2009年2月23日
09年の若手注目選手を紹介します!
09年「今週のイチ押し!」第1回は、飛躍が期待されるプロ2年目以上の若手選手を、昨年のチーム順位に紹介する。
◆1位ヤクルト 2年目期待の星は由規投手(20)。昨年イースタン・リーグで15試合、8勝5敗、防御率4・17(6位)でイースタン・リーグ最多勝。1軍で新人王を狙える成長株。高市俊投手(3年目=25)も昨年イースタン・リーグでチーム最多投球回105回2/3、奪三振80(三振率6・8)、防御率2・47(2位)、7勝7敗で1軍への準備もできた。山本斉投手(2年目=20)は最速148キロのストレートにカットボールで勝負だ。
◆2位巨人 金刃憲人投手(3年目=25)は昨年イースタン・リーグで13試合、8勝2敗、防御率1・66でイースタン・リーグの最多勝と防御率1位の2冠王。心機一転で1軍入りを狙う。古川祐樹投手(2年目=24)は169センチ、64キロ、左投げ左打ちの小柄だが、昨年イースタン・リーグ、7月21日楽天戦(ジャイアンツ球場)でチーム最初の完封勝ち(2勝目)。打者への適応性の好投が光った。昨年イースタン・リーグで17試合、完投1、3勝2敗、防御率2・62。
◆3位湘南 阿斗里投手(2年目=20)は、最速150キロを柱にして昨年イースタン・リーグで15試合、3勝4敗。チーム最多46失点、35自責点、防御率4・80、被打率2割7分と高いだけに「ピッチングとは何か」と考えることが課題。ストレートが勝負球の山口俊投手(4年目=22)は、昨年1軍で16試合、1勝1敗、投球回23回2/3、自責点2、防御率0・76。三振率10・6。力投タイプだけに、リズムに乗ると1軍定着もある。ほかに高宮和也投手(4年目=28)高崎健太郎投手(3年目=24)にも注目したい。
◆4位楽天 片山博視投手(4年目=22)は、昨年イースタン・リーグ4月25日の日本ハム戦でプロ入り初完投、完封勝利(3-0)で4勝目を飾り1軍への足掛かりとした。木谷寿巳投手(4年目=29)も昨年イースタン・リーグで12試合、8勝2敗、防御率3・53でイースタン・リーグ最多勝を獲得。今年こそは1軍での初勝利がほしい。
◆5位西武 木村文和投手(3年目=21)は、2年連続ハワイ・ウインターリーグに派遣されている。昨年イースタン・リーグで20試合、6勝9敗、投球回111回1/3、被安打128、四死球78、奪三振83(三振率6・8)、失点85、自責点66はチーム最多を記録し、防御率5・34(10位)。課題は制球力をつけること。平野将光投手(2年目=26)も勝負の年だ。昨年イースタン・リーグで15試合、4勝1敗、防御率2・94で四球率1・7と制球力は見せていたが、1軍では変化球の切れと打者の長所・短所を見極めるピッチングが要求される。山本歩投手(4年目=26)は準硬式出身者。頭脳的なピッチングを見せることができるか。
◆6位ロッテ 手嶌智投手(5年目=27)と古谷拓哉投手(4年目=28)は、投手陣の競争が激しい中だけに背水の戦い。黒滝将人投手(3年目=21)阿部和成投手(2年目=20)の成長にも期待したい。
◆7位日本ハム ダース・ローマシュ匡(3年目=21)は、191センチ、78キロ、右投げ右打ちと恵まれた体格の本格派投手。昨年イースタン・リーグで9試合、2勝5敗、防御率5・68。攻撃的なピッチングに魅力。吉川光夫投手(3年目=21)のマウンド度胸と速球、カーブの緩急のピッチングにさらに磨きをかけたい。
打者での注目選手は以下の通り。
◆1位ヤクルト 上田剛史外野手(3年目=21)川端慎吾内野手(4年目=22)梶本勇介内野手(8年目=26)。
◆2位巨人 中井大介内野手(2年目=20)藤村大介内野手(2年目=20)加治前竜一外野手(2年目=24)田中大二郎外野手(3年目=21)。
◆3位湘南 内藤雄太外野手(4年目=26)石川雄洋内野手(5年目=23)梶谷隆幸内野手(3年目=21)関口雄大外野手(2年目=24)。
◆4位楽天 枡田慎太郎内野手(4年目=22)聖沢諒外野手(2年目=24)内村賢介内野手(2年目=23)伊志嶺忠捕手(2年目=24)。
◆5位西武 黒瀬春樹内野手(6年目=24)原拓也内野手(3年目=25)星秀和内野手(5年目=23)松坂健太外野手(6年目=24)斉藤彰吾外野手(2年目=20)。
◆6位ロッテ 細谷圭内野手(4年目=21)神戸拓光外野手(3年目=24)佐藤賢治外野手(3年目=21)角中勝也外野手(3年目=22)青松敬鎔捕手(5年目=23)。
◆7位日本ハム 渡部龍一捕手(6年目=24)中田翔内野手(2年目=20)陽仲寿内野手(4年目=22)今浪隆博内野手(3年目=25)市川卓内野手(5年目=23)鵜久森淳志外野手(5年目=22)大平成一外野手(2年目=20)村田和哉外野手(2年目=24)。
※年齢は09年の満年齢。
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- 河野祥一郎(こうの・しょういちろう)
- 1940年(昭和15年)愛媛・今治市生まれ。59年愛媛県立西条高校卒。同校野球部では内野、外野を守り1番を打った。芝浦工大に進学し、大学2年から野球部マネジャーとなり、同校野球部の東都大学野球リーグ優勝や、明治神宮大会などで日本一のチーム作りに貢献する。
63年の卒業と同時に、日本プロ野球機構コミッショナー参与で東大野球部監督だった神田順治氏の推薦により、セントラル・リーグ野球連盟の記録部に入社。66年から5年間、故鈴木竜二元セ・リーグ会長宅に下宿し、プロ野球について勉強。69年4月15日大洋対広島1回戦(川崎球場)で、公式記録員のスタートをきる。
数々の名勝負、名場面の中でも、73年8月30日阪神対中日の延長11回ノーヒットノーラン試合、76年の巨人加藤初投手のノーヒットノーラン試合、94年巨人槙原寛巳投手の完全試合、97年のヤクルト石井一久投手の、98年の阪神川尻哲郎投手のノーヒットノーラン試合を担当した。
そしてイースタン・リーグでも82年日本ハム芝投手や、99年巨人入来祐投手のノーヒットノーラン試合も見届けた。 日本シリーズ3度、オールスターにも5度参加し、71年のオールスター第1戦(西宮)で阪神江夏豊投手の9連続奪三振と、全セのノーヒットノーランを担当した。
公式記録員38年間で1808試合を担当し、99年に退職した。
著書に「スコア・ブックのつけ方」(86年)がある。
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