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<title>コラム_野球：ドラ番ブログ</title>
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<title>堂上剛６年間の秘密</title>
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<![CDATA[<p>　４月１５日の大阪・中之島。午前１１時前だったと記憶している。信号待ちをしていると、後から荒い息が聞こえてきた。振り返ると、上下青いトレーニングウエア姿の巨漢が、ピョンピョンと足踏みしながら赤信号をにらみつけていた。長袖シャツの色が大量の汗で紺色に変わっており、スーツ姿のサラリーマンであふれるビジネス街にはまるで似合わない。堂上兄弟の兄、剛裕だった。</p>]]>
<![CDATA[<p>　愛工大名電から入団して６年目の左打ち。パワーはけた違いだが１軍定着できず、今年の初昇格は４月９日。中之島に現れた日は大阪遠征中で、甲子園で午後６時からナイターが予定されていた。敵地の練習は午後４時から１時間２０分しかなく、控え組にはもの足りない。だから午前中に宿舎のホテルを抜け出し、１人で黙々と走っていたのだ。</p>

<p>　堂上剛は言った。「他の人が休んでいるときに練習しないと、差は縮まらないですから。ボクが走ってたことは黙っててくださいね」。結局今季右肩故障もあって１軍出場９試合に終わり、安打はその夜に代打で放った内野安打を含む２本だけ。この日の契約更改交渉では、２００万円ダウンの９００万円でサインした。悔しかったと思う。</p>

<p>　それでも記者は「来季こそ」と期待している。落合監督は「人より１回でも多くバット振ったヤツが勝つんだ」と話す。「人の見てないとこで練習してナンボだ」とも言う。少なくとも堂上剛は、そんな姿勢を６年間続けてきた。それが実を結ぶか、淘汰（とうた）されるのが早いか。来季は立浪、井上、李ら左打者が抜けるため、とくに左打者は１軍定着のチャンスだ。</p>]]>
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<title>新天地求め練習続ける中里</title>
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<summary type="text/plain">　出会いがあれば別れもある。中日は今年のドラフトで育成枠を含めて大量１０人を指名...</summary>
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<![CDATA[<p>　出会いがあれば別れもある。中日は今年のドラフトで育成枠を含めて大量１０人を指名した。新たに加入する選手もいれば、チームを去る選手もいるのがプロの世界。今月２日には６選手が来季の契約を結ばないことを通告された。そこには００年埼玉・春日部共栄からドラフト１位で中日に入団した中里の名前もあった。</p>]]>
<![CDATA[<p>　かつて天才と評された右腕は、プロ２年目に選手生命も危ぶまれる右肩脱臼という大ケガを負った。リハビリ生活を経て復帰したが、その後もけがに泣かされた。今季の１軍登板は２試合。結局、１軍通算成績は３２試合で２勝２敗だった。</p>

<p>　ほとんどの２軍選手は１０月、宮崎での教育リーグに参加したが、中里は名古屋残留組だった。「自分がやるべきことをしっかりやっていくだけです」。けがでナゴヤ球場でリハビリをしていた藤井の打撃投手を務めるなど、精力的に練習に参加していた。</p>

<p>　現在、中里は１１日（甲子園）と２５日（神宮）に行われる１２球団合同トライアウトに向け練習を続けている。「まだやりたい。まだ投げられると思っている」。記者と同学年の２７歳。右腕が新天地で活躍することを願っている。</p>]]>
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<title>伊藤来季の成長楽しみ</title>
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<modified>2009-11-03T06:17:44Z</modified>
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<![CDATA[<p>　ルーキー伊藤準規投手（１８＝岐阜城北）の来季が楽しみだ。右肩の違和感などで出遅れていたが、７月にファームでプロ初マウンドを踏むと、９月３０日の巨人戦で１軍デビュー。ファームの日本選手権にも先発し、日本一に貢献すると、フェニックスリーグで自己最速の１５３キロを出し、ＣＳの舞台も経験。まさにうなぎ上りの１年だった。</p>]]>
<![CDATA[<p>　「１年目でＣＳで投げさせてもらえたことは自分にとっても大きかった。来年は、勝負の掛かった試合で投げさせてもらえるように頑張りたい」。シーズン最後に、負けられない戦いに挑む先輩たちの姿を目にし、大いに刺激を受けた。</p>

