日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムの野球ページです。

  • 日刊スポーツIDについて


ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画特集


2008年7月15日

西武のスター目指せ、星秀和!

 「とにかく野球が好きなのです。汗は気持ちが良い」と笑顔の中に鋭さを感じる西武の4年目、星秀和外野手(21)に注目したい。

 04年ドラフト5巡目で捕手として入団。伊東前監督が地区予選をテレビ観戦した時に星捕手が目に留まって獲得した選手。05年の1年目は捕手24試合、三塁手2試合、外野手1試合を経験し打率2割3厘。2年目から「打撃と脚力」を生かすために野手に転向。06年は三塁手、遊撃を守り二塁手を52試合、失策8、守備率9割6分7厘。打撃面は69試合、本塁打1、打点7の打率2割1分。昨年も三塁手、遊撃手を守ったが今年は脚力を生かして外野手に転向した。

 今年は3月26日巨人戦での一塁手を皮切りに4月9日、29日ヤクルト戦で二塁手を守り6月7日ヤクルト戦で初めて左翼手を守った。3月26日巨人戦の6回、久保の4球目を左前適時打して、今季をスタートさせた。3、4月10試合、5月8試合の出場にも星は練習をした。夜間練習は筋力トレーニング、バットスイングは毎日500本を気合を入れて振った。「継続は力なり」。星は「ここで負けたらダメだ。明るく楽しくやる!!」と気合を入れた。プロらしく体が出来た。顔も「男前」になった。苦労は良薬になった。片平2軍監督は「見てましたよ。まだまだ練習ですよ」と言う。

 5月の下旬から調子を上げた。村石2軍マネージャーも「頑張っていますよ。調子が良いですよ」と努力を認める。5月終了時は打率2割3分1厘、本塁打0、打点3と悪かった。6月に入るとエンジンをかけた。5試合連続安打で打率3割3分3厘と急上昇。6月6日ヤクルト戦で途中出場し5番指名打者で木田の2球目ストレートを右翼ネット越え(推定125メートル)の場外今季1号ソロ。ネット裏では「見事な一発」との声。6月10日ロッテ戦でも2回に三島から2号。6月11日ロッテ戦では1回阿部の3球目を中前打、3回にも阿部の初球を左前打、5回には古谷のカウント2-1から左中間に三塁打し今季初の4打数3安打2打点と5番打者の仕事を見せた。6月は12試合、打率3割6分6厘、本塁打2、打点7と攻守に活躍だ。7月3日楽天戦では3番左翼手で先発スタメンだ。1回死球、4回の2打席目愛敬の3球目を一塁強襲安打、6回3打席目は大きな中飛。チームは1-0で辛勝。

 星は「プロ入り初の3番に座った。緊張しました。勉強出来ました」と大きな収穫。片平2軍監督は「それでいい。収穫してくれたら3番の意味も理解するでしょう」。着々と成長してきた星の活躍が楽しみだ。

 7月12日現在、36試合、打率3割1分2厘、本塁打2、打点10、盗塁1、出塁率3割5分4厘で7月11日初の1軍登録を果たした。片平2軍監督は「勉強することが多いのだから1軍の空気を腹いっぱい吸うて来ればいい」とアドバイスしていた。

 ◆星秀和(ほし・ひでかず)1986年(昭61)11月10日生まれ。21歳。180センチ。78キロ。右投げ左打ち。04年ドラフト5巡目入団。前橋工時代は通算打率4割以上、本塁打39本。強肩強打の捕手として注目されていた。打撃力、脚力を生かすために内野手に転向。今年から俊足を生かし外野手に転向。07年ハワイ・ウインターリーグの派遣選手。25試合、本塁打0、三振27、打率1割5分。フレッシュオールスターに出場。星は「いろいろと勉強させてもらいました。頑張って1軍を目指します」とやる気十分。好きな言葉は「継続は力なり」。目標の選手は「星秀和。自分です。敵は自分ですか」と苦笑い。本塁から一塁までの走力タイムは4秒。遠投110メートル。努力とは「続ける事です」と言う。「心配をかけている父(正美さん)と母(ひろ子さん)には1軍でのプレーを見て欲しい。僕の夢ですから」と話す。血液型A。独身。背番号52を母校の大先輩である渡辺監督にも見せたいだろう。

 ○…今年のフレッシュオールスターに初出場の西武2年目、木村文和投手(埼玉栄、181センチ、82キロ、右投げ右打ち、19歳)は7月6日湘南戦で今季6勝目を狙ったが初回、制球力に苦しんだ。1番下窪に121キロのスライダーでスタートしたが2球目死球で4番ジェイジェイに先制左前打。犠飛、盗塁、四球などで1回に2失点。3回にも2安打1盗塁で1失点。4回には味方の失策や3四球などで2死満塁。5番内藤に5球目147キロのストレートをバックスクリーンに4号満塁本塁打で一挙5失点で降板した。この日は最速153キロにカーブ、スライダー、フォークを投げたが「投げ急ぎと制球力不足」の声が聞かれた。打者25、投球回4、安打7(本塁打1)、四死球6、三振3、失点8、自責点3に木村は「負け投手で悔しいです。チームにも迷惑をかけた。もっと気合を入れて投げます」と反省。7月12日現在、11試合、5勝6敗、打者292、投球回62回、安打68、四死球46、三振44、失点50、自責点33、防御率4・79。注目して欲しい若手投手である。

