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2010年3月08日

大きく育て!楽天中川大志

 「大きく育て」と期待感を抱かせるのは楽天中川大志内野手(19)だ。

 愛知・桜丘高出身。高校時代は投手で4番を打ち通算打率は4割3分以上で本塁打32本。投手では「通算30勝以上は勝っている」と言う。右投げ右打ち、186センチ、92キロの体格で打撃センスを生かしプロ入団後、野手に転向した。

 昨季は84試合、打率2割6厘、本塁打2、打点25、出塁率2割4分9厘だったが、三振73はチーム最多を記録。中川は「昨年はスタートから緊張の連続でノーヒットが続いた。初本塁打は4月30日巨人戦(ジャイアンツ球場)の8回1死満塁で、歌藤の2球目ストレート(135キロ)を左翼席にグランドスラムした事は忘れられない。記念のボールは母(朝子さん)にプレゼントした」と言う。

 今季の目標は「1軍で両親の前で本塁打を打つ事」と強気だ。ロペス2軍打撃コーチは「パワーがあるので面白い。キャンプでバットを良く振った。将来はクリーンアップを打って欲しい」と期待。仁村2軍監督も「勉強する事も多いがチャンスを大切にして失敗を恐れず攻守に積極的であれ」とアドバイス。永池2軍内野守備コーチは「昨年は一塁手を22試合、三塁手を65試合守り、失策合計30だったが強肩。身につける所も多い。野球好きだから頑張って欲しい」と期待。

 春季教育リーグ戦でも攻守に熱心に練習に取り組み、特打、特守に努力を見せている。3月2日教育リーグ開幕戦の湘南戦(大田スタジアム)では「8番三塁」で先発出場。2回に藤江の4球目を左前打。中川は「初打席初ヒットで気分は楽になりボールが良く見えるようになった」と話す。2打席目の4回1死一塁で小杉の初球を右中間二塁打で今季初の打点も記録。8回には先頭打者で阿斗里の初球ストレート(142キロ)を右前打し3安打。この日は5打数3安打1打点三振1、併殺打1。中川は「気持ちの良いスタートが切れた。チャンスでの併殺打は反省です。キャンプで勉強したことを忘れず、チャンスを大切にしたい」と笑顔を見せた。

 3月4日巨人戦(大田スタジアム)でも5回に深田の3球目ストレートを左前打と好調だ。某球団スカウトは「成長していますネ。高校時代は投手で140キロ以上のストレートを投げていたが球団では打撃力を高く評価していた。ドラフト3位で指名するはずだったが残念だった。西の中川!!東の大田(巨人)!!と評価されていただけに2人とも頑張って欲しい。将来のプロ野球を背負う選手に成長して欲しいと願う」と期待される若手だ。楽しみな若手に声援を送って下さい!!

 ◆中川大志(なかがわ・たいし)1990年(平2)6月8日生まれ。2年目。186センチ。92キロ。右投げ右打ち。愛知県出身。愛知・桜丘から08年ドラフト2位で入団。遠投110メートル。本塁から一塁まで4・42秒。好きな言葉は「フルスイング」。目標の選手は「楽天の山崎武選手です。努力と思い切りの中に親切、暖かさを感じます。憧れです」と言う。今年の目標は「1軍での初本塁打」と強気。1軍に行けば「出場の時には父明智、母朝子を必ず球場に呼びます」と力強い。両親へのプレゼントは「父にはライター、母には本塁打の記念ボールが欲しいと言われたので1号の本塁打ボールをプレゼントした」と言う。血液型A型。課題は「守備面の強化」。思い出の試合は「甲子園出場はないが高校3年の夏の大会の予選試合が最高の思い出です」と振り返る。将来の大砲候補だ。

 ○…教育リーグ戦の本塁打1号は楽天の4年目、横川史学外野手(25)だった。3月2日湘南戦(大田スタジアム)の1回無死一、三塁で藤江の2球目ストレートを右中間に先制3ラン。各チーム編成部は「見事なタイミングだ」と称賛。