<p>　初めて東京ドーム入りした日には、気圧を調整する２重扉に驚き、目を白黒させる初々しさをのぞかせていたが、その翌日には堂々のマウンド裁きでラミレスを空振り三振に。そんな頼もしい姿に、伊藤の未来を思い描いたファンも多かったのではないだろうか。</p>

<p>　森バッテリーチーフコーチは今季「今年は来年、再来年を見据えて選手を育てる年だ」と、繰り返してきた。吉見、チェンが先発の柱として成長し、川井も球団新の開幕１１連勝を記録した。そして伊藤の台頭。投手王国の中日だけに、来季も１軍争いは激しくなりそうだが、伊藤が開幕から１軍メンバーに名を連ねる可能性も十分ありそうだ。</p>]]>
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<title>ＣＳの竜「見くびるなよ」</title>
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<![CDATA[<p>　リーグ全日程が終了した。クライマックス・シリーズを前に思うことがある。あれは巨人に優勝を決められた９月２１日からの東京ドーム３連戦の最中だった。宿敵に力の差を見せつけられ、敗れるチームを指揮しながら落合監督はこう話していた。</p>]]>
<![CDATA[<p>　「堤防が決壊したんだよ。これはだれにも止めることはできないんだ。オレたちは時間をかけてそれを修復しないといけない。そして、その時間はあるんだ。どんな洪水だって、いつかは止まるんだ」。</p>

<p>　記者の予想では「堤防」から水が漏れ始めたのは８月２５日からの巨人３連戦。２・５ゲーム差で迎えた本拠地での首位攻防戦に３連敗してからだと思う。９月に入ってズルズルと後退していくチーム。指揮官は普段はやらないミーティングを招集して選手にげきを飛ばした。選手も必死で戦った。それでも決壊は止まらなかった。悔しさ、無力感を最も感じていたのは洪水のど真ん中にいた選手であり、指揮官だったはずだ。</p>

<p>　「オレは今でもクライマックスには大反対だ。優勝争いより、３位争いが注目されるなんてあってはいけないことだ！　でも、そういう制度があって、日本一になる可能性がある以上、それに向かって最善を尽くすのがオレの仕事だ」。</p>

<p>　優勝決定前に、ＣＳへの準備を始めるような落合さい配に批判の声があったのは確かだ。ただ、これまでどんなに強がりと皮肉られようと、常に最後まで「優勝できる」と豪語してきた指揮官がＣＳへと舵を切った。それほどチーム状態は深刻だったということだろう。</p>

<p>　巨人の３連覇を見せつけられたあの日から２０日が経った。ＣＳは４日後に迫っている。壊れた堤防は修復できたのか－。「見くびるなよ」という言葉に竜党は希望を託す。落合監督の手腕、選手の反骨心が試される戦いだ。</p>]]>
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<title>ＣＳのため来季のためタイトル支援</title>
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<modified>2009-10-06T07:07:23Z</modified>
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<![CDATA[<p>　「順位が決まったら、取れるタイトルは取らせるよ」。落合監督はそう話していた。予告通りに３日の横浜戦（横浜）で吉見を今季初めてリリーフで使い、リーグ単独トップの１６勝目を挙げさせた。１年間チームプレーに徹してきた選手への親心なのだろうが、けっしてそれだけでないと思う。３冠王３度。タイトルを知り尽くす指揮官ならではの、深謀遠慮がある気がするのだ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　残り１試合。中日にはタイトル候補がひしめいている。確定しているのは岩瀬のセーブ王だけだが、チェンの最優秀防御率と、吉見の最多勝、そしてブランコの最多本塁打は有力。森野とブランコの最多打点も期待が持てる。最高出塁率候補の井端、和田はわずかに届かず、荒木の盗塁王もちょっと厳しいか、といったところ。つまり、これだけ多くの選手に明確な目標があるということだ。</p>

