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2008年3月19日

2008年パ・リーグ順位予想

◇パ・リーグ開幕!

 いよいよパ・リーグが20日に開幕します。
 パ・リーグと言えば、今年は大物ルーキーたちが注目を集めています。ソフトバンクの大場選手、日ハムの中田選手、ロッテの唐川選手などなど・・・。
 その中でも、中田選手の注目度は稀に見る高まりを見せているのではないでしょうか。
 そんな中田選手ですが、オープン戦で結果が残せず開幕2軍が決定してしまいました。でも、あせることはありません。今やパ・リーグの中心と言っても過言ではないダルビッシュ選手も 成瀬選手も、1年目は苦労してきているのです。2軍で揉まれしっかりプロという環境に慣れ、将来1軍で大活躍することを期待したいと思います。

◇チーム別パワーランキング2007
 アメリカのスポーツサイト等には、パワーランキングというコンテンツがあります。パワーランキングとは、チームの「実力」をランキングの形で発表するものです。
 今回はこのランキングに、前回紹介したBBR(ベースボールレイティング)の年間平均値を使用して挑戦してみたいと思います。
 まずはパ・リーグの投手力パワーランキングです。

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 優勝した日本ハムを筆頭に、ほぼペナントレースの順位通りに並んでいますが、4位の楽天だけが大きく順位を落としています。
 次は、パ・リーグ野手力パワーランキングです。

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 印象的なのは、各チームそれほど差がないとはいえ、優勝した日本ハムが最下位だったということでしょう。
 日本ハムは、本当に攻撃力のない打線だったということがこのデータからわかります。

 「野球は投手力で決まる」とよく言われますが、この2つのパワーランキングを見ると、実際に投手力というものが野球の勝敗に大きく左右するということがわかります。
 投手パワーランキングでトップ、野手パワーランキングで最下位の日ハムがパ・リーグを制覇したことが、まさにこの格言を証明している格好となったわけです。
 また、投手パワーランキングがダントツの最下位、野手パワーランキングでも5位の楽天が、ペナンとレースで4位になったのは、野村監督の采配はさすがといったところでしょうか。

◇チーム別パワーランキング2008
 ここまでは2007年のパワーランキングを作成してきましたが、ここからは今年のパ・リーグの優勝を占う手段として、パワーランキングの2008年版を作ってみたいと思います。
 まずは投手パワーランキングです。

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 このパワーランキングは、2007年の個人の年間平均BBRを元に、移籍や退団による選手の異動を反映させ、チームのパワーバランスがどう変わったかを見たものです。
 従って、2008年に新規加入となる外国人選手、即戦力ルーキー、または昨年1軍の試合に出場していない選手につきましては、まったく考慮していないことをお断りしておきます。
 投手力は、全体的に現状維持か、上昇している傾向が強いようです。
 YFKが揃っていなくなったロッテが数値を下げていますが、0.4ポイントとそれほど下がってはいません。これは、YFKの調子が昨年今ひとつだったことを反映していると思われます。YFKが抜けた穴は大きいと、ロッテの投手力低下が危惧されていますが、全体的な戦力としてはそれほど心配ないのではないかということがこの数値より予想できます。
 また、ヤクルトから石井一久選手を獲得した西武は、1.4ポイントという大きな戦力アップに成功しており、ソフトバンクを抜き3位に浮上しています。これに加え、新外国人のキニー選手がオープン戦のままの活躍をすれば、今年の西武は面白い存在になるかもしれません。
 次に野手パワーランキングを見てみましょう。

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 投手力パワーランキングと同様、2007年の個人の年間平均BBRを元に、移籍や退団による選手の異動を反映させ、チームのパワーバランスがどう変わったかを見たものです。
 野手力では、カブレラ選手、和田選手がいなくなった西武が、1.8ポイントと大幅に数値を下げています。一方で、そのカブレラ選手を獲得したオリックスが、一番野手力を伸ばしていることがわかります。
 昨年野手力が最下位だったにもかかわらずセギノール選手を放出した日本ハムが、さらにポイントを下げてしまっているのも、今年のパ・リーグを予想するうえで見逃せない点でしょう。
 2007年の例でいくと、この2つのパワーランキングのうち、投手力がキーになるかもしれません。
 であるとすれば、ほぼ昨年と同じ投手力を誇る日本ハムが有利、ということになるのですが、昨年度中継ぎで大活躍した江尻慎太郎選手が怪我で戦線を離脱しているのがどれだけ影響するのかがポイントになるかと思います。
 順位予想のために、もう一歩踏み込んでみようと思います。

◇2008年パ・リーグ順位予想
 2007年、日ハムがパ・リーグを制覇したのは極めて奇跡に近いのではないでしょうか。投手力が1位だとしても野手力が6位では、優勝する可能性は極めて低いと思います。従って、2008年は、投手力だけでは順位が決まらないと予想しています。
 そこで、先ほど作ったパ・リーグのパワーランキングの投手力と野手力を加えて、攻守両面を反映させたパワーランキングを作ってみました。

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 この数値は、投手パワーランキングの数値と野手パワーランキングの数値を単純に足したものです。
 このパワーランキングの順位が、BBRを利用して作った2008年の順位予想となります。
 BBRを使用した予想では、今年のパ・リーグ優勝はロッテ、そしてクライマックスシリーズ出場チームは、ロッテ、日本ハム、ソフトバンクと、順位は違えども去年と同じ顔ぶれと予想します。
 台風の目になるかもしれないのは、大幅にチーム力が強化されたオリックスで、4位の予想です。
 西武は投手力を強化したものの、野手力が大幅に下がった穴を埋められず、Aクラス復帰はまだ難しい状態ではないでしょうか。
 昨年4位と健闘を見せた楽天ですが、投手力の強化がままならず、予想は6位となりました。
 楽天にとっては、期待のルーキー長谷部選手の怪我が痛かったでしょう。長谷部選手が期待通りの活躍をみせれば、投手力のアップが可能だったのですから。
 2007年と同様、野村監督の采配が冴え渡らなければ、また下位に沈んでしまう可能性も大いにあるのではないでしょうか。
 さて、来週3月28日にはセ・リーグも開幕です。
 次週のこのコラムでは今回と同じような手法を用いて、セ・リーグの順位予想を試みたいと思います。


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