 ○…日本ハムの4年目、ダース・ローマシュ匡投手(21)は3月3日西武戦(鎌ケ谷)で見事なピッチングを見せた。この日は新人のドラフト5位、増井(右投げ右打ち)が先発で3回を投げて3番手で登板した。6回に宮本を救援し西武の4番梅田を4球で三振、5番岳野を四球、6番坂田を空振り三振、7番中田を3球三振。2回を投げ投球数31、打者8、安打1、四球1、三振5の無失点。最速147キロにカーブ、チェンジアップ、スライダーの変化球に制球力がありダルビッシュから教わったチェンジアップを完全に身につけた投球内容に「今年は1軍だ」との声が聞かれた。

 ○…楽天のドラフト1位ルーキー、戸村健次投手(立大、185センチ、76キロ、右投げ右打ち)は3月4日巨人戦(大田スタジアム)で3番手としてプロ初登板。4回に登場して4番DHの大道と対戦し初球140キロのストレート、2球目144キロのストレートで三ゴロ、5番田中を四球、6番加治前を二ゴロ併殺打でピンチを切り抜けた。5回2死後から2安打、四球で2死満塁で3番大田と対戦し8球目を中前打され2失点。4番DHの矢野を二ゴロに打ち取りこの回投球数30球。この日は投球数45、投球回2、安打3、四球2、三振0、失点2、自責点2。戸村は「初登板で少し緊張しました。変化球が決まらず納得できないピッチングでした。60点のピッチングでした。1軍入りを目標にして調整します。応援をよろしくお願いします」と語っていた。

 ○…楽天2年目の丈武(森田)選手(29)は3月5日ヤクルト戦(大田スタジアム)で4回2死後に李恵践(左投げ左打ち)から3球目を左中間に1号、7回2死満塁ではフェルナンデス(右投げ右打ち)から左翼席に鋭い打球で満塁本塁打の2号。この日は4打数3安打(本塁打2、三塁打1)、打点5、三振1にベンチでは「ナイスバッティング」の連呼。

 ○…投手から打者に転向したヤクルトの高井雄平外野手(25)は3月6日西武戦(戸田)で「9番右翼」で先発出場し5回2死、山岸(右投げ右打ち)の初球ストレートをバックスクリーンに入る打者転向後の第1号。笑顔でベース1周、この日は4打数2安打、打点2だったが課題は「守備面だ」との声が聞かれた。


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河野祥一郎「今週のイチ押し!」
河野祥一郎(こうの・しょういちろう)
 1940年(昭和15年)愛媛・今治市生まれ。59年愛媛県立西条高校卒。同校野球部では内野、外野を守り1番を打った。芝浦工大に進学し、大学2年から野球部マネジャーとなり、同校野球部の東都大学野球リーグ優勝や、明治神宮大会などで日本一のチーム作りに貢献する。
 63年の卒業と同時に、日本プロ野球機構コミッショナー参与で東大野球部監督だった神田順治氏の推薦により、セントラル・リーグ野球連盟の記録部に入社。66年から5年間、故鈴木竜二元セ・リーグ会長宅に下宿し、プロ野球について勉強。69年4月15日大洋対広島1回戦(川崎球場)で、公式記録員のスタートをきる。
 数々の名勝負、名場面の中でも、73年8月30日阪神対中日の延長11回ノーヒットノーラン試合、76年の巨人加藤初投手のノーヒットノーラン試合、94年巨人槙原寛巳投手の完全試合、97年のヤクルト石井一久投手の、98年の阪神川尻哲郎投手のノーヒットノーラン試合を担当した。
 そしてイースタン・リーグでも82年日本ハム芝投手や、99年巨人入来祐投手のノーヒットノーラン試合も見届けた。  日本シリーズ3度、オールスターにも5度参加し、71年のオールスター第1戦(西宮)で阪神江夏豊投手の9連続奪三振と、全セのノーヒットノーランを担当した。
 公式記録員38年間で1808試合を担当し、99年に退職した。
 著書に「スコア・ブックのつけ方」(86年)がある。

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