<p>　中日のＶ逸が決まり、２位が確定したのが１３５試合目、９月２３日だった。そこからクライマックスシリーズ（ＣＳ）までの９試合は消化試合。優勝だけを目標に骨身を削ってきた選手は、そう簡単に切り替えられるものではない。だが、タイトルという目標があればどうか。Ｖ逸のショックをリセットし、緊張感を保てる。個人記録を後押しされれば、虚脱感を感じるひまもなくなる。このくらいのことは、指揮官は当然考えていると思う。</p>

<p>　タイトルの持つ力も見過ごせない。トップを極めた達成感と自信は「次点」では絶対に得られない。ＣＳ、日本シリーズでも優位に立てる。相手に感じさせる重圧も変わってくる。落合監督は「顔で野球をする」と言うことがあるが、それに似た効果があると思う。</p>

<p>　すべては逆転日本一、そして来季以降の常勝軍団づくりのため。タイトル獲得を後方支援する落合監督のポーカーフェースに、明確な意志を感じる。</p>]]>
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<title>岩崎達に井端からの宿題</title>
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<summary type="text/plain">　プロ３年目の内野手・岩崎達が１２日、新しいグラブを２つ抱えて試合前の練習をして...</summary>
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<![CDATA[<p>　プロ３年目の内野手・岩崎達が１２日、新しいグラブを２つ抱えて試合前の練習をしていた。せわしなく２つのグラブ付け替えて、キャッチボールやノックを受けたりと忙しそうだ。１つは新調したばかりの自分のグラブ。そして、もうひとつは大先輩・井端のグラブだ。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　岩崎達は「昨日（１１日）、井端さんから新しいグラブを渡されて、『型をつけてくれ』って言われたんです。そんなこと言われたことないんですが…。すごく使いやすいグラブで、ぼくも同じグラブを使うことにしたんです」と２つの真新しいグラブを大事そうに抱えた。</p>

<p>　井端といえばグラブにはかなりのこだわりを持っていることで有名だ。そのグラブは通常よりも軽量化された特注品で、遠征などの移動の時は型崩れしないようにジュラルミンケースにグラブを入れ、丸めた新聞紙などで固定するほど。球界でも屈指のこだわりようだ。</p>

<p>　そんなグラブの型をつけるという宿題を出された方は「いつまでとかは言われてないんですけど、何とか使えるようにしないと…」と必死だ。岩崎達はこれまでにも立浪打撃兼任コーチを通して、井端のグラブを譲り受けるなどしている。岩崎達は「道具に関しても（井端から）いろいろ教えてもらっています」と先輩への感謝を忘れない。突然、渡された真新しいグラブ。球界の名手から岩崎達への信頼の証かもしれない。</p>]]>
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<title>ユニホームがビール臭くなる夜楽しみに</title>
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<![CDATA[<p>　記者がナゴヤドームで原稿を書き終え、帰路に就くのは、だいたい夜１１時半ごろ。チーム関係者はほぼ全員が帰っているが、この時間になっても必ず仕事をしている裏方さんがいる。ドームの駐車場で、夜な夜な選手のユニホームを洗濯している（株）ＫＩＭエンタープライズの橋本公雄さんだ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　橋本さんの１日は誰よりも長い。午前５時半に出勤すると、前夜に洗っておいたユニホームを乾かし、正午までに選手のロッカーに並べる。そして午後４時過ぎから練習着を洗い始め、試合後は、夜１２時まで洗濯に明け暮れる。</p>

<p>　「午前中に終わらせないと、早めに来て打ち込む選手もいるからね」。延長になって試合が長引けば、睡眠時間を削ってでも、翌日の練習に間に合わせる。ファームの試合と重なれば、仕事量も倍。それでも、チームのために１日も休むことなく働き続けている。</p>

