清原 オリックス特集
オリックス 復刻ニュース
2008年02月29日
清原引退覚悟や!復活のため開幕戦断念
オリックス清原和博内野手(40)が28日、改めて引退覚悟で今季に復活を懸ける決意を明かした。昨夏に軟骨移植手術を受けた左ひざリハビリのため、参加していた2軍高知キャンプを打ち上げた。左ひざの状態次第では今季を現役ラストシーズンにする可能性に触れた。また、見切り発車となる3月20日の西武との開幕戦(西武ドーム)の出場は、断念する意向も表明。万全での復帰を目指すリハビリは、明日3月1日から神戸に場所を移す。
23年目の孤独なキャンプが終わった。快晴の高知東部球場サブグラウンドでの50㍍ダッシュの3本目。清原は思わず感傷的になっていた。
「高知は(西武で)ルーキー時代に初めて降り立った場所。最後の1本を走る時に思った。高知で走るのも、これで最後かなあって…。そう考えたら複雑な気持ちになった」
最悪の覚悟はできている。リハビリ中の左ひざの状態次第では、もう来年は高知に来れない。その覚悟をあらためて口にした。
だが、必ずグラウンドに立つ闘志は消えていない。患部への影響から酒も飲めず、食べたいものも食べられない食事制限など、高知で修行僧のような1カ月を送って来たのは、すべて「復活」のためだ。室内での打撃練習では「1日2本ぐらい、ホームラン性でとらえたなという当たりが増えてきた」と手ごたえをつかんでいる。ただ、最も怖いのは見切り発車。西武との開幕戦出場は、断念することを明かした。
「このケガは次の一撃で野球人生が終わる可能性がある。軟骨を移植しているから他の骨となじむまで時間も必要。だから開幕に無理やり、何が何でも合わせることは考えてない。打席に立つことが先決だから」
左ひざにはプラスチック製で約1㌔もある特製サポーターを装着。負担から練習量も制限される中でイメージ通りに下半身が動かず、もどかしさも募る。だが支えになっているのはもう1度「清原コール」を浴びる夢があるからだ。
「これだけ苦しい戦いも皆さんの声援で報われる。とにかく1試合でも1打席でも多く打席に立つ姿を見てほしい。復帰する時はぜひ球場に来て、僕が打席に立つ姿を焼き付けてほしい。これからどうなるか自分も予想できない。でもその日を信じて1日1日悔いのないよう精いっぱいやりたい」
29日は神戸市内の病院で定期検査。1日からは神戸市の球団合宿所に場所を移し、復活の光を探る。【松井清員】
オリックス清原一問一答
-キャンプを打ち上げた
清原 毎日毎日が勝負。試合と同じ気持ちでリハビリに取り組んでいた。(フリー打撃は最大50振など)制限のある中で気持ちのコントロールも難しかったし、もどかしさもある。この1カ月で劇的な変化があった実感はない。
-左ひざの今の状態は
清原 マシン(打撃)の場合は5~6割。ティーは7~8割の力。ベースランニングも左足で踏むと軟骨へのダメージが大きくなる。打って走り出したあと、右足を中心にブレーキをかけたり方向転換を連動して練習していくことが3月のテーマになる。
-振りは力強く見えるが
清原 ひざにあれだけ大きな1㌔のプラスチック(特製サポーター)をつけているので、まだイメージ通り曲がってくれないことも多い。打ち損じも多い。その辺でまだ時間がかかっているし、もどかしい。
-ファンも復帰を期待
清原 半月板損傷とか、軽いケガなら何月何日に試合に出ると言える。でも自分自身でも予想できない。ドクターやコンディショニングコーチと相談してやっていきたい。
(2008年2月29日付日刊スポーツ)
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