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◆ふくださん 福田豊(ふくだ・ゆたか)。85年日刊スポーツ新聞社入社。野球記者を11年。巨人、西武、日本ハム、アマ野球、連盟などを担当。野球デスクを7年勤めた後、2年間の北海道日刊スポーツ出向などを経て、現在は毎朝6時半出社で「ニッカンスポーツ・コム」の編集を担当。取材で世話になった伝説のスカウト、木庭教(きにわ・さとし)さん(故人)を野球の師と仰ぐ。好きなスタジアムは甲子園と、雄大な富士山を正面に拝める山梨・北麓球場。@fukudasunのアカウントでツイート中。

宮崎日大・武田翔太投手/ドラフトリポート

11年10月07日 [16時37分]

 今年の高校生NO・1投手は宮崎日大の武田翔太投手だ。

 スカウトに「今年の高校生ピッチャーは?」と聞くと、真っ先に出てくるのが武田の名前だ。187センチ、80キロ。恵まれた体から繰り出すストレートは最速151キロ。ウイニングショットのスライダーは、それはそれは鋭く曲がるのだという。

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 ドラフト会議を前に唯一の心残りがある。それは武田をとうとう一度も見ることが出来なかったことである。夏の地方大会を前に「6月に関東に遠征して来る。横浜高校と練習試合をやるようだ」という情報をキャッチ。ところが、宮崎日大ではなく宮崎商(吉田という好投手がいる)の間違いだった。甲子園出場を期待したが、準々決勝で敗れてしまった。

 日刊スポーツによれば7月14日に行われた宮崎大会初戦の宮崎一戦には日米13球団、23人のスカウトが駆けつけたという。メッツ大慈弥功環太平洋担当部長は「日本の高校生投手で素材は1番。腕の振りがスムーズになって変化球も決まるようになった。米国トップの高校生の中でも見劣りしませんよ」と絶賛している。

 先日、ドラフトライターの小関順二さんに話を聞いたが、やはり武田を絶賛していた。「間違いなく1位で指名されるでしょう。外れ1位ではなく入札する球団があるかもしれませんよ。コントロールもいいし、(1軍で活躍するのに)あまり時間はかからないんじゃないですか」。直球はもちろんだが、スライダーが良く、清峰(長崎)から広島に1位入団した今村より上、同じ広島のエース、前田健に匹敵する素材だという。小関さんは夏の宮崎大会を観戦、9月には宮崎に出向き本人を取材している。

 甲子園出場経験がなく、野球ファンの間でもまだ知名度は低い。それでも間違いなく、27日のドラフトでは主役の1人になるはずだ。大学生の即戦力もいいが、将来性にかけてみるのもドラフトの醍醐味。どこが武田の交渉権を獲得し、どんなピッチャーに育てていくのか、非常に興味がある。
 
 ◆武田翔太(たけだ・しょうた)1993年(平5)4月3日、大分・別府市生まれ。小1のとき宮崎市へ転居し住吉小3年のときに野球を始める。住吉中では野球部に所属。中学から本格的に投手となり、3年のときに県大会優勝。高校では1年秋からエース。甲子園出場なし。好きな投手は日本ハム・ダルビッシュ。187センチ、80キロ。右投げ右打ち。

(ドラフト)

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