日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムの野球ページです。

  • 日刊スポーツIDについて


ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画特集


2009年6月09日

評価高いぞ、西武ルーキー浅村

 練習は予習だ。試合は復習だ。常に喜んで練習しライバルに負けない!! ひたむきに汗を流しているのは西武期待のルーキー、浅村栄斗内野手(18)だ。

 181センチ、78キロ、右投げ右打ちの中距離打者だ。08年夏の甲子園大会で話題になった1人。1回戦の日田林工戦では1試合5安打。2回戦の金沢戦では1試合2本塁打し全国制覇に貢献した核弾頭だった。攻走守の3拍子揃った大型内野手だ。入団しキャンプに参加した時は「正直に不安でいっぱいでした。いろいろと教えられてキャンプでは本当に良い勉強が出来た」と振り返る。キャンプでの目標は「攻走守のレベルアップでした。心からやったるで!! との戦いだった」と言う。

 3月20日開幕戦の巨人戦に「7番遊撃」で先発出場して4打席目に古川のカウント2-1からのストレートを左前打。一塁ベースに立った時は「嬉しかった」と言う。3月22日巨人戦でも「7番遊撃」で先発出場して第1打席で野間口の初球を左中間安打、第4打席には竹嶋の初球カーブを中前打してプロ入り初の2安打。浅村は「もう無我夢中ですよ。この試合でプロ入り初の失策も記録したし、技術不足を反省です」と言う。片平2軍監督は「打球の処理、ファンブルに注意し次のプレーよりも正確、確実な送球を大切にし、プロで通用する体作りをして欲しい。攻走守でも楽しみで1軍へのチャンスは十分だ。3年後は楽しみな選手だ。期待して下さい」と鉄は熱いうちに打ての感じだ。

 5月9日巨人戦では第1打席に木村正のカウント2-1後のストレートを右二塁打、第3打席も木村正から走者を置いて初球ストレートを右中間二塁打の打点1、第4打席は会田の3球目シンカーを遊撃内野安打、第5打席もオビスポの3球目ストレートを走者を置いて右前打し、この日5打数4安打、打点2。4安打はプロ入り初。1試合2打点は2度目。浅村は「プロの厳しさ、バットスイングのスピードと守備面の勉強(6月7日現在で9試合に失策、1試合2失策は2度、1失策は7試合)と攻走守に攻めの気持ちを大切にして信頼される内野手になりたい」と気合い十分だ。各チーム編成部は「強肩で範囲も広いから失策も当然多くなる。大切な事は打球を恐れずスタートし注意をして思い切ってやればいい。遊撃手最多失策11? 失策が多い事は出場しているからだ。若いのだから失敗に負けるなと言いたいよ」とアドバイス。

 浅村は「5月27日からの楽天戦で左手首を痛めてチームに迷惑を掛けました。チャンスをつかみ頑張りますよ。フレッシュオールスターでもチャンスがきたら頑張りますので応援お願いします」と常に前向きで努力する背番号32に注目だ。

 6月8日現在、40試合、打率2割3厘、本塁打0、打点7、盗塁2、四死球9、三振25で守備面では遊撃手31試合、刺殺46、補殺70、失策11(イースタン最多数)、併殺参加19、守備率9割1分3厘。

 ◆浅村栄斗(あさむら・ひでと)1990年(平2)11月12日生まれ。18歳。大阪府出身。大阪桐蔭高。181センチ。78キロ。右投げ右打ち。08年ドラフト3位。目標の選手は「西武の中島裕之内野手のように将来は中心選手になりたい」。好きな言葉は「やったるで!!」。高校時代は2年生から二塁手で8番を打ち守備面では遊撃手と二塁手。通算打率4割5分以上、本塁打22本(夏の甲子園で金沢戦で5打数3安打、2本塁打の試合が思い出に残る)。遠投100メートル。50メートル6・2秒。本塁から一塁までの走力タイム4・3秒。今年のフレッシュオールスターに選出されて両親の「父親の哲弘さん、母親の明美さんを札幌ドームに呼び自分のプレーを見て欲しい。交通費と父にはネクタイ、母にはハンドバックを記念にプレゼントします」と笑顔で話した。ニックネームは2年目の中田祥多捕手が名付け親になって「ジャニー」で、片平2軍監督も「将来のスターにふさわしい。頑張ってくれ」とハッパを掛けた。血液型O。各チーム編成部は「西武は松井稼頭央選手や中島選手、黒瀬選手と素晴らしい二遊間が育っただけにじっくりと将来のスター候補を育てて欲しい。本当に楽しみで注目したい若手の1人だ」と期待する。

 ○…楽天の快進撃は続く!!  楽天は5月28日西武戦(宮城県利府町)で9-3で勝ち、チーム7連勝の球団新を達成。これまでは07年9月4日ヤクルト戦(戸田)から9月19日ヤクルト戦(戸田)までの6連勝だった。そして6月1日巨人戦(ジャイアンツ球場)で2番平石が1回1死にオビスポの4球目ストレート(150キロ)を右中間に先制2号ソロ。平石は「調子は良いので頑張りますよ」と気合い十分だっただけに見事な1発だった。チームの投打のバランスが非常に良い楽天は2-1で勝ち、チームの連勝を8とした。「どこまで連勝が続きますか」と松井2軍監督も元気いっぱいだ。

