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清原 巨人特集

巨人 復刻ニュース

2004年11月24日

清原に5万人残留コール

 去就が注目されている巨人清原和博内野手(37)が23日、東京ドームで開催された、球団主催のファンとの交流イベント「ファンフェスタ」に参加。ファンから「キヨハラ」コールの大声援を受けた清原は「ファンの声援を聞いて、あらためて決意が決まりました。オレの中では結論は出てる」と巨人残留の意思をさらに固めた。今月中に再度、球団側との会談が持たれる予定で「ちゃんとした場でファンの方には報告します」と語った。月内決着にも、き然とした態度を貫く。

 清原が「巨人残留」の意思をあらためて固めた。ファンフェスタでの紅白戦。最後の打者として代打で登場すると、東京ドームはこの日一番の「キヨハラ」の大合唱。5万大観衆の視線を独り占めした。プラカードや背番号5のタオルが打ち振られる中、あえなく三塁フライでジ・エンド。それでも清原は「ファンの声援はありがたかった。あのファンの声で気持ちは固まった。あらためて決意が決まりました」と言葉に力を込めた。

 球団側は清原の処遇には明言を避けている。それでも、清原の気持ちの中では「巨人一本」の決断に揺るぎはなかった。前日22日にはゲーブ・キャプラー外野手(レッドソックス)の獲得が発表された。清水の一塁コンバート案が浮上するなど、清原の置かれている立場は、ますます厳しい状況に追い込まれている。だが清原はその「競争」の中で、己の力を信じて勝ち抜く決意だ。

 「このままでは終われない」-。心配する一部同僚に明かしていたこの言葉は、ナインの心にも響いた。ロッカールームではエース上原、高橋由らから、来季も一緒に戦いたい、という気持ちを伝えられた。グラウンドに立つと、今度はファンの声に背中を押された。選手紹介の際、清原は室内練習場で知人あての手紙を書くことに、時間を忘れて没頭。セレモニーに気づかず、遅れてグラウンドに登場するハプニングもあった。これには「誰か呼んでくれると思っていたのに。実家から電話がきて気づいたよ」と苦笑いの清原。舞台裏でそんなハプニングがあったとは知らず、気をもんだファンは、清原のいないグラウンドへ「キヨハラ」コールを送り続けた。

 8日に清武球団代表と話し合いを持ってから、清原は心労で都内の病院で点滴を受けるほど悩んだ。だがファンフェスタ終了後には穏やかな口調で「オレの中では結論は出てる。巨人ファンには朗報? そう思いますけど」と語った。去就問題ぼっ発後、実質的に初めてとなる〝残留宣言〟。今月中には球団側と話し合いが行われる予定で「ちゃんとした場でファンの方には報告します」と断言した。

 この日は時間の都合で清武球団代表、堀内監督との話し合いはなかったが、清武球団代表は「これだけの声援を浴びる選手は、ウチの中でも数人じゃない」とその存在感の大きさを、あらためて認識した様子だ。あとは球団側の動向次第。日本中を揺るがした清原の去就問題は、今月中には決着しそうだ。
(2004年11月24日付日刊スポーツ)


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