 ○…背番号94も大きいが夢も大きい。フレッシュオールスターに初出場を決めた巨人の新人、中井大介外野手(宇治山田商、180センチ、84キロ、右投げ右打ち)は「勉強する面はいっぱいあります。チームを代表する人たちが多いので勉強になります。チャンスがあればMVPも狙いますし素晴らしい投手の球も打ちたい」と笑顔。ネット裏では「高校時代は投手だったから強肩だ。身体能力は高い。打撃センスも良い。本塁から一塁までの走力は4・2秒。練習を重ねて活躍して欲しい」と期待の声だ。7月12日現在、55試合、打率2割6分、本塁打4、打点24、盗塁0、三振50、四死球14、出塁率3割5厘。期待したい若手だ。

 ○…韋駄天ぶりを見せる日本ハムの新人、村田和哉外野手(22)は今年のフレッシュオールスターに初出場。バットコントロールも良くシャープな打撃と守備範囲の広さや走塁技術は1軍クラスだ。本塁から一塁までの走力タイムは3・7秒とファームではトップクラスだ。1軍にも出場した。6月10日に1軍を抹消されたがファームでは目立つ1人だ。村田は「初めてですから貪欲に勉強してきます。楽しく明るく野球をして自分をアピールしたい。今は野球を考える時ですから頑張ります」と明るい。7月12日現在、44試合、打率3割1分5厘、本塁打0、打点12、盗塁23、出塁率4割7厘で打撃10傑に顔を出している。

 ○…ファームで本塁から二塁までの送球タイム1・85秒と速い湘南の3年目、黒羽根利規捕手(日大藤沢、178センチ、80キロ、右投げ右打ち)は今年のフレッシュオールスターに初出場。元気いっぱいでホームベースを死守している。中根2軍打撃コーチは「私がスカウト時代から見ているが理解力も早い。これからの捕手ですが期待度は高い」と言う。黒羽根は「チャンスだからいろいろと見て聞いて投手の球を受けてと頭がいっぱいです。自分に勝ってチームが勝ってを信条とする目配り、気配り、思いやりで頑張ります」。7月12日現在、27試合、打率2割6分6厘、本塁打0、打点2、盗塁0、出塁率2割8分8厘、捕逸3だが楽しみな21歳。注目して欲しい。

 ○…ロッテは7月13日西武戦で9回裏1死満塁から塀内が右前打。5-4でサヨナラ勝ちし、対西武戦3連戦を3連勝。西武は7月6日湘南戦から5連敗となった。


この記事には全0件の日記があります。


ソーシャルブックマークへ投稿

  • Yahoo!ブックマークに登録
  • はてなブックマークに追加
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿

ソーシャルブックマークとは

河野祥一郎「今週のイチ押し!」
河野祥一郎(こうの・しょういちろう)
 1940年(昭和15年)愛媛・今治市生まれ。59年愛媛県立西条高校卒。同校野球部では内野、外野を守り1番を打った。芝浦工大に進学し、大学2年から野球部マネジャーとなり、同校野球部の東都大学野球リーグ優勝や、明治神宮大会などで日本一のチーム作りに貢献する。
 63年の卒業と同時に、日本プロ野球機構コミッショナー参与で東大野球部監督だった神田順治氏の推薦により、セントラル・リーグ野球連盟の記録部に入社。66年から5年間、故鈴木竜二元セ・リーグ会長宅に下宿し、プロ野球について勉強。69年4月15日大洋対広島1回戦(川崎球場)で、公式記録員のスタートをきる。
 数々の名勝負、名場面の中でも、73年8月30日阪神対中日の延長11回ノーヒットノーラン試合、76年の巨人加藤初投手のノーヒットノーラン試合、94年巨人槙原寛巳投手の完全試合、97年のヤクルト石井一久投手の、98年の阪神川尻哲郎投手のノーヒットノーラン試合を担当した。
 そしてイースタン・リーグでも82年日本ハム芝投手や、99年巨人入来祐投手のノーヒットノーラン試合も見届けた。  日本シリーズ3度、オールスターにも5度参加し、71年のオールスター第1戦(西宮)で阪神江夏豊投手の9連続奪三振と、全セのノーヒットノーランを担当した。
 公式記録員38年間で1808試合を担当し、99年に退職した。
 著書に「スコア・ブックのつけ方」(86年)がある。

最近のエントリー




野球ニュースランキング




日刊スポーツの購読申し込みはこちら

便利ツール

Windows Vista用ガジェット
球団別最新情報、写真ニュース、スコアが表示されます。阪神、ソフトバンク、日本ハム、オリックス、広島に加え、レッドソックス松坂大輔専用ガジェットも。
  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 野球
  3. コラム
  4. 河野祥一郎「今週のイチ押し!」

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/PA SportsTicker Inc

ここからフッターナビゲーションです