2008年1月08日
福留メジャー生活にワクワク
中日からFA宣言した福留孝介外野手(30)が、米大リーグのカブスに移籍する。正月2日にナゴヤ球場を訪れると、中日生え抜き初のメジャーリーガーが汗を流していた。“古巣”となったナゴヤ球場の外周を走って、屋内練習場でキャッチボール。中日前田と2人きりでリラックスムードが漂っていた。練習の合間にベンチに座った福留は、昨年12月にシカゴを訪問した時のことを振り返った。
「空港に到着するとカブスの球団幹部が4人も待っていた。おれと握手してそのまま行っちゃった。ただあいさつをするためだけに待っていてくれたんだ」。
福留はシカゴで過ごした時間を「至れり尽くせりだった」と言う。空港では機内持ち込みの荷物をポーターが出迎えの車まで運んだという。「入国審査を何も持たずに手ぶらで通るなんてあんまりないよね」と驚く。さらに出迎えの車に乗ると運転手が後ろをチラチラ。「後ろからタクシーがつけてきているから、ちょっと巻くよ」と言われ、車は裏道をジグザグ。「運転手さんもすごい」と福留。まさにVIP待遇ともいえるもてなしだったという。
それ以外にも驚きがあったという。「セキュリティー部というのかな、警備担当の部署があったんだ」。いざシーズンが始まれば、移動はすべてチャーター機。選手バスで直接、滑走路に乗りつける。日本のように駅のホームで待つ必要もない。福留は06年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で「滑走路乗りつけ」を体験したという。「移動はタフだけど、たぶんそんなに疲れないと思うんだよね」と笑った。
メジャー1年目は、言葉の壁があり、困難もあるだろう。ただ福留から漂うのは、無邪気ともいえる高揚感。両目を輝かせる姿が、とても印象的だった。
(益田一弘)
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- 伊藤馨一(いとう・けいいち)
- 岐阜県出身の34歳。97年オフから中日を担当。99、04、06年と3度の優勝を知っているのがささやかな自慢。自分の目で見て自分の耳で聞いたものをまず信用する。まず「観察」してからものを言うというのがモットー。
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- 鈴木忠平(すずき・ただひら)
- 00年に入社後、01年に中日を担当。その後アマチュア競技、ボクシングなどの担当を経て04年オフの落合政権誕生時から再び担当に。幼少時は大の西武ファンだった。埼玉県生まれ、29歳。
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- 益田一弘(ますだ・かずひろ)
- 広島県生まれの31歳。00年に入社して格闘技、相撲、サッカーを取材。「突撃取材」でボクシングの世界王者とスパーリングして3度ダウンした経験も。06年11月から中日担当。
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