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2010年11月28日

斎藤佑樹のたぐいまれなスター性

 日本ハムに、ドラフト1位で早大・斎藤佑樹投手(早実)が、まもなく入団してくる。高校、大学と日本一に輝いた実績はもちろん、06年夏の甲子園大会で決勝再試合の激闘を演じたのが、南北海道代表の駒大苫小牧だったことで、北海道のファンの方もなじみ深いと思う。

 だが、彼が大学4年間、どんなプレーをしてきたのか。それを知る日本ハムファンは少ない。大学野球がメディアに露出する機会は多くないから、当然だと思う。私も同じようなレベルである。大学2年、3年と「伸び悩んでいる。投球フォームを崩した」という話は聞いていたが、それだって人づての話。実際に投げている姿を生で見たのは、先日の早慶戦が初めてだった。

 投球について、技術的なことを偉そうに言うつもりもないし、プロの世界で活躍できるかどうかを、現段階で論じるのは彼に対して失礼だと思う。しかし、1つ、記者として感じたのが、そのたぐいまれなスター性だった。

 斎藤投手の持つ雰囲気には独特のオーラがあり、発せられる言葉は、全く迷いがなく、真っすぐに相手へと届く。さらに、意識しているのかいないのかは分からないが、聞き取りやすい「間」を持たせてしゃべってくれるので、メモを取るのがものすごく楽なのだ。それはもう、緊張感が漂う新人選手の会見の中では、他を圧倒しているといっていい。しかも「~っていう感じ」「っていうか」「●●的な」など、最近の若者言葉(と書くと自分が老けたなと思うが)は全く出てこない。

 「しゃべりが早い」「言葉がこもる」「発言がぶれる」「答えが質問に沿っていない」など、記者泣かせの選手は多い。だが、斎藤投手の会見では、こちらがすがすがしく感じるほど、気持ちのいい答えが返ってくるし、答えづらいような質問にも機転をきかして返答することができる。実際に取材をしたことはないが、テレビで見るゴルフの石川遼選手にも似たような雰囲気を感じる。人気があるのも納得。これは間違いなく、プロスポーツの世界で成功するための、実力の1つだと思う。

(本間翼)


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ハム番日記
高山通史(たかやま・みちふみ)
 新潟県新潟市(旧小須戸町)出身。日刊スポーツ長野、新潟支局を経て02年北海道本社に入社。編集部。一般スポーツ、コンサドーレ札幌などを担当し、03年9月から日本ハム担当。高校3年夏の甲子園に出場して本塁打をマーク。趣味は映画(レンタルDVD)観賞と愛犬の散歩。1975年4月生まれ。
本間翼(ほんま・つばさ)
 北海道札幌市出身。在京スポーツ紙で4年間経験を積み、07年6月に入社。昨年まではプロ野球を担当し、新規参入1年目の楽天、44年ぶり日本一の日本ハムを担当した。休日は最近はじめたゴルフの練習に精を出すが、思うように上達しないのが目下の悩み。1978年4月生まれ。
石井克(いしい・まさる)
 北海道札幌市出身。1983年8月生まれ。09年9月に北海道本社に入社。同年10月から日本ハムを担当している。小学3年から野球を始め、高校時代は投手。アンダースローに転向して甲子園を目指すも、夢はかなわなかった。最も尊敬する人物は野茂英雄氏。

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