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2009年6月15日

オリジナリティ。

 ここしばらく、日本人選手たちの活躍が著しく、競泳を目にする機会が多くなった。トップスイマーの泳ぎというものは、これほどまでに華麗で美しいものか。流麗、という言葉がまさにぴったりの表現といえよう。

 水泳のみならず、トップアスリートたちのフォームは美しいものだ。個人競技でも団体競技でもおそらく同じだろう。それは日々のトレーニングから身につけたアスリート本人と指導者たちの努力のたまものとつくづく感心させられる。

 ところがこの法則は野球においては必ずしもあてはまらない。フラミンゴみたいに一本足で打席に立つ大打者がいた。投手に真っ向から向き合って、ガニ股でバットを握る打者や、振り子のようなモーションでスイングする選手もいる。投手にあってはまさかりを振り下ろすかのように投げる、あるいは竜巻のようなフォームで投げる選手もいる。彼らはみな、記録とは関係なしに、記憶に残るスーパープレーヤーである。

 彼らは特に奇をてらってそのスタイルにたどり着いたとは思えない。自分自身の能力を発揮するのに最良のやり方を見いだしたものだろう。とかくカタチを気にしがちな私たちにとっては衝撃的であり、その破天荒なフォームで活躍する姿は、いつの世代でも新鮮に映る。そしてその型破りなやり方に才能を見いだし、それを見守りながら、よりその個性を伸ばしながら育てた指導者もまた、優れた才能の持ち主だと思うばかりだ。

 自身もできるだけ自然にさせようとアタマでは思うが、砲丸投げのように白球を放る息子が大投手になれるかは、疑問だ。


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一日一回野球の話をしようよ
本気太郎(ほんき・たろう)
 「子どもを子ども扱いしない」を信条として、人間どうしの付き合い方を子育てに模索する、小学5年と4歳になる男の子の父。WBCに魅せられ、野球の面白さをいまさらながら見出したアラフォーオヤジ。
PLAY BALL! PROJECTとは
 野球を通じて社会に何かを伝えていこうとするアスリートを支援する組織。さまざまな形で活動するアスリートと参加者をマッチングさせる橋渡し的役割をし、より豊かな人間関係・社会環境の広がりを目指している。
詳しくはhttp://playball-project.com

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