<p>　「ドラゴンズが好きというだけじゃ、この仕事はできない。選手のために何としても間に合わせなきゃという使命感ですかね」。</p>

<p>　そんな橋本さんが、これまでに一番印象に残っているのが、優勝後のビールかけで、ビールのにおいが染みついたユニホームを手にした時だったという。「ビールはすぐに発酵するから、すごいにおいなんだよ。でも、あれは優勝しないと味わえない特別なもの。あのにおいをかぐと『ああ、優勝したんだなあ』って実感するんだよね」。</p>

<p>　ナゴヤドームでのビールかけは、リーグ優勝を決めた０４年と、日本一を決めた０７年の過去２回。「秋になると、あのにおいが懐かしいんだよ」。今年もまだ２度チャンスはある。ドラゴンズのためなら労を惜しまない橋本さん。密かに３度目の感動を楽しみにしている。</p>]]>
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<title>ブランコ支える「黒革の手帳」</title>
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<![CDATA[<p>　勝利にかけるチームスタッフの思いに触れた気がした。桂川通訳は試合中、いつも黒い手帳を持っている。ブランコが打席を終えてベンチへ戻ると、傍らには必ず手帳を広げて熱心にメモしている桂川通訳の姿があるのだ。記者はずっと気になっていた。「黒革の手帳」の正体を知りたくて聞いてみた。すると…。</p>]]>
<![CDATA[<p>　「あれは打席ごとに記録をメモしているんです」。手帳はブランコのためのデータベースだったというわけだ。同通訳によれば対戦した投手、打ったカウント、球種、スピード、結果、そしてどのように打ったか。さらには桂川通訳の感想までも付け加えられている。きっと本人と同じくらい凡退すれば悔しがり、打てば喜んでいるに違いない。すでに４９５打席分もたまったこのメモは「感情」も入っているのだから、ただのデータではない。</p>

<p>　「選手は自分の打席を覚えているでしょうけど僕は忘れてしまうんです。だから個人的につけています。あまり役には立っていないと思います」。桂川通訳は謙遜（けんそん）するが、ブランコ自身、過去の打席について「黒革の手帳」を頼ってきたことが何度かあるらしい。　「役に立ってくれたら？　そんなことはないと思う。でも、もし、そうだったらうれしいです…」。ブランコは８月は打率２割１分６厘、５本塁打、１１打点と失速気味だが、逆転優勝へ望みをつなぐには主砲の爆発が欠かせない。「一心同体」で戦うスタッフのためにも、この壁を乗り越えてほしい。</p>]]>
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<title>「有事」への備え怠らぬ落合竜</title>
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<modified>2009-08-25T07:34:41Z</modified>
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<summary type="text/plain">　７月３１日に控え捕手小田が出場選手登録され、落合竜は開幕時と同じ捕手３人態勢に...</summary>
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<![CDATA[<p>　７月３１日に控え捕手小田が出場選手登録され、落合竜は開幕時と同じ捕手３人態勢に戻っている。何事もなかったようにシーズンは進むが、５月２５日に小田が２軍落ちしてから約２カ月を２人態勢で乗り切ったことは特筆に値すると思う。</p>]]>
<![CDATA[<p>　日程に余裕のある交流戦はいいとして、その後１カ月あまりは正捕手谷繁が獅子奮迅の働きを見せ、移籍１年目の小山が控えとして支えた。３８歳の谷繁に過剰な負荷をかけられない中、アクシデントがあれば一大事。落合監督はリスクを覚悟しながら、内、外野手強化の道を選んだわけだ。</p>

<p>　この勝負手が快進撃を呼ぶ一因となった。中日はその間、３２勝１３敗１分け。８連勝、９連勝が１回ずつあり、実に貯金１９を稼いだ。</p>

<p>　では、２カ月間は綱渡りだったのかといえば、決してそうではない。実は「有事」に備え、準備している第３の捕手がいた。現在は２軍にいる３年目・福田だ。内野手登録だが、横浜高時代は２つ年上の西武涌井の女房役を務めたこともある。その福田がキャッチャーミットをバッグに忍ばせていた。「正直言って、やってみたい気持ちはありました」。もう１人が元捕手の和田。「２人ともけがするなんてまずないと思いましたけどね」と、こちらも心の準備はしていた。</p>

