2006年7月05日
「強い」という印象は大切
オーナー会議の取材で東京出張中に、今回のコラムを書いている。会議には12球団の担当記者が集まってきた。そこで話題になったのが、最近の日本ハムの快進撃だ。「プレーオフは間違いないんじゃない」「手がつけられない感じだねぇ」。「若い投手がどんどん出てきてるね」。各担当はそういった感想を持っているようだ。
個人的にはリー、武田勝といったけが人も出ているし、決して他チームを圧倒しているという印象はない。何とかやりくりしながら、接戦をものにしている。ヒルマン監督も「連勝にはこだわらず、1日を集中すること。我々におごり高ぶる余裕はない」と言う。小笠原、金子といった主力選手も「連勝もするけど、うちは連敗もする。負けをどう少なくするかがカギ」と口をそろえる。
ただ、この「強い」という印象は大切だ。毎日、日本ハムの試合を目前で見ているのは当事者、各担当記者だけ。他チームの先乗りスコアラーもカード別に担当者が変わり、全試合を同じ人がチェックしていることはない。当然、相手チームの選手が勝ち方について詳細に知っているわけではない。相手に精神的なプレッシャーを与える上でも、「強い」というイメージが定着するのは大きい。特に交流戦が終わり、久しぶりのリーグ再開だ。「この前とチームは全然違うな」という意識を相手に植え付けることは良い傾向だ。
慢心はよくないが、この夏をうまく乗り切ると希望が見えてくる。若い選手も多く、慢心ではなく自信をつければ強さが本物になる。それだけに連勝後の戦い方が今季を左右するように思う。
(上野耕太郎)
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- 高山通史(たかやま・みちふみ)
- 新潟県新潟市(旧小須戸町)出身。日刊スポーツ長野、新潟支局を経て02年北海道本社に入社。編集部。一般スポーツ、コンサドーレ札幌などを担当し、03年9月から日本ハム担当。高校3年夏の甲子園に出場して本塁打をマーク。趣味は映画(レンタルDVD)観賞と愛犬の散歩。1975年4月生まれ。
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- 村上秀明(むらかみ・ひであき)
- 北海道札幌市出身。96年北海道本社に入社。販売部を経て97年秋から編集部。アマチュア野球、一般スポーツ、中央競馬などを経て日本ハム担当。1973年10月生まれ。
- 本間翼(ほんま・つばさ)
- 北海道札幌市出身。在京スポーツ紙で4年間経験を積み、07年6月に入社。昨年まではプロ野球を担当し、新規参入1年目の楽天、44年ぶり日本一の日本ハムを担当した。休日は最近はじめたゴルフの練習に精を出すが、思うように上達しないのが目下の悩み。1978年4月生まれ。
- 北尾洋徳(きたお・ひろのり)
- 北海道札幌市出身。07年4月北海道本社入社。高校野球、一般スポーツなどを担当。好物は甘いもので、酒と漬物がとても苦手。趣味はカフェ巡りと音楽鑑賞。シンガー・ソングライター馬場俊英の「スタートライン」「ボーイズ・オン・ザ・ラン」がお気に入り。1981年8月生まれ。
- 上野耕太郎(うえの・こうたろう)
- 北海道江別市出身。94年、北海道本社に入社。95年11月から東京本社整理部。97年にコンサドーレ担当。98年に再び東京へ転勤し、情報企画室、システム本部、文化社会部。04年10月から日本ハム担当。日本一を見届け、06年11月から情報システム部へ。1970年4月生まれ。
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