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2008年6月10日

カベ乗り越えろ、ロッテ佐藤

 「困難あり、便法あり、希望あり」の言葉がある。カベにぶつかり1人で努力しているロッテの2年目、佐藤賢治外野手(19)だ。

 昨年ファームで75試合、打率1割9分6厘、本塁打1、打点15、盗塁1、長打率2割6分6厘、出塁率2割4分4厘。07年3月24日開幕戦のグッドウィル戦、7回に岸からチーム最初の初本塁打。07年6月17日グッドウィル戦の10回に石井貴からサヨナラ安打。守備では外野手65試合、補殺4、失策3、守備率9割7分3厘だが外野手では定岡とチーム最多の補殺を記録し、強肩をアピールした。

 昨年を振り返った佐藤は「最初から思い切って行こうと決めていたがプロは甘くないですよ。反省ばかりで自分を忘れた時もあった」と言う。今年は「守備、走塁はもちろん打撃もレベルアップしたい」と、キャンプ、練習に頑張ってきた。

 今年3月22日開幕戦の日本ハム戦では「9番右翼」でスタメン出場。しかし投ゴロ、遊ゴロ、二ゴロ、中飛に終わり快音は聞かれなかった。4試合、12打数ノーヒットと不本意なスタート。佐藤は「いろいろとプレッシャーがあって考えすぎた」と振り返る。3月27日楽天戦で6回片山、8回石川からそれぞれ中前打。「この2安打で希望が持てた」と言う。4月1日西武戦で今季初の「3番右翼」でスタメン出場し1回無死二、三塁で木村の5球目を左犠飛(失策)で今季初の打点を記録してから打撃復調が見られた。4月27日ヤクルト戦では1回左中間二塁打、4回左前打、7回二塁内野安打、8回中前打の5打数4安打、2打点のプロ入り初の4安打。5月5日巨人戦で3安打し打率2割9分9厘と打率3割が見えてきた。

 6月7日現在、34試合で、安打した試合数は20とバランスが悪い。佐藤は「自分で答えを出したい。1軍経験者にお話を聞いて参考にしています。闘志もわいてきます。頑張りますよ」と明るい表情で言う。首脳陣も野球センスを高く評価する。夏場に強いだけに期待が出来る。

 6月7日現在、34試合、打率2割4分4厘、本塁打0、打点11、盗塁0。攻走守に汗を流す顔はしっかりと1軍を見据えている。頑張れ!!

 ◆佐藤賢治(さとう・けんじ)1988年(昭63)8月26日生まれ。19歳。2年目。181センチ。78キロ。右投げ左打ち。横浜高から06年高校生ドラフト2巡目で入団。独身。06年春夏甲子園出場。高校2年まで投手として活躍していたが秋から外野手に転向。高校通算打率3割8分以上、本塁打11。小学校4年生から本格的に左打ちとなる。遠投120メートル。50メートル走6・1秒。本塁から一塁までの走力タイム4・1秒。好きな言葉は「人生の勝利者になれ」。目標の選手はロッテの先輩、福浦とサブロー。「勝負強いバッティングが参考になる」と話す。今年母幸子さんの誕生日に「ハンドバック」をプレゼント。1軍への夢は「高校の先輩で西武の涌井投手と対戦したい。その時は友人や知人そして両親を球場に招待したい」と言う。フレッシュ球宴は「運にまかせますよ。今はコンスタントに打ちたい。結果を上げる事ですよ」と言う。古賀2軍ヘッドコーチは「2年目になって積極的になった。打撃センスは高く評価する」と言う。サカタ2軍監督は「将来は楽しみだ」と期待する。ニックネームは「サトケン」。血液型A。背番号57に期待したい。

 ○…西武、期待の2年目、木村文和投手(埼玉栄高、181センチ、82キロ、右投げ右打ちの本格派投手、06年高校生ドラフト1巡目)は6月4日湘南戦で今季5勝目を狙って7試合目の先発登板をしたが、今季最短の3回1/3、投球数91球で降板した。この日は1番石川に143キロのストレートで空振り三振に仕留める好スタート、1、2回を無難に乗り切った。2回下窪の3球目に147キロを計測したが3回に突然崩れた。8番黒羽根二ゴロ、9番代打関口四球、1番石川にカーブを左前打で1死一、二塁とピンチを背負った。2番梶谷三振で2死としたが3番下園四球で2死満塁、4番内藤と勝負に出た。3球目にこの日最速の149キロを計測し5球目も2度目の149キロ(今季最高は152キロ)をマーク。6球目を中前打されて2失点、5番下窪にも右前打の連打で3失点、6番高森は二ゴロ失で4点目を許した。ストレート、カーブ、スライダー、フォークを投げたがネット裏では「今日は制球力に苦しんだが将来が楽しみだ。昨年のウインターリーグが大きな自信になっている。投球数91球が多かったが投手としての素材が良いだけに面白い存在になる」と将来性を買う。この日は打者20、投球回3回1/3、安打7、四死球3、三振4、失点5、自責点4。6月8日現在、7試合、4勝3敗、打者188、投球回40、安打42、本塁打2、四死球29、三振31、失点27、自責点17、防御率3・83。注目だ。