<p>　結局、和田や福田がマスクをかぶることはなかったが、落合竜の選手起用の自在さと危機管理能力の高さを思い知らされた気がする。「借金５」のどん底から巨人とマッチレースを戦うまでに持ち直したのは、偶然ではない。</p>]]>
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<title>Ｖ争いで物言いそう「ケガ防止力」</title>
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<modified>2009-08-18T08:42:13Z</modified>
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<summary type="text/plain">　４勝１１敗と大きく負け越していたヤクルトとの３連戦を２勝１敗で乗り切り、中日は...</summary>
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<![CDATA[<p>　４勝１１敗と大きく負け越していたヤクルトとの３連戦を２勝１敗で乗り切り、中日は首位巨人に１・５差となった。その場に前半戦で苦しめられたヤクルト館山、デントナの姿がなかった。首位巨人も小笠原が離脱。捕手・阿部が一塁を守るなど四苦八苦している。そんななか、中日は１４日のヤクルト戦終了時には、投票以外で表彰される１１部門のうち１０タイトルを独占した。<br />
　</p>]]>
<![CDATA[<p>　投げるべき人が投げる。走るべき人が走る。そして、打つべき人が打つ。求められる仕事にしっかりと応える。それ以上にシーズン終盤を迎えるこの時期に大きなけが人が出ていないという証だろう。１０４試合を終えて井端、荒木、森野、和田、ブランコの５人はここまで全試合出場。若手を中心とした先発投手陣にも大きな故障者は出ていない。<br />
　その理由を三木トレーニングコーチはこう説明する。「投手陣は伸び盛りの若い選手が多い。体力もあるし、秋にみっちり練習してけがしにくい身体を作ってきた。ベテランの野手陣はけがを防止する術を持っている。その相乗効果でしょう。アクシデントは起こるものだが、いかに最小限に止められるか。若手はベテランからも学んでいる」。リーグＶ争いが本格的に始まろうとしているなかで中日の「けが防止力」がものをいうかもしれない。</p>]]>
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<title>チェン飛躍の陰に「日本語力」</title>
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<modified>2009-08-11T08:26:00Z</modified>
<issued>2009-08-11T08:24:47Z</issued>
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<summary type="text/plain">　先週、チェンが母国台湾の言葉を話しているのを初めて耳にした。...</summary>
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<![CDATA[<p>　先週、チェンが母国台湾の言葉を話しているのを初めて耳にした。</p>]]>
<![CDATA[<p>　地元メディアが来日し、インタビューされていたのだ。台湾で１８年を過ごしてきたのだから話せて当然。だが、日本では通訳なしで記者たちの質問にも流ちょうに答えているだけに、彼が台湾人だったことをあらためて思い知らされた瞬間だった。</p>

<p>　来日当初、頭の中は「？」だらけだったという。「寮でご飯を食べる時も、なぜ『いただきます』『ごちそうさま』って言うのか分からなかった。台湾では『先に食べるね』って言うだけだったから」。敬語にも苦労した。台湾には敬語が存在しないため、現ＯＢの落合英二氏や山井ら先輩から、目上の人への言葉の使い方を教わったという。</p>

<p>　勉強のかいあって、今では日本の新聞も読めるほどに上達した。「カタカナも大丈夫。小さい『っ』がある時は分からない時もあるけど、それくらい。もし、人と話していて知らない単語が出てきても、かみくだいて説明してもらえば大体分かります」と、少し照れながらも胸を張る。</p>

<p>　来日した際、当時スカウトだったＯＢの大豊泰昭氏から「自分で言葉を覚えた方が、日本の野球をしっかり勉強できる」と助言を受けた。日本で成功した先駆者に従い、通訳なしの生活を続けてきたことが、今の語学力につながっている。</p>

