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2008年3月18日

日本ハムの2年目、ダースに勢い!

 「チャンスの扉はこの両手で開ける!!」と目を輝かせるのは日本ハムの2年目、ダース・ローマシュ匡投手だ。

 190センチ、79キロ、右投げ右打ち。恵まれた体格で勝負球はストレート。関西高時代は通算30勝以上挙げ、防御率3点台。06年高校生ドラフト4巡目で入団。昨年は肩の故障で1年間は体作りに専念。「体調も良いから今年のキャンプでは600球以上を投げた」と明るい表情で話した。

 「高校2年生の夏の大会の予選、玉野光南戦で延長11回を投げ抜きサヨナラ勝ちをした事を思い出しながら投球練習をした」と話す。今年の教育リーグで初めてプロのマウンドに立った。3月4日ロッテ戦(鎌ケ谷)で先発。1番平坂へのプロ第1球は141キロのストレートでストライク、6球投げて空振り三振のスタートだ。2回までの投球数25で三振4、四球2でまずまずの投球内容。反省点は3回。先頭打者の9番佐藤に左中間二塁打、1番早坂に死球、2番代田に投手内野安打で無死満塁とし中飛、三ゴロ(1失点)、5番細谷に左中間二塁打され2失点。6番角中を空振り三振に仕留めたところで降板した。

 ダースは「緊張したが最速147キロも出たので初めてのピッチングに納得です」と笑顔。投球内容は投球回3、投球数51、安打3、四死球4、失点3、自責点3。

 そして3月12日楽天戦(鎌ケ谷)で2試合目の先発登板。1番平石に初球136キロのストレートを右前打。得点圏に走者を置いて投ゴロ、遊ゴロで3、4番を抑える。2回無死満塁で8番井野に6球目を右二塁打されて2失点。3、4回も投球数13、12で楽天の打者を料理し予定の4回を投げ切った。

 この日の最速は144キロだった。球質は重く1軍クラス。カーブ、スライダー、シンカーの変化球は制球力不足だったがクイックタイムが1・29秒。守備面も合格だ。投球内容は投球回4、打者19、投球数64、安打6、四球3、三振1、失点2、自責点2。

 野村2軍投手コーチは「2試合で評価は出来ないが素材や即戦力から見ても楽しみだ」と期待。ネット裏では「下半身を鍛えれば制球力も良くなる。最速150キロ以上のストレートを投げるようになる。将来性は高く評価出来る間違いのない投手だ」との声が聞こえた。

 イースタン・リーグで注目をしたい若手投手だ。

 ◆ダース・ローマシュ匡(だーす・ろーましゅ・たすく)1988年12月15日生まれ。19歳。両親へのプレゼントは父シエカーさん(インド国籍=48)には腕時計、母記久子さんには財布。目標の選手はソフトバンク斉藤和己。好きな言葉は強く己心。1軍で最初に三振を取りたい打者はオリックス清原。ヤクルトの関西高の同期、上田剛史外野手は「今年は対戦したい。昨年苦労しているだけに頑張って欲しい。堂々と勝負したい」とエールを送る。ダースの夢は「今は1軍を考えて練習しています。1軍で活躍して世界の貧しい国に学校を作りたい。子供たちに勉強させるために頑張ります。夢を大切にして練習をします」と目標に向かって汗を流している。背番号66。期待の星だ。

 ○…1軍入りを狙うヤクルトの2年目、増渕竜義投手(鷲宮高、183センチ、81キロ、右投げ右打ち)は3月11日教育リーグの日本ハム戦(戸田)で調整登板をした。1回から最速148キロを出すなど速球で決める。1番紺田に遊撃内野安打され二盗を許したが、3番小山を見逃し三振、4番糸井を空振り三振と好スタート。2回9球、3回12球で安打1、三振3と速球は140キロ以上で日本ハム打線を抑えた。4回に3番小山にストレートを右中間二塁打されたが、4、5番を遊ゴロ、三振と得点圏に走者を置いても速球で押した。増渕が反省するのは5回だ。先頭打者を四球出塁させてから3連打を含む打者8人に安打4、四球1、失点3、投球数29。「配球を考えないといけない。反省点は多いです。70点ぐらいの出来」と言う。この日は投球回数5、投球数89、打者22、安打5、三振4、四球1、失点3、自責点3。高津の背番号22を引き継ぎ期待される19歳だ。

