年を合わせたものを示している。以前お伝えしたように現在36歳のジーターは去年成績が低迷したこともあって、契約更新を巡って揉めた経緯がある。チーム側はジーターに衰えが見えていると認識を示し、結局ジーター側がペイカットに応じた形で一応の決着を見た。

 今回キャッシュマンはジーターがこのまま契約終了まで遊撃手の座を維持していくことは無理だと判断していると明かしたのである。これに対し各メディアは、ジーターがかねてから遊撃手のポジションにこだわりを見せてきただけにまたも確執が生まれるのでは、と危惧したのだ。

 ただキャッシュマンもそのことに気づいたようで、デイリー・ニューズの見出しが示しているように、イベント後同紙記者に対し「彼が我々の遊撃手だ。我々が彼を外野に転向させるプランを持っているかって? ノーだ」と話したとのことだ。

 これによりとりあえず問題化することはなさそうだが、キャッシュマンがジーターの将来に対し厳しい目を向けていることは紛れもなく事実だろう。果たしてジーターは遊撃手として活躍できることをいつまでチームに認めさせることができるのか、サバイバルは長く続くことになりそうである。


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渡辺史敏「from New York」
渡辺史敏(わたなべ・ふみとし)
 1964年生まれ。兵庫県出身。ニューヨーク在住。明大卒業後、科学雑誌出版社勤務を経て、95年フリーランスとして渡米。  現在はMLBをはじめ、NFL、サッカーなどの米プロスポーツと、インターネット、TV、コンピュータなどのIT分野で取材・執筆活動を行っている。  独自の視点で米国メディアの報道を分析、スポーツビジネスのレポートなどに定評がある。

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