<p>　ドラゴンズに来て今年で６年目。地元メディアのインタビュー後、「生まれた国の言葉だから、忘れることはないですよ」と笑ったチェン。多くの外国人選手が苦労する言葉の壁を乗り越え、今やすっかりバイリンガルだ。</p>]]>
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<title>「終わらない攻撃」追求する落合中日</title>
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<![CDATA[<p>　負ける気がしなかった。交流戦後のリーグ再開から７月終わりまで、落合中日は首位を猛追した。２１勝７敗。わずか１カ月の間に１４個も貯金を積み上げた。安定した投手力に加え、打線の勢いが加わったことが要因だと思っている。</p>]]>
<![CDATA[<p>　まだ３位に甘んじていた６月、落合監督は選手たちの動きを見ながら、首をかしげていた。「オレは不思議でならないんだよ。なんでボール球を振るのかなって。ボールは見逃して、ストライクを打つ。簡単なことだろ。なんでそれを難しく考えちゃうんだろうな」。</p>

<p>　プロ野球史上、最も多く四球を選んだのは世界のホームラン王・王貞治（２３９０個）。そして２位は落合博満だ。じつに１４７５回も一塁へと歩いた。そんな３冠王にとってボール球を振らないというのは個人としても、チームとしても、攻撃の第１歩だという。</p>

<p>　「オレの理想はな。終わらない攻撃だよ。初回の攻撃が永遠に終わらないんだ。ボール球を振らずに、ストライクを打てばできるだろう。それが理想だよ」</p>

<p>　確かにそれができればシーズン全勝できるが、目の前には現実がある。だからこう聞いた。「監督しては現実と折り合いをつけていかないといけないわけですか？」と。すると指揮官は首を横に振り「折り合いなんかつける必要ないさ。やるからにはそこ（理想）を目指さないとだめだろう」。</p>

<p>　あれから２カ月－。チームの四球数は現在セ・リーグ断トツＮＯ・１の２６１個だ。打つだけではない。ボールを選ぶ。これが、ヒットを呼び、次へ次へとつながる攻撃を生む。終わらない攻撃を目指す落合監督の哲学は着実にチームに根付いている。</p>

<p>　最近、サッカー日本代表・岡田監督が南アフリカＷ杯で「ベスト４」を目標としていることに評論家や関係者が「無理だ」と評している。記者は逆に岡田監督はなぜ「優勝」と言わないのだろうと思う。究極を目指し、やっとその手前に到達できるかどうかというのがプロの世界だと思う。「永遠に終わらない攻撃」の先にはペナントレース、日本シリーズ制覇の「完全優勝」がある。残り５２試合、落合中日は究極を目指して戦っていく。</p>]]>
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<title>森野に「満足」なし</title>
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<![CDATA[<p>　交流戦中に森野から意外な決意を聞いた。来季、調整法を変更することだ。一時期の不振を脱し、本来の調子を取り戻しつつあった時期。それでも、硬い表情でこう言った。「これからどれだけ打っても、来季はやり方を変えます。これだけ長い間打てない時期があるなんて、だめでしょう。３番で使ってもらってるのに、ずーっとチームに迷惑をかけてきましたから」。</p>]]>
<![CDATA[<p>　森野は今季、肉体改造に取り組んだ。昨年左ふくらはぎ肉離れのため出場９６試合にとどまったことと、３割２分１厘、１９本塁打、５９打点の成績に満足できなかったからだ。昨秋から本格的なウエートトレーニングを取り入れ、故障防止と飛距離アップを目指した。だが、向上心が裏目に出た。打撃のバランスを崩してスランプに陥り、打率は一時２割１分台に低迷。得意の内角球に手が出ず、三振に倒れる場面も目立った。<br />
　そこから立ち直ったのだからいいじゃないかと思うのだが、そうはいかないらしい。今年の自分は許せないし、昨年の自分にも満足できない。自己最多９７打点を挙げた０７年の成績でも物足りない。だから、いつかの自分に回帰するのではなく、来季まったく新しい調整で「もっと上」を目指すのだ。具体的プランはまだないが、挑戦することは決めている。それが主軸を任される責任であり、プライドなのだ。<br />
　森野は早くも来季の「雪辱」を期しつつ、今季の残り試合に臨む。「これじゃだめ」「もっとやれる」。自らを追い込みながらの打席はきっと、他球団の脅威になる。</p>]]>
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<title>岩瀬の打席見てみたい</title>
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<![CDATA[<p>　守護神・岩瀬が打席に立つ日をひそかに楽しみにしている人がいる。今年から愛知県高野連の理事長に就任した渡会芳久さん（５９）だ。岩瀬の西尾東高時代に監督として指導した渡会理事長は「もともと（岩瀬は）外野手だったんですよ。同級生は１０人くらいしかいなかったけど、その中では打球が違った。（高１の）ゴールデンウイーク明けから外野手として試合に出場していた」と振り返る。</p>]]>
<![CDATA[<p>　１年秋からエースナンバーを背負い、３年夏には三好との２回戦でノーヒットノーランを記録した。しかし、その投球よりも目立っていたのはパワフルな打撃。渡会理事長は「投手としては抜群にいいというわけではなかった。あのスライダーを投げていたわけでもないですし。打撃ではだいたい１試合に何本かはヒットを打っていた」と懐かしむ。愛知大では４年間で愛知大学野球リーグ歴代２位となる１２４安打を記録。外野手として大学代表にも選ばれた。</p>

