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◆ふくださん 福田豊(ふくだ・ゆたか)。85年日刊スポーツ新聞社入社。野球記者を11年。巨人、西武、日本ハム、アマ野球、連盟などを担当。野球デスクを7年勤めた後、2年間の北海道日刊スポーツ出向などを経て、現在は毎朝6時半出社で「ニッカンスポーツ・コム」の編集を担当。取材で世話になった伝説のスカウト、木庭教(きにわ・さとし)さん(故人)を野球の師と仰ぐ。好きなスタジアムは甲子園と、雄大な富士山を正面に拝める山梨・北麓球場。@fukudasunのアカウントでツイート中。

明大・野村祐輔投手/ドラフトリポート

11年09月30日 [08時08分]

 東海大・菅野の次は、ここにきて評価が急上昇中の明大・野村祐輔投手(4年=広陵)を取り上げる。

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 「BIG3」の中では一番小柄。177センチが公称だが、数字より小さく見える。そんなこともあってか、ふくださんの評価も3人の中では3番目だった。ところが、秋のリーグ戦が始まると、各球団スカウトから高い評価を聞くようになってきた。

 すでに広島が1位指名を表明。さらに日本ハムも山田GMがぞっこんの様子で1位指名を匂わせ始めた。そして先日、投手出身のあるスカウトから「3人の中では野村が一番いいよ。とにかくピッチングがうまい」という話しを聞いた。

 プロのスカウトもうならせる投球術。それが野村の最大の持ち味である。球種は最速149キロの直球、緩いカーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップと多彩。どの球種も一級品だ。中でも左打者の外にストンと落ちるチェンジアップは絶品。すでに300個の奪三振を記録しているが、このボールで面白いように三振を取る。かと思えばキレの良いストレートをコースいっぱいに決めて見逃し三振を奪う。けっこうヒットは打たれるのだが、走者を出してからが真骨頂とばかり、内野ゴロや三振で切り抜ける。実に引き出しの多い投手なのだ。

 確かに東洋大・藤岡、東海大・菅野のような派手さはない。それでも評価が高いのは安定感と堅実さか。20勝投手にはなれないかもしれない。しかしコンスタントに2ケタ勝てるピッッチャー。高い契約金を払って獲得するプロ側からすれば最もハズレの確率が低いのが野村と言える。ドラフト会議では1位で競合するのは間違いなさそうだ。

 ◆野村祐輔(のむら・ゆうすけ)1989年(平元)6月24日生まれ、岡山県倉敷市出身。広陵3年時に春夏連続で甲子園出場。春は8強、夏は準優勝。決勝の佐賀北戦で微妙なジャッジの後、逆転満塁弾を浴びて優勝を逃した。明大では1年春からリーグ戦で白星を挙げるなど主力投手として活躍している。177センチ、76キロ、右投げ右打ち。

(ドラフト)

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