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2011年1月15日

やはり新人離れ「すごくいい男」斎藤佑樹

 1月11日。2011年になって初めて2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷が、取材現場になった。ドラフト1位の斎藤佑樹投手(22=早大)が、2軍の勇翔寮に入寮する節目の日だった。名産の梨畑など、自然に囲まれた牧歌的なスポットが一変していた。テンションが上がり、登場を待ち受けるファンの人垣ができていた。そして取材をしようと殺気立つという表現に近い雰囲気が、多数の報道陣からも充満。いつもはマイナスイオンがあふれているように感じられるが、人いきれにあふれていた。

 私が担当するメーンの取材担当ではないため、その国民的注目の新人を間近で見るのは、今回で3度目。昨年11月の神宮での早慶戦、同12月の札幌ドームでの入団発表以来だった。ただその2度は至近距離ではなく、野球を含めた公の場以外での、立ち居振る舞いなどを見る機会はなかった。今回の新人合同自主トレでは、仕事柄、さまざまな「素顔」を想像できるようなシーンを、目の当たりにすることができた。注目度だけではなく、やはり新人離れしていた。

 その自主トレ期間中に弊紙の後輩、今季から担当することになった木下大輔記者が、斎藤佑に名刺を渡してあいさつをする機会があった。名乗り「よろしくお願いします」と手渡すと、斎藤佑は「木下さんですね、よろしくお願いします」と返したという。なかなか相手の名前を口にして、そのあいさつに応えることができるようなユニホームを着ているプロ野球関係者は少ない。自分自身で同様の対応をされたと記憶に残っているのは、WBC取材時に巨人原監督に名刺を渡してあいさつさせていただいた時くらいだ。一朝一夕のたしなみではない。

 この前述の例が代表的だが、ちょっと意地悪な目線で言動をチェックしていても、言葉は悪いがケチの付けようがない。寮内での様子などを、複数の関係者から聞いても「本当にイメージ、あのまんま。すごくいい男」という答えばかり。気を許せる場になれば、ユーモアもあり、さらに魅力的だというのが現在の「佑ちゃん評」である。それもファン層の広さに直結するのだろう。これほどファンの対極にあるアンチが少ない選手を、私は取材をした経験がない。魅力の謎を解明するような1年になる。自分もフィーバーにあらがわず、身を任せてみようと思う。

(高山通史)


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ハム番日記
高山通史(たかやま・みちふみ)
 新潟県新潟市(旧小須戸町)出身。日刊スポーツ長野、新潟支局を経て02年北海道本社に入社。編集部。一般スポーツ、コンサドーレ札幌などを担当し、03年9月から日本ハム担当。高校3年夏の甲子園に出場して本塁打をマーク。趣味は映画(レンタルDVD)観賞と愛犬の散歩。1975年4月生まれ。
本間翼(ほんま・つばさ)
 北海道札幌市出身。在京スポーツ紙で4年間経験を積み、07年6月に入社。昨年まではプロ野球を担当し、新規参入1年目の楽天、44年ぶり日本一の日本ハムを担当した。休日は最近はじめたゴルフの練習に精を出すが、思うように上達しないのが目下の悩み。1978年4月生まれ。
石井克(いしい・まさる)
 北海道札幌市出身。1983年8月生まれ。09年9月に北海道本社に入社。同年10月から日本ハムを担当している。小学3年から野球を始め、高校時代は投手。アンダースローに転向して甲子園を目指すも、夢はかなわなかった。最も尊敬する人物は野茂英雄氏。

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