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清原 オリックス特集

オリックス 復刻ニュース

2006年08月30日

清原、記録ずくめのサヨナラ2ラン

<オリックス-西武>◇2006年8月29日◇スカイマーク
 オリックス清原和博内野手(39)が球史に金字塔を打ち立てた。29日の西武戦(スカイマーク)、延長11回、西武長田から劇的なサヨナラ10号2ランを放ち、降雨による中断1時間18分を加えると5時間32分の熱戦にケリをつけた。サヨナラ本塁打は通算12本目、同安打は通算20本目で、いずれも野村克也(現楽天監督)を抜くプロ野球新記録となった。21年連続2けた本塁打は野村、王貞治(現ソフトバンク監督)に並ぶプロ野球タイ記録で、新人からは初の快挙。さらに打点で長嶋茂雄(現巨人終身名誉監督)を抜いて歴代6位に躍り出た。

 両手に残る感触をかみしめるように、清原がゆっくりと一塁方向に走り出した。打球が右翼席中段に吸い込まれるのを見届けると、いったん視線を地面に落として唇をかみしめた。降雨中断を含めれば5時間32分の熱戦にケリをつける劇弾は、球史にその名を刻む一打となった。本塁ベースで待ち受けたチームメートから、シャンパンシャワーのようにペットボトルの水を浴びた。
 この打席で決めようと思っていた。午後11時30分。打席に向かう直前、電光掲示板に最寄り駅から、神戸市営地下鉄の最終電車のメッセージが流れた。最後まで残ってくれたファンのために打ちたい。そう思った。「電車のお知らせが出てたんで、ぼくもちょっと心配になって、はよイカなあかんかなと思いました」。お立ち台ではユーモアたっぷりのトークを披露した。
 Bクラスが確定しても、集中力が落ちない理由がある。故仰木彬前監督の存在だ。部屋に写真を飾り、毎日話しかけて出陣する。8回裏、降雨で1時間以上も中断して中止の可能性が高まっても、ひとりベンチで素振りを繰り返した。
 清原 新人から21年連続? うれしいです。野球界の歴史で誰もやったことないことが達成できてうれしいですね。打点で長嶋さんを抜いた? 関西の大阪、神戸で打てたんで、感謝の気持ちでいっぱいです。
 よほどでなければ笑顔を見せない清原が、久々に喜びを爆発させた。
 いくつもの記録を塗り替えた一打に、21年間のプロ野球人生の節目を刻んでもいた。
 6月の巨人戦、福島遠征の時だった。カウンターで寿司をつまみながら清原は言った。「今年は優勝したい。そして野村さんのサヨナラの記録を抜くのが目標なんや」。個人記録を口にすることは珍しかった。でもそれだけのこだわりがあった。「ひと振りで試合を終わらせる。サヨナラホームランこそプロ野球の1番の醍醐味やんか」。その記録保持者が同じく不遇のパリーグを支えて来た野村氏。現役時代の古ヘルメットを今も大切に使わせてもらっている恩返しは、野村超えと考えていた。通算打点でも長嶋氏を抜き、「月見草」と「ひまわり」を一気に超えた夜にもなった。
 清原は笑って言う。「長嶋さんがひまわりで野村さんが月見草やったら、俺はツバキがええな。ツバキってのは、花を咲かせたままパッと散るんや」。39歳になった“清原ツバキ”の散る季節は当分、先になりそうだ。【村野 森】
 ▼清原が延長11回に10号サヨナラ本塁打。清原のサヨナラ本塁打は通算12本目、サヨナラ安打は通算20本目となり、ともに野村克也の11本と19本を抜くプロ野球新記録となった。これで清原はプロ1年目の86年から21年連続で2ケタ本塁打をマーク。21年連続2ケタ本塁打は57~77年野村克也、60~80年王貞治に並ぶプロ野球タイ記録だが、野村はプロ4年目、王はプロ2年目から続けたもの。プロ1年目から21年連続は59~78年張本勲の20年連続を抜く新記録だ。また、清原は通算1523打点となり、長嶋茂雄を抜いて歴代6位に進出した。
(2006年8月30日付日刊スポーツ)


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