日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムの野球ページです。



ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画特集


2010年10月14日

野村体制2年目に注目したい:高垣誠

 最近、首のヘルニアに悩んでいる。左腕がしびれ、周に1回程度病院でリハビリを受けているが、症状はあまり変わらない。ポリネックという首を固定する器具を装着していると少し楽なのだが、やたら目立つ。選手や関係者から「どうしたんですか?」「むち打ちですか?」などと心配していただくのが心苦しい。

 ある休日につけて出かけた。信号待ちしていると、母親に連れられた小さな女の子と目があった。すると、何か怖いモノでも目撃したかのように、ゆっくりと母親の後ろに隠れた。決して私の人相が怖かったからではなく、首に見たことのないものをつけていたからだ。そうに違いない。だが、少なからず落ち込んだ。
 落ち込んだといえば、野村監督も少なからず落ち込んでいるのではないか。優勝を掲げての1年目は、厳しい結果に終わった。58勝84敗2分け。勝率4割8厘。84敗は05年の球団ワースト2位タイの負け数で、最終戦に負けていれば球団創設60周年の節目に、不名誉な記録を更新するところだった。
 監督業という仕事をやってみた感想を聞いたとき、少し語気を強めて「勝てば楽しんでしょうね。負ければこんなキツいことはないですよ」と言った。神宮球場では、三塁側観客席のそばを通って引き揚げる。負け試合の後は、失望したファンから非常に厳しい言葉が浴びせられる。チームを預かる身として、引き受けなければならない役割だが、こたえたことだろう。
 それでも、戦いは続く。2年目に向けて「やることはいっぱいある」と話す。ドラフトや外国人選手、他球団の選手獲得などで戦力補強も行うが、まずは崩壊した投手陣の再建など全体的な底上げが必要だ。「結局、練習したもの勝ちなんですよ。そう野球の教科書には書いてある。継続できない人が多いが、実績を残した選手は必ず継続する力がある。その根気をつけないと」。野村体制2年目は、昨季よりもっと厳しく、濃いものになりそうだ。どこまで変われるか、注目したい。


このニュースには全0件の日記があります。


ソーシャルブックマークへ投稿

  • Yahoo!ブックマークに登録
  • はてなブックマークに追加
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿

ソーシャルブックマークとは

カープ担当記者日記
酒井俊作(さかい・しゅんさく)
 03年入社後は6シーズンの阪神担当を経て、08年11月から広島担当。1人旅と焼酎を愛してやまない。カープが優勝した1979年に鹿児島県で生まれ、京都府育ち。
高垣誠(たかがき・まこと)
 1963年、兵庫県生まれ。89年の入社から様々な部署を異動。もらった辞令の数は社内一と自負するおめでたい人。プロ野球ではかつて中日、オリックスを担当。15年ぶりのプロ野球担当、広島単身赴任も慣れてきた46歳。

最近のエントリー




野球ニュースランキング




日刊スポーツの購読申し込みはこちら

  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 野球
  3. コラム
  4. C調気分でどんとコイ!

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/STATS LLC

ここからフッターナビゲーションです