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清原 巨人特集

巨人 復刻ニュース

1999年10月21日

清原「来季は誰にも文句言わせない」

 3年連続V逸の責任を問われている巨人清原和博内野手(32)が20日、都内の自宅で沈黙を破り、来季へかける決意を明らかにした。この日、実家のある大阪から東京に戻り「来季は、だれにも文句が言えぬ結果を出したい」と話した。長嶋監督の勧めもあり、オフには、精神修行のために「山ごもり」も計画している。個人的にもプロ入りワーストの成績で、今オフは、かつてないほど厳しい状況に置かれている。プロ15年目の来季は、ゼロから再スタートとなる。

 清原が、固く閉ざしていた口を開いた。シーズン終了後、実家のある大阪などで心身ともにリフレッシュを図り、この日、9日ぶりに東京へ戻った。その間、各方面からの批判は聞こえていた。読売グループ内でさえ、わき起こった「放出論」も耳に届いていた。そんな声を聞きながら、静かに1年間の反省と、来季への決意を固めていた。V逸決定後、沈黙を貫いてきたが、思いを言葉にした。

 ★清原 プロは結果がすべての世界。言い訳をするつもりはないし、すべてを受け止める。ただ、来季は、何としてもやってみせる。だれにも文句が言えない結果を残し、チームの優勝に貢献する。汚名返上したい。

 既に復活への具体策を描いている。「今年はケガが多かったから、まずは体の手入れをしなければならない。きっちりとオーバーホールをしたい」。今季は春季キャンプ中の左ヒザに始まり、左手甲、右ヒザと、相次ぐ故障に泣かされた。調子が上向いた時に戦線離脱することもあり、体の整備を入念に行うつもりだ。

 さらに「山ごもり」も計画している。暴力団との「黒い交際疑惑」騒動があり、精神的に不安定だった。故障も重なり「今年ほどツイていない年はない」と、愚痴をこぼすことさえあった。精神面が、不調の大きな一因になっていることは間違いない。シーズン終盤、長嶋監督と今オフの過ごし方を話し合ってもいた。監督からはひっそりとした山や寺にこもって、精神修行をすることを勧められた。長嶋監督は昨年、ガルベスが審判にボールを投げつけた直後、自身の頭を丸めて「けじめ」をつけた。山ごもりの勧めはファンやチームメートへ「けじめをつけて出直せ」という意味が込められる。過去には静岡・大仁で自主トレをしたこともあるが、長嶋監督が場所の紹介も買って出ており、今後、詳細を煮詰めていく。

 長嶋監督は13日に読売本社などにシーズン終了の報告をした直後「清原の起用法は白紙」とレギュラーはく奪を明言。さらに18日には巨人軍最高経営会議メンバーの日本テレビ氏家斉一郎社長が「代打でいいんじゃないか」と発言。清原が置かれた状況は、オフを迎えても厳しくなっている。

 ★清原 来季はやったるわ。ゼロからのスタート。見返してやる。

 同じ言葉を何度も繰り返した。日本シリーズが始まる23日からジャイアンツ球場で練習を再開する。野球人生をかけた、勝負は始まる。

 ◇清原苦悩の99年◇
 ◆相次ぐ故障 2月のキャンプ中に左ヒザを故障してリタイア。開幕には間に合ったが、5月に左手甲に死球を受けて戦線離脱。6月にはスライディングの際に右ヒザを痛めて登録抹消され、復帰まで約2カ月を要した。その後も、太モモ痛など細かい故障が続いた。
 ◆恐喝事件 1996年(平8)12月に暴力団関係者とゴルフをした時の写真をタテに、暴力団組員ら3人に金銭などを要求されるなどと報道された。既に3人は起訴され、裁判は継続中。11月4日には清原も証人として出廷する。
 ◆三塁守備 右ヒザ故障で離脱している間、マルティネスが大活躍し、復帰後は一塁と三塁を兼任。ヒザへの負担が大きく本人は難色を示したが、首脳陣が強く勧めて実現。
 ◆オーナー発言 公式戦終了直前の今月6日、都内の会合に出席した渡辺オーナーが、3年続けて不振に終わった清原について「困ったもんだな」と渋い表情をつくった。
 ◆氏家発言 日本テレビ氏家社長が今月18日、東京・麹町の同局での定例会見後に「要は使い方だよ。代打だって構いやしないんだから」と代打起用を提言した。人間性にも触れ「週刊誌で見ると、えらい素行不良のように書かれているな。本当なら深刻に考えないといけないと思っている」と厳しい意見を口にした。

 ▼清原の今季成績は86試合に出場して打率2割3分6厘、13本塁打、46打点。打率、本塁打、打点ともに自身ワーストの数字で、プロ1年目から続けていた連続20本塁打の記録は13年でストップした。開幕から4番を打った清原だが、4月の成績が63打数12安打で打率はわずか1割9分。巨人が開幕ダッシュに失敗した原因の1つが、4番清原のブレーキ。また、清原のカード別成績を見ると、優勝した中日戦(12勝15敗)は2割1分2厘とさっぱり。「開幕ダッシュ失敗」に続き「中日戦の負け越し」も清原が原因となっている。
(1999年10月21日付日刊スポーツ)


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