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清原 巨人特集

巨人 復刻ニュース

2004年11月09日

清原涙の直談判「戦力外」判断なら引退覚悟

 去就が注目されている巨人清原和博内野手(37)が8日、東京・神田錦町の球団事務所で、清武英利球団代表(54)と来季の処遇について話し合いの場を持った。席上、清原は編成面についてフロント主導なのか、現場主導なのかの球団方針を確認。その上で、97年にFAで入団した時から「骨を埋める覚悟」でプレーし続けてきた巨人への愛着も伝え、来季も「戦力」としてプレーする希望を明かした。だが今後の話し合いで球団が「戦力外」の判断を下した場合、そのままユニホームを脱ぐ可能性も出てきた。

 去就が注目されている巨人清原和博内野手(37)が8日、東京・神田錦町の球団事務所で、清武英利球団代表(54)と来季の処遇について話し合いの場を持った。席上、清原は編成面についてフロント主導なのか、現場主導なのかの球団方針を確認。その上で、97年にFAで入団した時から「骨を埋める覚悟」でプレーし続けてきた巨人への愛着も伝え、来季も「戦力」としてプレーする希望を明かした。だが今後の話し合いで球団が「戦力外」の判断を下した場合、そのままユニホームを脱ぐ可能性も出てきた。

 ファン、そして巨人への強い愛着-。それが“正面突破”に表れた。球界では下交渉などは極秘に行うのが常。だが何も隠し立てする必要はない。清原は自らの去就に関する会談の場として、球団を選んだ。

 清原 ここまで支えてくれたのは、ファンの声援があったからです。巨人と正面から話し合って、置かれてる立場を聞いて、それをファンに伝えたかった。絶対にその必要性があると思った。

 穏やかな口調。だが目を真っ赤に、うっすらと涙さえ浮かべていた。

 清武球団代表との約1時間半の話し合い。間接情報の真意をただすのがポイントだった。

 清原 いろんな報道があったので、自分の置かれている立場を球団に確認したかった。1つだけ聞きたかったのは、チームの編成なり方針なりを球団が主導でいくのか。それとも現場の監督が編成をするのか、ということを聞きたかった。

 PL学園(大阪)時代に巨人入りを熱望したが、ドラフトでは裏切られた。それでも96年、FAで「子どものころからの夢だった」(清原)巨人へ移籍。球界の看板男に育ててもらった西武への愛着、恩義もあったが、長嶋茂雄監督の「胸に飛び込んできなさい」のひと言で移籍を決断した。また01年のFAの際には、「巨人で骨を埋める覚悟」とあえてFA権を行使しないで残留した。

 そんな清原の気持ちとは裏腹に、ペタジーニとの起用をめぐる不可解な首脳陣の対応。そして間接的に伝わる「放出」や「戦力外」といった情報に困惑され続けてきた。勝負の土俵に上がる前に、自らの実力を評価してほしくない-。そんなプライドがある。契約選手である以上は戦力として貢献したい信念がある。会談後に「選手として一番大切なことは、戦力として考えてもらっているか、必要とされているのか。どの選手もそうだと思います」と打ち明けた。

 戦力外の場合、球団は他球団へのトレードなどを模索することになるが、清原はキッパリと言う。

 清原 巨人が好きでFAで来たわけですから。その中で最後がどういう形になるか分からないですが、家で1カ月間思い悩んだ。それでも結論は出なかった。直接球団から聞いて、それでまた考えたいです。

 席上、移籍希望を出すことなく、巨人への思いを語った清原だが、親しい関係者には「巨人との話し合い次第では、辞める覚悟はできている」と来季、複数4年の最終契約年を残したまま、引退することも視野に入れている。「これが最後じゃない。納得いくまで話し合いたいです」。清原の思いに球団、ファンはどう耳を傾けるのか。球界の看板が、このまま寂しい形でユニホームを脱いでしまうのか-。今後の動向が注目される。

 巨人清武球団代表は、堀内監督と清原との「仲介」を買って出る意向を明かした。「4年契約で1年残っている。それがベース。彼の希望も大事にしたい」と残留を基本線と思わせる一方で「監督の意向もあるのでそれを聞いた上で結論を出したい」と、今後への含みを持たせた。この日の会談は清原が先週末に申し入れ、実現した。8月に就任したばかりの同代表だが、この日の会談の位置付けについて「異例でも何でもない。(残留に)合意するとかしないの問題じゃない」と話した。

 「1つの神話を築いてきた男」(同代表)と清原の意向を尊重する姿勢を示しつつも「監督にも方針がある。それを伝えるのが僕の役目」とも話し、現場へ配慮することも強調。フロントとして、絶大な人気を誇る清原を「必要な戦力」としながらも「起用法も絡む。監督の意向も絡むから」とも語った。清原が問いただした「チーム編成の主導権」に対し明確な即答は控えた。清原が移籍の可能性に含みを持たせたことについても「彼次第」。否定とも容認ともとれた。

 清武代表は11日、宮崎へ飛びキャンプ視察する。「監督とも話します」とトップ会談を行うことを明言。現場の最高責任者の意向を確認した上で、清原と再び会談する運びだ。

 ○…清原の去就について清武球団代表から「監督の意向もあるので…」と、託される? 形となった巨人堀内監督はこの日、知人とゴルフで休日を過ごした。午後4時過ぎに宮崎市内の宿舎に戻り、報道陣から清原が球団代表と会談を持ったことを伝え聞くと「(ゴルフから)帰って来たばかりだから、知らない、分からない」と語るばかり。東京の球団から連絡があるまでは、話しようがないといった様子だった。

 ★清原に聞く
 -どのようなきっかけで今日の話し合いを
 清原 いろいろな報道とかで自分の置かれている立場を球団に聞きにきた。今後のチームの編成なり方針を球団が主導でいくのか、現場の監督がチームの編成をするのか。そういうところ1点だけ聞きたかった。
 -来季もジャイアンツのユニホームを着たい気持ちは
 清原 それを含めてじっくり考えたい。何回も納得いくまできちんと話し合いたい。
 -球団主導か監督主導によって気持ちが変化することはあるのか
 清原 そりゃあ、もちろん重要なことですから。いろんな報道されてますが、直接聞いたことはなかったですから。
 -判断材料として満足できたか
 清原 これからじゃないですか。
 -来季違うユニホームの可能性もあるのか
 清原 今後じっくり考えて。そういうことを聞きたくて今日、来たわけですからじっくり考えたい。
(2004年11月9日付日刊スポーツ)


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