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2010年11月16日

野村監督「投手王国」復活へ:酒井俊作

 久しぶりに戻ってきた広島は秋が深まっていた。つい先日まで、2週間以上、九州に滞在していた。日南秋季キャンプ取材を終えると、広島に移動して、翌日には徳山からフェリーで大分へ。由布院でリハビリキャンプを取材した後、ようやく一息ついたところだ。

 13年連続Bクラスに沈んだ野村カープの「変化」を感じたのは、宮崎・日南で練習をチェックしていたときだった。野村謙二郎監督が多くの時間を投手陣とともに過ごしていたのだ。キャッチボール、そして一、三塁間でのスローイング練習では自らバットを振るって大声で盛り上げる。ある球団関係者も「カントクの動きが変わったでしょ。このキャンプでは投手を見ていて、ほとんど野手を見ていないと思う」と話す。

 あるとき、練習時間の3/4ほどを、投手陣への目配せにあてていた。これまで、野手を重視してチェックしている印象が強かっただけに、鮮明な光景だった。監督就任直後の昨秋から180度変わった行動パターンには、投手陣の再建を目指す指揮官の強い意志が表れていた。今季、チーム防御率はリーグ5位の4・80だった。今秋のキャンプでは球威のある球を投げるのが最優先テーマ。野村監督が歩を進める先に、課題が山積みになっているのだ。

 今季、クライマックスシリーズで敗れた西武渡辺監督は「リードを逆転される試合が多くて、あらためて野球は投手と思った」と振り返っている。オリックス岡田監督も「野球は投手。投手力のあるチームが最後は勝つんよ」と話し、キャンプではブルペンにこもってきた。歴代監督が投手スタッフの整備を最優先に考えるのと同じく、野村監督もチェンジし「投手王国」の復活に、再浮上へのキッカケを見いだそうとしている。(酒井俊作)


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カープ担当記者日記
酒井俊作(さかい・しゅんさく)
 03年入社後は6シーズンの阪神担当を経て、08年11月から広島担当。1人旅と焼酎を愛してやまない。カープが優勝した1979年に鹿児島県で生まれ、京都府育ち。
高垣誠(たかがき・まこと)
 1963年、兵庫県生まれ。89年の入社から様々な部署を異動。もらった辞令の数は社内一と自負するおめでたい人。プロ野球ではかつて中日、オリックスを担当。15年ぶりのプロ野球担当、広島単身赴任も慣れてきた46歳。

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