 ○…ヤクルトに注目の新人がいる。鬼崎裕司内野手(佐賀工-関東学院大-富士重工、177センチ、75キロ、右投げ左打ち、07年大学・社会人3巡目入団)だ。今キャンプは1軍からスタート。即戦力の内野手として評価が高い24歳。勝負強い打撃が目立つ。3月9日の日本ハム戦(鎌ケ谷)で4回の2打席目にスウィーニーの5球目チェンジアップを右前打、6回にも金沢の初球フォークを右中間二塁打。7回にも金沢から右前打と巧打を見せ、固め打ちの3安打。3月11日の日本ハム戦(戸田)でも2回、木下から右前打、5回にも木下から右二塁打、6回にも木下から右前打。8番打者の初球に二盗を決め、6打数6安打と好調だ。8回には加藤と対戦したが4球目フォークを空振り三振。4試合で14打数7安打の打率5割。ネット裏の編成部は「キャンプでも注目していたが走攻守の3拍子そろっている。ポスト宮本か」という声も聞かれたほど。鬼崎は「チャンスを大切にしているだけです。自然体で打ってるだけです」と新人らしく謙虚だった。淡口2軍打撃コーチは「好球必打型で積極的な打撃だ」と期待。16日に1軍の声が掛かった背番号46に注目だ。

 ○…3月22日(土)、イースタン・リーグが開幕します。試合方法は昨年同様で7球団16回戦総当たりの公式戦(1球団96試合)。開幕戦は巨人-ヤクルト(ジャイアンツ)、日本ハム-ロッテ(鎌ケ谷)、湘南-楽天(横須賀)の各試合が13時開始で行われます。今年も皆様の御声援をよろしくお願い申し上げます。


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河野祥一郎「今週のイチ押し!」
河野祥一郎(こうの・しょういちろう)
 1940年(昭和15年)愛媛・今治市生まれ。59年愛媛県立西条高校卒。同校野球部では内野、外野を守り1番を打った。芝浦工大に進学し、大学2年から野球部マネジャーとなり、同校野球部の東都大学野球リーグ優勝や、明治神宮大会などで日本一のチーム作りに貢献する。
 63年の卒業と同時に、日本プロ野球機構コミッショナー参与で東大野球部監督だった神田順治氏の推薦により、セントラル・リーグ野球連盟の記録部に入社。66年から5年間、故鈴木竜二元セ・リーグ会長宅に下宿し、プロ野球について勉強。69年4月15日大洋対広島1回戦(川崎球場)で、公式記録員のスタートをきる。
 数々の名勝負、名場面の中でも、73年8月30日阪神対中日の延長11回ノーヒットノーラン試合、76年の巨人加藤初投手のノーヒットノーラン試合、94年巨人槙原寛巳投手の完全試合、97年のヤクルト石井一久投手の、98年の阪神川尻哲郎投手のノーヒットノーラン試合を担当した。
 そしてイースタン・リーグでも82年日本ハム芝投手や、99年巨人入来祐投手のノーヒットノーラン試合も見届けた。  日本シリーズ3度、オールスターにも5度参加し、71年のオールスター第1戦(西宮)で阪神江夏豊投手の9連続奪三振と、全セのノーヒットノーランを担当した。
 公式記録員38年間で1808試合を担当し、99年に退職した。
 著書に「スコア・ブックのつけ方」(86年)がある。

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