 ○…西武の4年目、星秀和内野手(21)は6月6日ヤクルト戦で今季初の嬉しい同点1号ソロを放った。この日、西武は7回まで4-5と1点リードを許していたが6回代打出場して二ゴロ。8回2死の2打席目、木田の2球目を見事に右翼に今季1号だ。嬉しそうにベース1周だ。努力が実った。体も大きくなり1軍でも通用するスタミナも出来た。時間があれば打撃練習だった。星は「気持ちが良かった。天気も良かった」と笑うが「練習の虫」は常にスタメン出場を狙う。片平2軍監督は「着実に成長している。練習量は負けないね。期待してやって下さい」と言う。チームは5-5で延長11回引き分けだったが久々に見せた1発は大きな自信となった。前橋工出身で、180センチ、78キロ、右投げ左打ち、04年ドラフト5巡目捕手として入団。独身。血液型A。本塁から一塁までの走力タイム4・1秒。背番号52に注目して欲しい。

 ○…西武の2年目、大崎雄太郎外野手(23)は今季初の1試合4安打。6月6日ヤクルト戦で「7番右翼」で先発出場。2回加藤から左前打、4回一ゴロ、7回丸山から右中間二塁打、9回萩原から右前打、11回上原から中前打して5打数4安打、2得点と激しい外野手争いにアピールをした。今季3安打が2度。コンスタントに打てる事が求められている今季。攻走守に合格点だが積極性が欲しいと言う関係者。大崎は「どんどんアピールしたい。当然1軍を狙っています」と前向きに頑張っている。常総学院-青学大。06年大学・社会人ドラフト6巡目。170センチ。76キロ。右投げ左打ち。独身。血液型A。本塁から一塁までの走力タイム4・2秒。背番号0が楽しみになってきた。

 ○…ヤクルト打線は元気いっぱいだ!!6月6日西武戦で9回まで毎回の16安打。延長10回ノーヒットだったが11回に1安打して17安打。6月7日西武戦でも先発全員の18安打で14得点。6月7日現在、34試合、チーム打率2割9分1厘、本塁打9、打点145、盗塁33でチーム打率はイースタン・リーグ1位だ。猿渡2軍監督は「調子が良いですね。上田が良くなった。牧谷も頑張っています。全員ケガのないようにして1軍を狙って欲しい」と若手に期待している。


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河野祥一郎「今週のイチ押し!」
河野祥一郎(こうの・しょういちろう)
 1940年(昭和15年)愛媛・今治市生まれ。59年愛媛県立西条高校卒。同校野球部では内野、外野を守り1番を打った。芝浦工大に進学し、大学2年から野球部マネジャーとなり、同校野球部の東都大学野球リーグ優勝や、明治神宮大会などで日本一のチーム作りに貢献する。
 63年の卒業と同時に、日本プロ野球機構コミッショナー参与で東大野球部監督だった神田順治氏の推薦により、セントラル・リーグ野球連盟の記録部に入社。66年から5年間、故鈴木竜二元セ・リーグ会長宅に下宿し、プロ野球について勉強。69年4月15日大洋対広島1回戦(川崎球場)で、公式記録員のスタートをきる。
 数々の名勝負、名場面の中でも、73年8月30日阪神対中日の延長11回ノーヒットノーラン試合、76年の巨人加藤初投手のノーヒットノーラン試合、94年巨人槙原寛巳投手の完全試合、97年のヤクルト石井一久投手の、98年の阪神川尻哲郎投手のノーヒットノーラン試合を担当した。
 そしてイースタン・リーグでも82年日本ハム芝投手や、99年巨人入来祐投手のノーヒットノーラン試合も見届けた。  日本シリーズ3度、オールスターにも5度参加し、71年のオールスター第1戦(西宮)で阪神江夏豊投手の9連続奪三振と、全セのノーヒットノーランを担当した。
 公式記録員38年間で1808試合を担当し、99年に退職した。
 著書に「スコア・ブックのつけ方」(86年)がある。

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