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2009年10月13日

小宮山 vs. ボビー(前編)。

 球界を代表する投手がついに引退した。千葉ロッテマリーンズの小宮山悟選手である。少し前の引退表明で知らされてはいたが、改めて行われたセレモニーを見ると、再び感慨深いものがある。当日、現役最後のマウンドで、最年長セーブという記録も置き土産にしてくれた。

 小宮山を語るのに欠かせない男がいる。小宮山と同じく今シーズン限りで同球団を去るボビー・バレンタイン監督だ。かつてテキサス・レンジャーズ、ニューヨーク・メッツ傘下3Aの監督としてその手腕を買われていた。そんな中1995年、低迷に悩む当時のロッテ・マリーンズに監督として招かれる。

 当時、強いチームとなるための糸口を、必死で模索していたエース小宮山にとって、バレンタイン監督の指導はすべて目新しかった。監督の指示するメジャー方式のトレーニングは、時には小宮山自身の持つ野球観とあまりにもかけ離れており、ぶつかることもしばしばあった。それでも小宮山は監督に疑問をすべてぶつける。研究熱心な小宮山にとって「言われたことをやる」だけでは納得がいかない。監督も根気強くそれに応える。そして監督から「俺に力を貸してくれ」との期待に、小宮山は奮起。ひじの故障に悩まされた前年の3勝を大きく上回る2ケタ11勝を獲得。9年連続でBクラスだったチームも2位までジャンプアップした。

 優勝には届かなかったものの、たった1年で結果を出した監督に、小宮山は自分の能力を大きく引き出してくれる指導者として信頼感を大きくした。監督もまた、上位をねらうために必要不可欠なプレーヤーであると評価する。この信頼関係は2人だけのものでなくチーム全体に広がり、上位躍進の原動力になったのだ。テクニックやパワーではチームは強くならない。熱い思いが強い野球へと導く。しかしこのあと、2人の間に波乱が訪れる。


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