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2007年5月09日

巨人期待の坂本「素質は一級品」

 巨人坂本勇人遊撃手(18=光星学院高)は「二岡二世」と期待を掛けられている。183センチ、76キロと大型だが、柔軟な動きで、遠投は110メートルと強肩だ。

 小学校の時は楽天田中将大投手と一緒。坂本は投手、田中は捕手だった。中学時代は投手と遊撃手。高校時代は4番で遊撃手。通算打率は3割5分8厘。通算本塁打は39本。思い出の一発は「高2の夏に青森山田・柳田投手(現ロッテ)から決勝本塁打を打ったこと」だ。

 キャンプは2軍スタートで、「環境も空気も違う。緊張の日々だった」と振り返る。教育リーグの3月3日グッドウィルの開幕戦(西武第2)では3番遊撃で先発出場、1回に帆足投手のストレートを右前に初打席初安打を放った。「うれしかったです。気持ちが楽になった」と言う。

 教育リーグは10試合に出場し41打数11安打、二塁打3、打点7、三振13、失策1の打率2割6分3厘を記録した。

 イースタン・リーグの開幕戦3月24日湘南戦(ジャイアンツ球場)でも3番遊撃手に座ったが、高崎投手に3打数無安打、高宮、松家両投手に各1打数無安打だった。27日ロッテ戦(ロッテ浦和)の1回に呉投手から中前へ初安打。28日ロッテ戦では1回1死走者三塁で久保投手の初球を左前打し初打点。4回にも古谷投手から左前打し、打撃センスの良さを見せた。

 3、4月の15試合(4月21、22日ロッテ戦風邪のため欠場)で3番14試合、5番1試合を打って打率2割5分4厘、本塁打0、打点4、長打率3割5厘、出塁率3割1分3厘の打撃28位と苦しいスタート。4月30日の日本ハム戦(ジャイアンツ球場)では木下投手に7回2死までチームはノーヒットに抑えられていたが、第3打席目でスライダーを左前打しノーヒットノーランを免れた。

 5月2日楽天戦(ジャイアンツ球場)の1回に藤崎投手の131キロスライダーをバックスクリーン左(推定130メートル)に16試合目でプロ入り初本塁打を記録した。このホームランを父親の喜代三さんがテレビで観戦していた。坂本は「親父からメールが入り、もっと頑張れ!! と書いてありました」と苦笑い。

 吉村2軍監督は「キャンプから見ていると練習好きな選手だ。今は基本を大切にして攻走守に頑張れ。素質は一級品だ。体作りだ」とアドバイス。岡崎2軍打撃コーチは「柔軟な打撃フォームとリストの強さが良い。スイングもいい。二岡二世になればな」と期待する。坂本は「チャンスを大切にして汗を流します。頑張りますので応援をお願いします」と表情も明るい。

 5月5日現在、19試合、打率2割4分7厘、本塁打1,打点6、盗塁1、失策3。

 ◆坂本勇人(さかもと・はやと)1988年12月14日生まれ。兵庫県出身。光星学院高から06年の高校ドラフト1巡目で入団。50メートルは6秒、本塁から一塁までの走力タイムは4秒2。好きな言葉は「感謝」。目標の選手は「巨人二岡智宏内野手」。イースタン・リーグでの目標は「打率3割と本塁打10本。勝負強い打者になりたい」。血液型AB、右投げ右打ち。背番号61。

 ○…日本ハム木下達生投手(19=東邦高)は4月30日巨人戦(ジャイアンツ球場)で今季4度目の先発登板。安打4、四球1、三振7の投球内容で完封し2勝目を挙げた。1回清水を四球で出したが7回2死までノーヒット。3番の坂本に2球目スライダーを左前にクリーンヒットされノーヒットノーランを逃した。木下は「89球目を打たれた。5回からノーヒットノーランを意識した。打たれたのが悔しい」。この日は父親の敦広さん、母親の紀子さん、妹の智絵さんや親戚10人が三塁側スタンドで応援していた。木下は「坂本君にスライダーを打たれたが、これをバネにして頑張ります」。

 ○…ヤクルト増渕竜義投手(19=鷺宮高)が5月1日グッドウィル戦(戸田)で初のイースタン・リーグ戦に先発登板した。1、2、3回を投球数42球で打者11人に安打1(2回後藤に142キロの速球を中前打)と好調なピッチングを見せた。だが4回に降雨がきつくなり4連打、犠飛、安打、犠打と打者8人に安打6と打たれ3失点。「ピンチに精神面の弱さを見せた。情けないピッチングだ。1軍には遠いな」とはネット裏の声。5回を投げ投球数94、安打10、三振2、四球1、失点、自責点各4で初黒星を記録した。

 ○…楽天の5年目・中島俊哉外野手(26=福岡工大付高-九州国際大-オリックスが、イースタン・リーグ4月の月間MVPを獲得した。3、4月は18試合、75打数28安打、5本塁打、16打点、5盗塁、打率3割7分3厘の好成績。中島は「キャンプでは打撃フォームを固めた。ウエートを鍛え体調に注意した。目標は1軍だからチャンスを大切にする」。5月3日巨人戦(ジャイアンツ球場)の4回に姜投手の134キロのスライダーを左翼に本塁打王争いのトップに立つ6号ソロ。松井2軍監督は「調子が良い。バットの振りが良く下半身も安定している。チャンスを大切にして欲しい」と期待する。好きな言葉「成せば成る」。目標の選手は「巨人小笠原道大内野手」。50メートルは6秒、本塁から一塁まで4秒1。


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河野祥一郎「今週のイチ押し!」
河野祥一郎(こうの・しょういちろう)
 1940年(昭和15年)愛媛・今治市生まれ。59年愛媛県立西条高校卒。同校野球部では内野、外野を守り1番を打った。芝浦工大に進学し、大学2年から野球部マネジャーとなり、同校野球部の東都大学野球リーグ優勝や、明治神宮大会などで日本一のチーム作りに貢献する。
 63年の卒業と同時に、日本プロ野球機構コミッショナー参与で東大野球部監督だった神田順治氏の推薦により、セントラル・リーグ野球連盟の記録部に入社。66年から5年間、故鈴木竜二元セ・リーグ会長宅に下宿し、プロ野球について勉強。69年4月15日大洋対広島1回戦(川崎球場)で、公式記録員のスタートをきる。
 数々の名勝負、名場面の中でも、73年8月30日阪神対中日の延長11回ノーヒットノーラン試合、76年の巨人加藤初投手のノーヒットノーラン試合、94年巨人槙原寛巳投手の完全試合、97年のヤクルト石井一久投手の、98年の阪神川尻哲郎投手のノーヒットノーラン試合を担当した。
 そしてイースタン・リーグでも82年日本ハム芝投手や、99年巨人入来祐投手のノーヒットノーラン試合も見届けた。  日本シリーズ3度、オールスターにも5度参加し、71年のオールスター第1戦(西宮)で阪神江夏豊投手の9連続奪三振と、全セのノーヒットノーランを担当した。
 公式記録員38年間で1808試合を担当し、99年に退職した。
 著書に「スコア・ブックのつけ方」(86年)がある。

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