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2008年2月01日

視力回復で心機一転、2人の捕手に注目

 視力矯正手術の広告に、目を奪われたことはないだろうか。「はっきり見える」「コンタクトレンズのわずらわしさから解放」「目を細めることがなくなって明るい表情になる」。視力の弱い人にとって魅力的なうたい文句。それは野球選手にとっても同じ。中日ではオフに2人の捕手が新しく視力矯正手術を受けた。

 1人目は、2年目の田中。試合ではコンタクトレンズをつけた目をこする癖があった。マスク越しの目はいつも真っ赤に充血。「いつもやってしまうので、何とかしたいなと思っていた」と手術を決意した。

 当初、手術を予定していた病院では都合がつかなかった。迷っていたところで、母里子さん(49)の後押しを受けた。広島の実家で里子さんがテレビの情報番組で紹介されていた病院に目をつけて「あんた、ここで受けんさい」とぴしゃり。田中はすぐに電話予約して手術。裸眼0・2だった両目の視力が左目1・2、右目1・5になった。そして何よりも目をこすって充血させる癖がなくなった。

 そしてもう1人はプロ10年間、めがねをトレードマークにしてきた小田。オフに初めて年俸ダウンで契約を更改して、心機一転も兼ねて手術にトライした。1月の視力検査では両目とも0・1以下だった視力が1・5まで回復した。小田は目に関する話題について「順調よ、順調。いい感じ」と常に笑顔が絶えない。心機一転という意味で早くも効果を発揮している。

 視力矯正手術を受ければ活躍できるというわけではないが、明るく練習に取り組む姿は新鮮だ。「何かのきっかけ」を探していた2人にとって手術は、現時点でプラスに働いている。1日からは春季キャンプもスタートした。オフを経て、昨年とひと味違った選手たちの活躍が楽しみだ。

(益田一弘)


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