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2009年4月21日

谷繁“帯同”で一致団結!

 谷繁がチームを離脱してから約2週間がたつ。扇の要を支える百戦錬磨のベテランを失ったチームはその後、2勝8敗。だが、中日ベンチを見ていると、嫌なムードを一掃してくれそうなにおいを感じる。

 谷繁が治療のために名古屋に帰った直後の広島戦から、中日のベンチには谷繁のユニホームが掛けられるようになった。発案者は森バッテリーチーフコーチ。若手が多いバッテリーをまとめる兄貴分的存在でもあるコーチが、チームを一致団結させようと、考えたアイデアだった。

 森コーチの命を受けたマネジャーが、東京から名古屋に戻されるはずだった谷繁のユニホームを1着だけ抜き取り、広島遠征に“帯同”。不在のはずの「背番号27」は、毎試合ベンチ裏から試合を見守った。

 この“儀式”は甲子園でも続いた。名古屋に戻ってからは、谷繁が治療のためにドームを訪れていることもあって、一時休止しているが、ユニホーム係を命じられた小山は「あれを見るとチームが1つにならなきゃという気になります」と効果を話す。

 そして、あのユニホームを見て思い出すのが、06年のリーグ優勝だ。永田トレーナーが、当時2軍にいたセットアッパー落合英二の「背番号26」と書かれたプレートを持って、一緒に胴上げに参加。多くのファンの涙を誘った。あれから2年、チームはリーグ優勝から遠ざかっている。だが今年こそ…。谷繁のユニホームをみると、ついそんな気にさせられてしまうのだ。

(福岡吉央)


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 94年入社。ロサンゼルス支局で大リーグ担当、大阪でプロ、アマ野球担当などを経て06年11月から名古屋勤務。09年2月から中日担当キャップ。70年12月、北海道生まれ。
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 00年に入社後、01年に中日を担当。その後アマチュア競技、ボクシングなどの担当を経て04年オフの落合政権誕生時から再び担当に。幼少時は大の西武ファンだった。埼玉県生まれ、29歳。
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 06年入社。高校野球、ラグビーなど東海地区のアマチュア競技を担当。今年4月から中日担当。京都府生まれ。趣味は国内旅行。

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