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2008年3月02日

18歳赤坂ほろ苦キャンプ…いい経験

 中日の高校生ドラフト1巡目赤坂和幸投手(18=浦和学院)は、両腕いっぱいにタオルを抱えていた。紅白戦が行われた25日、初めて1軍の北谷球場を訪れた。「すごいですね。(2軍の)読谷球場の100倍ぐらいはファンの人がいる」。視線の先にはサインに応じる中里や浅尾の姿。赤坂はタオルを抱えながら、先輩たちが来るのを待っていたが「これはちょっと無理ですね」と目を丸くした。

 赤坂は今キャンプではずっと読谷球場で調整していた。ルーキーの投手は第2クールから順番に北谷球場で首脳陣への「顔見せピッチング」を行ってきた。しかし赤坂は北谷行き直前でアクシデントが発生した。

 第1クール最終日の6日だった。投球練習後に右肩に痛みを覚えた。「ちょっと飛ばし過ぎたのが原因です」。練習がリハビリに切り替わった。読谷球場で別メニュー調整を繰り返す中で、同期生たちの評判が聞こえてくる。山内は24日の韓国SKとの練習試合で1回限定だが、先発投手を務めた。樋口は他球団スコアラーを「どこであんないい投手を見つけてきた」と驚かせた。赤坂は「樋口が呼ばれて、壮馬(山内)さんとかも先発で投げていて…。それを聞くとつらかったですね」。息子を見に来た父秀和さん(50)とは読谷球場で再会。「頑張っているか?」と声をかけられたという。本来は同期たちのようにプロの練習試合で投げる姿を見せるはずだった。

 不幸中の幸いは右肩痛が軽症だったことだ。第3クール後半からは力を込めたキャッチボールをこなせるようになった。「しっかり治して頑張るしかないですから」。自主トレ期間中はルーキー投手3人の中で最も多くブルペン入りして準備してきた。18歳の沖縄キャンプは苦い経験となったが、それを糧にする時間はまだある。

(益田一弘)

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 岐阜県出身の34歳。97年オフから中日を担当。99、04、06年と3度の優勝を知っているのがささやかな自慢。自分の目で見て自分の耳で聞いたものをまず信用する。まず「観察」してからものを言うというのがモットー。
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