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2010年8月30日

ドラ1今村・貴重な体験から飛躍へ:高垣誠

 仕事柄、電車やバスなどで移動する機会が多い。この季節、車窓から見える田はまさに青田という感じ。その水田の中で、ときおりチラチラと白い棒みたいなのが目に入ることがある。よく見ると分かるが、それはたいていサギという白い鳥だ。サギにも種類があるが、比較的小さく、くちばしが黒くて、足の指が黄色いのはコサギという。川や湖沼、水田などでカエルや魚などを捕って食べる。一年中普通に見られるが、採餌行動などを観察していると実にかわいい。トシのせいかAKB48の魅力がなんなのか私には理解できないが、コサギはイイ。「イイ」なんてカタカナで書くとドン引きされそうだがイイものはイイのだ。

 コサギは青田の中で目立つ存在だが、ドラフト1位もプロ野球選手の中で目立つ存在だ。広島の昨年のドラフト1位・今村が1軍に昇格した。そして、2度の先発機会を与えられたがいずれも2回でKOされ、2軍での鍛え直しを命じられた。

 2度の登板を目の前で見たが、球速は最速でも136キロ。09年のセンバツを制したときのような150キロの剛球は、見ることができなかった。スライダーも思い通りに投げられていない印象だったし、制球にも苦しんでいた。

 大野ヘッド兼投手コーチは「まだ(1軍は)早かったかな」と話した。そもそも、ドラフト1位とはいえ、高卒1年目の選手を先発要員として使わなければならない状況が苦しい。だが、1軍に上げた以上、結果や内容を求めなければならない。「我々が見たかったのは若者らしい思い切りの良さだが、それがなかった。上体だけで投げていた」と大野ヘッド。

 結果として打たれてもいいから、持っているポテンシャルや将来性を感じさせてほしかった、というのが首脳陣の思いだろう。フレッシュオールスターでは最速148キロをマークし、今村自身も「高校のときのいいイメージを取り戻した感じです」と手応えをつかんでいただけに、その豊かな才能を1軍マウンド上でほとんど発揮できなかったことは悔しかったはずだ。

 同じ高卒新人の阪神秋山が先にプロ初勝利を挙げたが、焦ることはない。大野ヘッドも「(1軍で得た経験で)上でやるには何が必要なのか分かったはず。これからどう自分を成長させるかが大事」と話す。これも勉強だ。貴重な体験をしたルーキーが、大きく成長することを願いたい。

 勉強といえば、私も元芸能記者としてAKB48の主要メンバーの顔と名前くらいは覚えておかねば、と努力した。その結果、大島優子ら数人は顔と名前が一致するようになったのだ。で、それを家族に披露すると娘がひと言「お父さんキモ~い」。なぜか、ここでもドン引きされてしまった。


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カープ担当記者日記
酒井俊作(さかい・しゅんさく)
 03年入社後は6シーズンの阪神担当を経て、08年11月から広島担当。1人旅と焼酎を愛してやまない。カープが優勝した1979年に鹿児島県で生まれ、京都府育ち。
高垣誠(たかがき・まこと)
 1963年、兵庫県生まれ。89年の入社から様々な部署を異動。もらった辞令の数は社内一と自負するおめでたい人。プロ野球ではかつて中日、オリックスを担当。15年ぶりのプロ野球担当、広島単身赴任も慣れてきた46歳。

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