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2010年10月05日

今季のイースタンを総括しました

 今季のイースタン・リーグを総括してみました。

 今季の最終戦は降雨のために2日間順延となった。9月29日楽天-日本ハム戦(鎌ケ谷)が今季の最終戦。この試合で楽天が勝利すれば湘南の勝率5割4分4厘を抜いて勝率5割4分7厘で球団初の3位だったが日本ハムは打線に勢いがあり1回に1番杉谷が栂野投手の3球目を左中間三塁打、3番佐藤が先制の右線二塁打。2回にも1死走者二、三塁で1番杉谷が栂野投手の初球ストレート(138キロ)を左翼席に駄目押し6号3ラン。栂野投手は投球回5回、投球数81球、被安打10、四球1、三振5、失点4、自責点4で楽天の3位の夢は消えた。

 日本ハムは先発の糸数投手(4年目、26歳、右投げ右打ち)が防御率第1位の土屋投手(日本ハム)の防御率3・34にあと投球回6回1/3回を完封すれば土屋投手の防御率を抜く防御率2・81で防御率第1位となる。糸数投手はこの日最速139キロにカーブ、スライダー、シュート等を投げ投球数100球、打者26、投球回6回1/3回、安打5、四死球3、三振3、失点0、自責点0で防御率、最高勝率の2冠を獲得。日本ハムは打線も活発で先発全員安打を含む16安打で7得点し7-1で最終戦を飾った。

 最終日の前で土屋投手(日本ハム)が防御率、勝率部門で第1位だったが逆転された土屋は「色々と勉強になりました。これを機会にして1軍への闘志を燃やしていきます。この1年間を大切にしてチャンスに向かって頑張ります」と前進。今年20試合、7勝5敗、防御率3・34(2位)。来季に期待がかかる背番号37、20歳、左腕投手に注目したい。

 ○…2010年度ファーム日本選手権でロッテは10月2日ウエスタン・リーグの優勝チームの阪神とHARD OFF ECOスタジアム新潟球場で対戦し、ロッテは延長10回6-5で勝利し5年ぶり2度目の優勝。最優秀選手にロッテの細谷選手(22)が5打数3安打、得点2で選ばれた。

 <2010年度表彰選手>
最優秀防御率投手…糸数敬作(日本ハム) 試合19、投球回86回1/3、自責点27
最多勝利投手…木谷寿己(楽天) 9勝4敗、試合17
最多セーブ投手…ロメロ(巨人) 19セーブ、試合35
勝率第1位投手…糸数敬作(日本ハム) 6割、試合19、6勝4敗
首位打者…森岡良介(ヤクルト) 3割2分4厘、試合85、打数318、安打103
最多本塁打者…筒香嘉智(湘南) 26本、試合102
最多打点者…筒香嘉智(湘南) 88打点、試合102、打率2割8分9厘
最多盗塁者…梶谷隆幸(湘南) 33盗塁、試合98
最高出塁率者…横川史学(楽天) 出塁率3割9分6厘、試合93、打数336、安打95、四死球64、犠飛2

<来季に期待がかかる選手>
◆打者
ロッテ…翔太、角中、細谷、神戸
巨人…橋本、藤村、大田、中井、田中
湘南…筒香、梶谷、北、高森、松本
楽天…中川、伊志嶺、銀次、横川、枡田
日本ハム…杉谷、大平、市川、佐藤
ヤクルト…松井淳、中村、荒木、上田
西武…坂田、浅村、斉藤、石川、梅田

◆投手
ロッテ…植松、大谷、那須野、香月
巨人…笠原、斉藤、土本、リン・イーハウ
湘南…真下、藤江、小杉、安斉
楽天…木谷、井坂、辛島、戸村
日本ハム…土屋、運天、吉川、矢貫
ヤクルト…赤川、加藤、山本斉、平井
西武…雄星、岩尾、中崎、宮田

 以上の投打をピックアップしてみたが今後の自主トレ、キャンプ等で腕を上げ旗を掲げる選手が出現するかも知れない。試合で汗を流した者が勝者になる。攻撃こそ求心である。頑張っていこう!!


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河野祥一郎「今週のイチ押し!」
河野祥一郎(こうの・しょういちろう)
 1940年(昭和15年)愛媛・今治市生まれ。59年愛媛県立西条高校卒。同校野球部では内野、外野を守り1番を打った。芝浦工大に進学し、大学2年から野球部マネジャーとなり、同校野球部の東都大学野球リーグ優勝や、明治神宮大会などで日本一のチーム作りに貢献する。
 63年の卒業と同時に、日本プロ野球機構コミッショナー参与で東大野球部監督だった神田順治氏の推薦により、セントラル・リーグ野球連盟の記録部に入社。66年から5年間、故鈴木竜二元セ・リーグ会長宅に下宿し、プロ野球について勉強。69年4月15日大洋対広島1回戦(川崎球場)で、公式記録員のスタートをきる。
 数々の名勝負、名場面の中でも、73年8月30日阪神対中日の延長11回ノーヒットノーラン試合、76年の巨人加藤初投手のノーヒットノーラン試合、94年巨人槙原寛巳投手の完全試合、97年のヤクルト石井一久投手の、98年の阪神川尻哲郎投手のノーヒットノーラン試合を担当した。
 そしてイースタン・リーグでも82年日本ハム芝投手や、99年巨人入来祐投手のノーヒットノーラン試合も見届けた。  日本シリーズ3度、オールスターにも5度参加し、71年のオールスター第1戦(西宮)で阪神江夏豊投手の9連続奪三振と、全セのノーヒットノーランを担当した。
 公式記録員38年間で1808試合を担当し、99年に退職した。
 著書に「スコア・ブックのつけ方」(86年)がある。

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