 ○…フレッシュオールスターに楽天から3名の若手選手が選出された。投手では2年目の石田隆司投手(19)。6月7日現在、10試合、4勝4敗、防御率7・21。スライダーが勝負球。石田は「選出されて嬉しい。登板の機会があれば第1球はストレートです。対戦したら大阪出身の平田選手(中日)や小瀬選手(オリックス)に打たれたくない。同級生の安倍選手(広島)、中村選手(ソフトバンク)には負けたくない」と闘志を燃やす。新人の楠城裕介外野手(25)は広角に打て勝負強い。楠城は「選出されて感謝です。対戦したいのは小林投手(オリックス)の沈む勝負球を打ちたい。チャンスを大切にします」と元気いっぱい。6月7日現在、37試合、打率3割4分4厘、本塁打6、打点23、盗塁0。注目の育成選手、森田文武外野手(28)。内野手も守れパワーがあり粘り強い打撃を見せる。森田は「当然MVPを狙ってプレーします。自己アピール出来るようチャンスを大切にしたい」と力強い。6月7日現在、42試合、打率3割1分4厘、本塁打6、打点29、盗塁3。松井2軍監督は「出場を1軍へのチャンスをつかむ原動力にして欲しい。いろいろと勉強する面があるだろう。一生懸命頑張ってきて欲しい」とエールを送る。

 ○…最近3連敗で元気がなかった西武の片平2軍監督は「最近10試合で1勝9敗。選手もコーチ陣も頑張っているが野球は難しい」と言ったが2日の湘南戦では笑顔を見せた。この日は投手戦で8回まで2-2の同点。9回裏に3番大島は山北の3球目を右前打。4番指名打者の後藤は救援の加藤武と勝負に出た。1球目ボール、2球目空振り、3球目ファウルで4球目外角ストレートをサヨナラ二塁打で。片平2軍監督は満面の笑み。6月2日現在、西武は42試合、16勝24敗2引き分け、勝率4割(7位)。

 ○…楽天の新人、楠城裕介外野手(25)は6月3日の日本ハム戦でプロ入り初の満塁6号本塁打。
5回1死満塁で伊藤の5球目ストレート(138キロ)を右翼席にグランドスラムを打ち込みチームの勝利に勢いを付けた。「対日本ハムに1分け入れて7連敗してたのでタイミングを取って狙っていた。思い切ってバットが振れた。チームの勝利に貢献出来た」と喜色満面。そしてこの試合で楽天の4年目、西村弥内野手(25)は1、3、4回(吉川からいずれも中前打)、5回(伊藤から中前打)、6回(投手から中前打)、9回(谷元から右前打)に単打のみの6打数6安打。イースタン・リーグのタイ記録で3人目の快挙だ。西村は「連続安打は気にせず一打席を大切にして打った。チャンスを大切にします。3人目ですか。良い思い出になりました」と笑顔を見せた。

 ○…両チーム合計15人の登板人数!! 6月4日西武-湘南戦(西武第2)で西武が7人の投手に対して湘南は8人の投手が登板した。試合は11-3で湘南の勝利。勝利投手は6人目の山北。敗戦投手は西武先発の武隈。この試合の両チーム合計15人の出場延人数はイースタン・リーグ3度目のタイ記録。

 ○…湘南は6月7日の日本ハム戦で9回表まで4-5とリードされ、首位転落かと思われたが、その裏1死森笠、大西の連打で1死一、二塁とし、5番桑原が金森の5球目ストレートを左中間に二塁打し6-5の逆転サヨナラ勝ち。この試合で日本ハムの2年目、中田翔内野手(20)は5回2死一、二塁で藤江の3球目スライダー(134キロ)を左中間に逆転14号3ランを放ち、途中からこの日の1軍のナイトゲームのために球場を後にした。この日は2打数1安打、本塁打1、打点4、犠飛1、三振1で本塁打、打点王争いを独走している。


この記事には全0件の日記があります。


ソーシャルブックマークへ投稿

  • Yahoo!ブックマークに登録
  • はてなブックマークに追加
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿

ソーシャルブックマークとは

河野祥一郎「今週のイチ押し!」
河野祥一郎(こうの・しょういちろう)
 1940年(昭和15年)愛媛・今治市生まれ。59年愛媛県立西条高校卒。同校野球部では内野、外野を守り1番を打った。芝浦工大に進学し、大学2年から野球部マネジャーとなり、同校野球部の東都大学野球リーグ優勝や、明治神宮大会などで日本一のチーム作りに貢献する。
 63年の卒業と同時に、日本プロ野球機構コミッショナー参与で東大野球部監督だった神田順治氏の推薦により、セントラル・リーグ野球連盟の記録部に入社。66年から5年間、故鈴木竜二元セ・リーグ会長宅に下宿し、プロ野球について勉強。69年4月15日大洋対広島1回戦(川崎球場)で、公式記録員のスタートをきる。
 数々の名勝負、名場面の中でも、73年8月30日阪神対中日の延長11回ノーヒットノーラン試合、76年の巨人加藤初投手のノーヒットノーラン試合、94年巨人槙原寛巳投手の完全試合、97年のヤクルト石井一久投手の、98年の阪神川尻哲郎投手のノーヒットノーラン試合を担当した。
 そしてイースタン・リーグでも82年日本ハム芝投手や、99年巨人入来祐投手のノーヒットノーラン試合も見届けた。  日本シリーズ3度、オールスターにも5度参加し、71年のオールスター第1戦(西宮)で阪神江夏豊投手の9連続奪三振と、全セのノーヒットノーランを担当した。
 公式記録員38年間で1808試合を担当し、99年に退職した。
 著書に「スコア・ブックのつけ方」(86年)がある。

最近のエントリー




野球ニュースランキング




日刊スポーツの購読申し込みはこちら

  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 野球
  3. コラム
  4. 河野祥一郎「今週のイチ押し!」

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/PA SportsTicker Inc

ここからフッターナビゲーションです