<p>　「抑え」というポジション上、打席に立つ可能性はゼロに等しい。実際、今季もセ・リーグトップ（１３日現在）の２４セーブを挙げている左腕は、打席には立っていない。渡会理事長は「中継ぎの時なんかは打席に立ってたんですけどね。もう１度くらい公式戦で見てみたいですね」。球界を代表するクローザーとなった教え子に対する恩師のひそかな願いだ。</p>]]>
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<title>強さの秘密は休日にあり</title>
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<summary type="text/plain">　６月の月間ＭＶＰが発表された。打者では和田、投手では川井と、ドラゴンズ勢がそろ...</summary>
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<![CDATA[<p>　６月の月間ＭＶＰが発表された。打者では和田、投手では川井と、ドラゴンズ勢がそろって選ばれたのだが、それ以上に驚きだったのが、月間ＭＶＰの候補までもを、中日勢がジャックしていたという事実だ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　リストに名を連ねていたのは、打者では和田、森野、ブランコ、投手ではグライシンガー、吉見、川井、岩瀬、浅尾。８人中、実に７人が中日勢だったのだ。</p>

<p>　月間ＭＶＰ候補は、ＮＰＢ（日本プロ野球機構）の記録部が打率、打点、本塁打、勝ち星、防御率などでそれぞれ月間トップの選手を中心に選出。その中から選考委員がＭＶＰを決めるのだが、選考委員の１人も「これだけ１球団の選手ばかりが候補に挙がったことは記憶にない。それだけ６月は中日がすごかったということでしょう」と、驚きの声を挙げた。</p>

<p>　確かに６月、中日は強かった。１３勝４敗１分け。打者賞を受賞した和田は「最近は先に点を取られても、逆転できるというムードがある。ここぞという時に点が取れるようになってきて、ピッチャーもここを抑えないといけないというところをしっかりと抑えてくれる」と、今のチーム状況を明かす。投打がかみ合ってきたことが、個人の成績にも反映されていたのだ。</p>

<p>　強さの秘密は試合のない休日にあった。６月はレギュラー陣の多くが、若手に交じって汗を流していた。川相内野守備走塁コーチも「これはここ数年なかったこと。交流戦は休みが多いけど、体を動かしたことで調子を保つことができたんじゃないかな」と、主力選手の高い自己管理意識に目を細めた。</p>

<p>　リーグ戦が再開し、７月からは再び６連戦が続く。これからは、いかに疲れを持ち越さないかが重要になってくる。６月を上手く乗り切った中日ナイン。今度は、疲労を溜めない調整で、首位巨人を追い上げてくれるはずだ。</p>]]>
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