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清原 巨人特集

巨人 復刻ニュース

1998年09月02日

清原日本新、原抜く13年連続20号

<横浜-巨人>◇1998年9月1日◇横浜
 巨人清原がプロ野球に新たな記録を打ち立てた。横浜戦(横浜)の6回表、斎藤隆からバックスクリーン右へ20号ソロを放ち、ルーキーイヤーの1986年(昭61)から13年連続の20号。昨年まで12年連続で並んでいた原(元巨人、現評論家)を抜いた。プロ1年目からの連続13年20号は王(元巨人、現ダイエー監督)もできなかったこと。打撃タイトル無冠とはいえ、誇れる勲章となった。

 通算381本目でもある清原のメモリアル弾は、いかにも「らしい」一発だった。6回表、2死走者なし。外角のスライダーを強振すると、打球は右中間へぐんぐん伸びる。失速することなく、一番深いバックスクリーン右横、125メートルの地点へ飛びこんだ。「ホッとしたよ。体にたまってた固いものがスーッと出た感じやね。完ぺきなホームランやし、正直うれしいわ」。
 胸のつかえが取れたような笑顔でベースを一周した。8月15日の阪神戦でサヨナラ弾となる今季19号を放ってから13試合ノーアーチ。知らず知らずのうちに積み重なったプレッシャーを、一振りで払いのけた。
 1986年(昭61)の西武入団以来13年連続20本塁打。原と並んで持っていた12年連続のプロ野球記録を塗り替えた。「偉大な先輩でもやったことのないことができたんで、それを自分の自信にしたい。毎年この記録を伸ばしていきたいです」。昨年、12年連続で原に並んだ時、「原さんは大卒やから」と、高卒ルーキーでやり遂げたことを強調、プライドものぞかせたものだった。
 それだけホームランにこだわる。だからこそ20本で満足するわけはない。ルーキーイヤーに31本塁打。2年目に29本と微減したが、3年目からは31、35、37本と3年連続で30本を超えた。ところが6年目には23本とダウンした。その時、「毎年30本以上は打ちたい」と強烈に思った。20本はうれしいが、清原にとっては「通過点」。なによりも、昨年までの12シーズンでタイトル無縁なことが自分でも歯がゆい。これで満足するわけにはいかない。
 「体が丈夫じゃないと13年連続なんてできないんで、そういう意味ではまず両親に感謝したい」。その丈夫な体も、13年の酷使によってガタがきていることは否定できない。
 4月に左大たい四頭筋肉離れを起こすと、6月中旬には同じ場所の筋膜炎、先日の8月22日にも右大たい前部の違和感と故障が続出した。「オフの間はフォーム改造に時間を割いてて、下半身強化の時間が足りなくなった。それが足のケガに出たんや」。それでもなんとか20本はクリアした。
 このところ、マグワイア(カージナルス)らの本塁打量産が話題を呼んでいるが、清原も大きな刺激を受けている。「やっぱ、あのパワーはすごい」とあらためて、自らの肉体を鍛え直す決意を固めた。
 アーチを追求する姿勢は、14年目も15年目も変わらない。20本の連続記録はもちろん、悲願の初タイトルも狙う。
 残り少ない今シーズンは燃え尽きる覚悟。8回表には二塁から元木の右飛の間にタッチアップで三塁へ滑り込んだ。ユニホームのヒザに穴があくほどの「激走」だった。「残り少ないんで、別に壊れてもいいという感じ。壊れるか、シーズンが終わるのが先かの勝負や」。メモリアル弾は、新たな戦いへの始まりでもある。【大塚仁】

 ★原辰徳氏の話 僕の持っていた記録は間違いなく清原君が破ると思っていた。続けて20本以上のホームランを打ち続けるというのは、やはりケガに強い強じんな肉体を持っているあかしだし、体調管理もしっかりやっている証拠。これからもどんどん記録を伸ばしてもらいたい。

 ▼清原の13年連続20号は、「プロ1年目から」の条件を外しても、王(巨人)の19年、野村(南海)の17年に次ぎ、張本(日拓)山本浩(広島)衣笠(広島)に並ぶ3位タイの記録。今季の清原は18試合欠場しており、チーム112試合目で20号到達。本塁打ペースでは、91年(当時西武)のチーム107試合目より5試合、一番遅い20号だった。このシーズン、最終的には23本だったが、今季はどこまで積み上げられるか。なお、この日で通算381本となったが、これは歴代16位。現役では日本ハム落合(510本)ダイエー秋山(402本)に次ぐ3位。
(1998年9月2日付日刊スポーツ)


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